「醤油の効果&お麩じゃが」ママの為の食育講座と簡単レシピ vol.9 -ママそらLabs-
- 2012/12/22
- レシピ
【子育て支援サロン食育講師 石垣加津子】
幼稚園教諭、保育士免許取得後、市内幼稚園、市立保育園に勤務
現在泉区子育て支援サロンサポートに従事
マクロビオティックを中心にママ達へ食育指導を行っています。
玄米、乾物、豆、豆腐、海藻、旬野菜を使ったなるべく簡単に出来る健康料理です。
ママのダイエットにも繋がり、アレルギーのお子さんの体質改善にもお役にたてるレシピもご紹介します!
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醤油の効果&お麩じゃが
前回の《高野豆腐のフライ》皆さんから、「作ってみたました」「フライにするなんて、知
らなかった」「お肉が無い時に代用できるかも」と、嬉しいコメント頂きました。ありがと
うございます。
12 月も半ばが過ぎて、寒さも一段と厳しくなり、気持ちは年内にあれこれやらないとい
けない!お子様は学校や幼稚園・保育園もお休みに入り、気ぜわしいですね!
お鍋でコトコト煮ておけば、いつでも食べられ、重宝する煮物を今回ご紹介します。
今回のテーマは《醤油の効果&お麩じゃが》です。
先ずはお醤油の効果をお伝えしますね
◎【消臭効果】 生臭さを消す。刺身に醤油をつけて食べるのは、味だけでなく、醤油に生臭さを消す働きがあるからです。
◎【加熱効果(芳香・放香)】-食欲をそそる色と香りを出します。
焼鳥や蒲焼きのあの食欲をそそる香りは、醤油の中のアミノ酸と、みりんなどの糖分が加熱されて起こるアミノカルボニル反応によるものです。
◎【静菌効果(殺菌)】-食塩分やアルコール、酸が日持ちを良くします。
醤油には塩分とアルコール類と、有機酸という成分が含まれているため、大腸菌などの増殖を止めたり、死滅させたりする効果があります。
◎【緩衝効果】-食べ物をおいしい弱酸性の範囲に保ちます。
醤油には「緩衝能」といって急激な ph の変化を抑え、料理の ph を弱酸性に保つ力があります。
◎【対比効果】 互いに作用しあって発揮する効用 醤油は素材の甘味をより引き立てて
くれます。
◎【抑制効果】醤油に含まれる有機酸類が塩味を抑えて和らげます。
◎【相乗効果】醤油の中のグルタミン酸と、かつお節の中のイノシン酸が働き合うとコク
のある深いうま味がつくりだされます。めんつゆ・天つゆなどがよい例です。
天然醸造のお醤油は、有機大豆、麦、自然塩、天然水で作られています。杉の木樽を使い 3 年寝かせ、機械で絞らず、自然に落ちていく搾りの製法の物は、日本でも少
ないです。大量生産のものは着色料、保存料が入っています。毎日使う調味料ですから、良いものを選びたいですね!
お麩じゃが
(材料)
じゃがいも 3 個
にんじん 1 本
玉ねぎ 2 個
車麩 2 枚
醤油適量
植物油(なたね油かオリーブ油)少々
車麩は水で戻し、手のひらに挟み絞り、ちぎって野菜の上に置く。
お肉が無い時、お肉を少なめにして、かさ増しにもなります。
身体は口から入ったもので、出来ています。日本の調味料お醤油!良いものを選んで、来年のご家族の健康のために、手作りなさってみてください。
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