「夫婦で同じ目標を持つ事も良いですね。」
今日の輝くパパは、高知でみかん農家をする高橋隆幸さん。
一生独身でいようと思っていた高橋さんは、はじめは家事がめんどくさくて奥様とよくケンカもしていたんだとか。今では家事にも慣れてきて、ご夫婦で短所の部分をサポートし長所は応援するようにしているそうです。「活き活きとしている妻を見ていると元気をもらいます。」とおっしゃる高橋さんからのメッセージをぜひご覧ください!
【名前】高橋 隆幸(たかはし たかゆき)
【住所】高知県香南市香我美町山北
【お子様について】長男9歳 長女3歳
【職業】兼業農家 (製薬会社&みかん農家)
【最近うれしかった事】長女がパパ大好きと何回も言ってくれる事
【輝くパパの秘訣】
・器の大きなパパになる事。最近我慢強くなりました。笑
・活き活きとしている妻を見ていると元気をもらいます。
【住んでいる街の好きなところ】
私の住んでいる香我美町山北は江戸時代からみかんの栽培が続く、小さな産地です。みかんの花が咲く時期に自宅周辺がネロリの高貴な香りで包まれるのが好きです。
ずっとこの町に住んでいるとご近所からのおすそ分け、通りすがりのおじさんとのなにげない会話、田舎特有ののんびりとした生活ができる所。
また、自宅を建設中地中から弥生時代の遺跡が沢山でてきました。江戸時代の物も出てきたので人が住むのには良いところだったのかもしれません。
【全国のパパ&プレパパへのメッセージ】
一生独身でいようと思っていた自分は家族ができて生活が一変、最初はゴミ出しやお風呂掃除などめんどくさく、妻とよく喧嘩していました。しかし子供ができて、苦手な事も日を重ねるごとに慣れて今では苦にならなくなりました。
今では妻の長所短所が分かっってきたので、短所の部分をサポートし長所は応援するようにしています。すると自然と妻も自分の長所短所を補ってくれるようになりました。
夫婦で同じ目標を持つ事も良いですね。
人生は浮き沈みの繰り返しですが、お互いを支え合えるパパママがたくさん増えて日本中の家族がが明るく元気になってほしいと思います。
【目標・活動など】
自分が生まれ育った「山北みかん」の産地は、高齢化や担い手不足でみかん農家が最盛期の3分の1になっています。両親もみかん農家で、なんとかして地元を盛り上げたいと思っていた事をある日妻に話すと、じゃあマルシェをしようと言ってすぐに周りの有志を募り始めました。
その数ヶ月後、11月3日を(いいみかんの日)と称し、地元の広場で「山北みかんこもれびマルシェ」を開催する事ができました。昨年は約4000人の来場があり大盛況で、毎年の恒例行事となりました。
また、妻が農業は「食の源」なくてはならない職業という事で自ら農業女子プロジェクトメンバーに入り農業の魅力を発信してくれるようになりました。そのような活動から地元テレビにも出演が決定したり、さらに女性目線で農業発信をしたいと今年「Mrs.ジャパン」に挑戦、農業の大切さをスピーチし見事日本代表に選ばれました。
今では自分たちでも耕作放棄地にみかんの苗を植えたり、高齢になり栽培が難しくなった農家さんからみかん畑を借りたり、産地を守る活動をしています。
今後も両親、家族と共にみかん産地を守りながら生活をして行ければと思っています。
山北みかんライフHP http://yamakitamikan.com
ライター:高知支部 玉井史織(2018.10.2)
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