岡田有里Kitchen通信No.11：食を考える①

ママそら☆おきなわへようこそ！

火曜日コラム担当の岡田有里です。

今回のテーマは「食を考える」です。　

食材を選ぶ時にに産地を意識していますか？

産地を意識する理由は様々であると思いますが、地元で生産された食材だから！と「地元」を意識して食材を手に取る事はありますか？

流通が発達した現代は世界中の食材が身近にあります。何も考えずにスーパーでカレーとサラダの材料を買い求めると外国産や他都道府県産の食材が大半を占めるのではないでしょうか？これは日本中どこのスーパーに行っても同じ状況だと思いますが、色々と心配だな・・・と感じて私は食材を見つめています。

かぼちゃを例に見てみましょう。

スーパーに必ずあるかぼちゃですが、国産品の流通は６～１０月前後です。従って１１月～翌５月頃までは輸入品なので一年の半分以上は外国産かぼちゃが流通していて、外国産のほうが低価格です。遠い地球の裏側から運ばれて来るかぼちゃが国産品より安いのはなぜでしょう・・・。

これは多くの食材に共通する問題で、その理由は様々ですが違和感を感じるのは私だけでは無いと思います。

他の土地や季節外の食材が手軽に買える事は大変便利です。でも、それによって四季の感覚や地元食材を理解する感覚が薄れないように生活したいですよね。

豊かで健康な人生を送るためには食生活の質向上が大切です。そして、未来を担う子ども達を巡る食環境向上のためには私たち一人一人の意識を高めることが不可欠です。その為に知るべき事、考えるべき事をこのKitchen通信を通じて皆様と共有していきたいと私は考えています。不定期ではありますが様々な角度から情報を発信していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。