【イメージコンサルタント 安積陽子】
みなさん、こんにちは。
イメージコンサルタントの安積です。
毎週日曜日のコラムでは、今すぐに役立つ「印象アップのテクニック」についてご紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エレガントに見える振る舞いのポイント
第8回目は、「エレガントに見える振る舞いのポイント」をお伝えします。
いつもの仕草をちょっと意識するだけで、誰でも丁寧でエレガントな印象を与えることができます。そのポイントはとてもシンプル。
今日はすぐに実践できるテクニックを1つご紹介します。
〈エレガントに見せるポイント①〉1つ1つの動きをしっかり完結させる
まずは、日常生活における次のシーンを振り返ってみて下さい。
- 挨拶をする
- お辞儀をする
- お礼を伝える
- ものを渡す
このようなシーンにおいて、皆さんはどのように振る舞っていますか?
たとえが、挨拶をするときやお礼を伝えるとき。「こんにちは」や「ありがとうございます」の言葉を、頭を下げながら言っていませんか?
わたしたちは、無意識のときや、心に余裕がないとき、ついつい言葉と仕草の同時進行型の挨拶をしてしまいがちです。しかしこのような同時進行型の挨拶は、一番大切な「相手とのアイコンタクト」をおろそかにしてしまいます。挨拶やお辞儀をするときは、しっかり相手と目を合わせながら「はじめまして」「よろしくお願いします」「ありがとうございました」と伝える。そして伝え終えたあとに、いつもよりゆっくりと頭を下げる。このように1つ1つの振る舞いを一緒にせず、個別に完結することで、より丁寧でエレガントな印象を与えることができます。
ものを渡すときも同じです。「こちらは○○の資料です」と言いながら手元の資料を渡すときも、言葉と動作が一緒だと、やはり視線が手にある資料のほうへ向けられがちです。
お土産やギフトなど、何かを相手に手渡すときには、最初に「お気に召すと嬉しいのですが」という言葉を相手の目をしっかり見つめながら伝え、そのあとに満面の笑顔で渡す。このように、1つ1つの行動を切り離した振る舞いのほうが、より丁寧でエレガントなあなたを演出することができます。
さらに「手渡し」に関する上級者向けのポイントです。それは、手にもっているものの正面を、最初は自分の方向へ向けておき、いったん胸元に引き寄せてから相手側へと方向転換して渡す。このようにワンクッションを挟むことで、手にあるものをより丁寧に扱っている印象に見せることができます。
年始年末は、お歳暮やクリスマスプレゼント、お年玉など、さまざまなギフトを手渡しする機会がありますね。いつもよりも少し心を落ち着けて、より一層気持ちのこめたギフトを手渡ししてみてはいかがでしょうか?
☆ついにFacebookページが出来上がりました。
よろしければ「いいね」をお願いします(^^)
Facebookページ「安積陽子の美的セルフ・プロデュース術」
http://www.facebook.com/ircjapan/app_266237703485940
国際イメージコンサルタント養成スクール
・・・・・・・・・・・・・・・・・・