未来を担う子供たちがより豊かな人生を歩んでくれるように、そのためのささやかなお手伝いができたら
今日の輝くママは、冨永 紘加さん。
「誰かにお願いして助けてもらうことでママ自身が少しでも楽になって笑顔が増えるなら、周りもみんなハッピーになるのではないでしょうか。」音楽を通し、たくさんの家族が笑顔になる活動を続けておられる冨永さんのメッセージをどうぞご覧下さい☆
【名前】冨永 紘加(とみなが ひろか)
【お住まい】東京都立川市
【お子様】2歳の女の子
【職業】
・ピアニスト、作曲家
・言葉と音の本棚 キッチン・ワルツ 副代表
・東京成徳短期大学 非常勤講師
・音楽教室ピアノ講師
【最近嬉しかったこと】
2歳2ヶ月を過ぎた娘のおしゃべりがどんどん達者になり、意思の疎通や会話が成立し、毎日のやりとりがとても楽しく、面白くなってきたことです。
おままごとではダッフィーにごはんを食べさせようとしていた娘が、「ダッフィーちゃん、いらないって!」とダッフィーがごはんを食べてくれない設定で遊んでいたのが可笑しくて大笑いしました。
最近では人とすれ違うときに、「すみませ〜ん」「しつれいしま〜す」というようになり、それが私の言い方にそっくりだったので驚きました。
日々の暮らしの中で見たり聞いたりしていること、親や保育園の先生たちの行動や言葉をどんどん吸収して真似しながら学んでいる時期なので、それが微笑ましくもあり、自分の行動を見直すきっかけにもなっています。
【輝くママの秘訣】
産前は変な完璧主義が災いして自分の首を締めることが多々ありましたが、子どもがいると家事、育児、仕事の両立は本当に難しいので、妥協点を見つける…というか、優先順位を突きつめて本当に今やりたいこと、やるべき事を最優先に動くようになりました。
優先順位を突き詰めると実際に出来ることは非常に限られていて少なく、以前の私なら出来ていないことに対して許せなかったことが、今は「ま、しょうがない。死ぬわけじゃないし。」と思って手を抜けるようになりました。
夫からはいい意味で完璧主義じゃなくなったと言われています(笑)
そしてとにかく周りに頼る!
夫を始め、実の両親はもちろん、「困った時はいつでも言ってね!」と言ってくれる義両親のお言葉にも甘え、沢山助けてもらっています。
頼ることは悪いことでも恥ずかしいことでもなく、色々抱え込んでしまったり、頑張りすぎて余裕がなくなる方が、ママも子どもも家族も辛い環境を引き起こす可能性があります。
最初は「迷惑じゃないかな、お願いしてもいいのかな…」と躊躇してしまうこともあるかもしれませんが、誰かにお願いして助けてもらうことでママ自身が少しでも楽になって笑顔が増えるなら、周りもみんなハッピーになるのではないでしょうか。
【住んでいる街の好きなところ】
昭和記念公園は季節ごとに変わる木々や花々の姿を見ながらのんびりとピクニックを楽しんだり、広々した原っぱで思いっきり体を動かして遊んだりと、子どもも大人も1日かけて満喫できる場所です。
また「多様な文化が息づくまちづくり」に取り組み、魅力あふれるまちづくりの一環として、「まち全体が美術館」というコンセプトのもと、アート作品が街中に展開されているのが面白いです。
身近なところにごく自然なものとしてアートが溶け込んでいるのはとても素敵ですし、日々のちょっとしたお散歩も作品を巡りながら歩いて楽しめる街だと思います。
【全国のママ&プレママへのメッセージ】
娘が生後6ヶ月の頃から市の一時保育を利用しながら音楽活動などをしていたのですが、娘が1歳を過ぎた頃から自分の活動にもっと集中して力を注ぎたいという気持ちが強くなりました。
急な方向転換となりとても遅いスタートとなりましたが、去年の秋から周りのワーママさん達に色々聞きながら保活を始め、娘が1歳7ヶ月になった今年の4月から保育園に入園しました。
保活を始める前は、フラーランスで保育園に入ることは難しいし、望みは無いだろうから保育園は諦めて幼稚園からと考えていました。
しかし調べてみると保育園にも認可保育園、認証保育園と単に2分化されているだけではなく、ごく少人数の家庭的保育や、企業主導型保育園など様々な形態があることを知りました。
