栩野浩さんママそら「今日の輝くパパ」No.58

「信じること、急がないこと、でもあきらめないこと。」

今日の輝くパパは、栩野　浩さん。
「出産・育児で、予期しなかった悩みに遭遇することもあるかと思います。そのようなときは、悔やんだり自分を責めたりせず、事態を素直に受け入れ、あたりまえのように対応に取り組み、それを真摯に続ける、というのはいかがでしょうか。こどもはすくすく成長するものですし、またそうすることで、私たち自身、同じ境遇のパパ・ママにより優しくなれるのではないかと思います。」
お子さんの重度の食物アレルギーの経験から、アレルギーのお子さん・ご家族の笑顔のためにと日々奮闘されておられる栩野さんのメッセージをどうぞご覧下さい☆

【名前】栩野　浩（とちのひろし）

【お住まい】東京都 (自宅)・沖縄県那覇市(赴任先)

【お子様】長女が、幼児期から重度の食物アレルギーでしたが、遂にこの4月に大学生になりました。

【職業】
食物アレルギーのこどもたちやその家族の quality of life を少し良くするような仕事。
「QOLトラベル」として、アレルギー対応旅行の受入整備や普及に取り組んでいます。

【最近嬉しかったこと】
長女が大学生デビューして、サークルに・新しい友人関係に、めいっぱい楽しんでいること！

【輝くパパの秘訣】
信じること、急がないこと、でもあきらめないこと。
そして、関わっていただいてる皆さまに心から喜んでもらうこと。

【住んでいる街の好きなところ】
東京
・街のつくりが農村っぽい点(以前は田んぼとあぜ道だったことが手に取るように分かる)。
・泉龍寺という大きなお寺とその森。
・経塚古墳という古墳と雑木林。
那覇
・ゆいレールで座席が空いていても、他の人に譲って座らない。
・マンションの目の前の、奥武山公園。
・美らSUNビーチ(豊見城市)

【全国のパパ&プレパパへのメッセージ】
私の家族の場合は「こどもの食物アレルギー」でしたが、新しいパパやプレパパの皆様は、出産・育児で、予期しなかった悩みに遭遇することもあるかと思います。
そのようなときは、悔やんだり自分を責めたりせず、事態を素直に受け入れ、あたりまえのように対応に取り組み、それを真摯に続ける、というのはいかがでしょうか。
こどもはすくすく成長するものですし、またそうすることで、私たち自身、同じ境遇のパパ・ママにより優しくなれるのではないかと思います。

【活動】
平成19年から数年間、久米島(沖縄県)の地域振興策として、
アレルギーっ子とご家族の旅行受け入れに、地域の皆様と一緒に取り組みました。
重度アレルギー児も旅行を満喫できるように、
ホテルシェフが作る味も見栄えも素晴らしいアレルギー対応料理と、地域医療によるセーフティネットを整備。
日本初(世界初？)の、地域連携によるアレルギー対応の取り組みでした。

あれから10年。
久米島で生まれたアレルギー対応の仕組みが進化し、沖縄本島、石垣島、南紀白浜(和歌山)、浜名湖(静岡県)などで、アレルギーのこどもとその家族が宿泊旅行を楽しめるようになりました。
また沖縄では「アレルギー対応沖縄サポートデスク」という社団法人が立ち上がり、ホテル等を指導しています。
沖縄サポートデスクは、私も他のメンバーもアレルギーのこどもを持つ親たちです。
これからも、アレルギーのこどもたちやその家族の quality of life を少し良く出来ればと思ってます。
最後にご案内！
今、アレルギー対応の団体旅行では初めて、北海道旅行(9/22ご出発)をご案内しています。
フェイスブックのQOLトラベルページをご覧ください(他の記事もあります！)。
https://www.facebook.com/qoltravel