「デトックス効果のごぼうと栄養クッキング」ママの為の食育講座と簡単レシピ vol.4-ママそらLabs-
- 2012/11/17
- レシピ
【子育て支援サロン食育講師 石垣加津子】
幼稚園教諭、保育士免許取得後、市内幼稚園、市立保育園に勤務
現在泉区子育て支援サロンサポートに従事
マクロビオティックを中心にママ達へ食育指導を行っています。
玄米、乾物、豆、豆腐、海藻、旬野菜を使ったなるべく簡単に出来る健康料理です。
ママのダイエットにも繋がり、アレルギーのお子さんの体質改善にもお役にたてるレシピもご紹介します!
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デトックス効果のごぼうと栄養クッキング
簡単で作って頂いた方もいらして、嬉しいです。
今回テーマはごぼうをご紹介しますね(^O^)/
最近は子供でも便秘が多く、便秘薬まで出ていますね
日本人は腸が長いのに、欧米の食生活になり、噛まずに飲み込んでしまう柔らかい食べ物が多いです。
そこで少しでも食べて欲しいごぼうを選びました。
食物繊維豊富でデトックスできるごぼう
〈ごぼうの効果〉
ごぼうを食用とするのは世界で日本と韓国だけでしたが、豊富に含まれる食物繊維の効用が認識され、アメリカでも食べられ始めているそうです。
ごぼうの主成分は炭水化物で、その大部分が食物繊維。ごぼうに含まれる食物繊維にはいくつか種類があります。
水溶性食物繊維のイヌリンは利尿効果があり、腎臓の機能を高めるほか、血糖値の急激な上昇を抑制し糖尿病を予防します。
リグニンやヘミセルロースという不溶性食物繊維も多く含まれています。
これらごぼうに含まれる食物繊維は、消化吸収されずにお腹の中を通過するため、胃や腸をきれいに掃除し便秘を改善、大腸ガンの予防になり、同時に悪玉の腸内細菌の繁殖を防いでくれます。水溶性食物繊維は、コレステロール値の低下に有効です。
ほかに、活性酸素の毒性を消す酵素であるペルオキシターゼが多量に含まれるほか、セレンという抗酸化作用があるミネラル、アミノ酸の一種で免疫力を高め、滋養強壮にもはたらくアルギニン、細胞の新生に不可欠で野菜の中でも多く含まれる亜鉛などがごぼうの栄養成分として挙げられます。
*ごぼうの栄養成分参照
ごぼうを選ぶ時は、土付きが日持ちます、紙に包み立てて、涼しい所に置くと長く持ちます。
ごぼうと言えば、きんぴらごぼうが浮かびますが、今回は私の師匠エミさんのネーミング!シュッとした脚になれるそうで、そこから「ミス・ごぼう」としたそうです。
「ミス・ごぼう」の作り方
(材料)
ごぼう —— あまり太くない物、1本
菜種油 —– 大2~3
てんさい糖—- 大2~3
白ごま —— 大1
(作り方)
ごぼうはスポンジで洗い、皮はむかず、水にもさらさない(ポリフェノールが茶色なので、あくが強い訳ではない、白くなるまでゴシゴシしないで下さい。)
斜めに厚さ3mmくらいに切る、お子さんには薄く小さめに切ると食べやすいですね!
フライパンに切ったごぼうを入れ、上からてんさい糖と油をかけ、中火で混ぜないでさとうが溶けてから、優しく混ぜて、ごぼうが柔らかくなったら、出来上がり!
冷めても美味しいので、お弁当、おやつにしても良いですよ!
簡単でしょ!
ぜひ作ってみて下さい。
パパには糖尿病対策やコレステロールを下げる効果。
ママにはダイエット、便秘予防にも。果物のペクチンを加えるとより良いですね!
お子さんにも便秘予防、整腸効果がありますよ!
ママの手作りは家族の健康を守ります。
愛情たっぷり、笑顔の食卓のお手伝いが出来たら嬉しいです。