娘が通っているのは企業主導型保育園なのですが、見学に行った時に認証保育園とはいえ国が認定しているので認可保育園と同等水準の保育が受けられること、保育料も認可保育園に近い金額だということがわかりました。
また、認証保育園の場合は自治体から補助金が出る場合も多くあります。
私も調べるまでは知らなかったことばかりで、それまでマイナスな事ばかり考えていたのが、知ることによって「うちでも入園できる可能性は十分にあるんだな」と前向きな気持ちで保活に臨むことができました。
もし本当は社会に出て働きたいけど、フリーランスだから、フルタイムではないからと、知らないまま諦めている方がいるとすれば、少し視野を広げて探してみると意外と受け入れてくれる園が見つかったり、自身の就労形態に合った園が見つかるかもしれません。
ぜひ一歩踏み出して情報を集めてみてください。
【活動】
現在もっとも力を入れている活動が、私が副代表を務めている「言葉と音の本棚キッチン・ワルツ」という親子向けのイベントやワークショップを運営している団体の活動です。
2012年に発足した頃は私も代表を務めるパートナーもまだ結婚前で、子育て未経験の中で、色々と想像を巡らせながら企画を練っていました。
今ではお互い一児の母となり、子育ての見えない苦労も沢山知ることとなり、その経験の一つ一つが企画に活かされ、公演当日の会場設営にも反映されています。
「0歳から音楽と演劇を楽しめる暮らしを当たり前に」というコンセプトのもと展開する独自コンテンツには、世界の名作童話を題材にした「スライド・ミュージカル」や親しみのある歌と本格クラシック音楽の演奏をものがたり仕立てで綴る参加型コンサート「ドラマなおんがくひろば」、親子で楽しめる「おはなしリトミック」があります。
パートナーが脚本と演劇、私が音楽構成と作曲、ピアノ演奏を担当して制作しています。
豊かな音楽と、演劇教育のエッセンスを取り入れ、楽しむだけではなく教育的な要素も大切にしながら、非認知能力の向上にアプローチするドラマチックなステージを都内各地で開催しています。
また親子カフェでのイベント開催といった地域に根差した活動や、近年ではプラネタリウムとの共同制作公演の開催、2018年にはNPO法人リトルワンズおよび内閣府「子ども未来応援国民推進事業」の協力のもと「親子あそびと学びの講座」を実施するなど、たくさんの方々のお力を借りながら新たなフィールドでの活動にも挑戦させていただいています。
未来を担う子供たちがより豊かな人生を歩んでくれるように、そのためのささやかなお手伝いができたら・・・
子育てに奮闘するママやパパたちにとって非日常的な空間と時間を楽しんでもらえたら・・・
家族が笑顔になる1日をお届けできたらいいなという思いで毎回舞台に立たせていただいています。
また、キッチン・ワルツの活動を水面化で支えてくれている事務局のメンバーは、実は乳幼児を育児中のママさん達です。育児をしながらだけど何かやりたい!と思ってくれている方たちが、とても熱い気持ちで一緒に盛り上げくれています。
その生き生きとしたエネルギーにはいつも驚かされ、私たちの活力にもなっています。
例えば、保育園に預けてフルタイムでとは考えていないけど、在宅ワークで手を動かすことはできるな、公演当日の1日ならスタッフとして動くことができるな、など様々なライフスタイルのママさんたちが集まってそれぞれの方法で、惜しみなく力を貸してくれるのです。
キッチン・ワルツの公演はスタッフが赤ちゃんを抱っこ紐で担ぎながら動き回っているので、そんな姿を目にしたお客様からは「素敵な現場ですね」とお声がけいただくことも多々あります。
特に女性は出産を機にライフスタイルが大きく変わり、何かを諦めなければならなかったり、我慢しなければならないことが多くなります。
そんなジレンマを少しでも解消できる場を、今後はキッチン・ワルツがプラットフォームとなり提供できればと考えています。
[言葉と音の本棚キッチン・ワルツ]公式HP
https://kitchen-waltz.jimdo.com/
ライター:東京支部 辻亜耶(2019.11.15)
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