「ママが笑顔になるための、女性のためのアロマセラピーVol.7」〜思春期とアロマセラピー〜
- 2014/5/21
- 支部
子供もパパもママの笑顔が大好き♥
こんにちは。看護師セラピストの岡 栄美(よしみ)と申します。
ママが笑顔になるための女性のためのアロマセラピーを15回にわたりご紹介いたします。
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7.思春期とアロマセラピー
思春期は体も心も女性らしさに目覚める
思春期とは小児期と成熟期の間にあって、女性の体が一番変化する時期だといえます。
体の発達や成熟のスピードには個人差も大きいのですが、一般的には8歳から18歳くらいまでの間を思春期と言います。
女の子の場合は、男の子より一足早く、8歳を過ぎたころから身長や体重がぐんと増え、体つきがよくなり二次性徴が見られるようになります。
この時期になると、それまで活動していなかった卵巣が活発に働きだして、ホルモン分泌を始めることによって体には皮下脂肪が付いてきて、だんだん女性らしい体つきになります。
卵巣からのホルモン分泌の増加は、子宮にも作用してやがて初潮が起こります。
体も心も成長期特有のアンバランスさに揺れています。
初潮は一人前の女性になった証拠といわれますが、実際には月経が始まったからといって、いきなり体も心も大人になるわけではありません。
体は盛んに成長を続けていますが、子宮や卵巣などはまだまだ未熟ですし、ホルモン分泌も不安定。
また、精神的にも、自立したい、大人として認められたいという思いの一方で、まだまだ親や周囲に甘えたい気持ちもある。そんな不安定さに戸惑いつつ成長していくのが、思春期です。
思春期には成長期ゆえのトラブルもたくさんあります。
月経痛や月経不順、ニキビや体臭、情緒不安定・・・ただ生殖年齢に入っていくということを考えると、この時期から薬に頼る習慣を身につけてしまうのは好ましくありません。
ちょっとしたマイナートラブルくらいなら自分でアロマセラピーを用いてセルフケアができる。
そんなすべを身につけることは、健康に生きていくうえでの大きな財産となるはずです。
◎思春期における精油の使い方◎
思春期の場合は、精油の使い方も大人に比べてやや控えめにしておく必要があります。
原則として精油は薬と同じく慎重に扱うべきものですから、思春期の子供が勝手に精油を使用したセルフケアを行うことは危険。
まずは保護者が精油の使い方や濃度などについて教えながら少しずつアロマセラピーについての理解を深めさせていくことができれば理想的です。
●月経痛
月経の期間はホルモンバランスが変化するため、下腹部痛・腰痛・頭痛・イライラなどの不調を訴える人は多いものです。思春期の月経痛の多くは、病的なものではなく子宮の未熟さからおこっているので、年齢が上がるにつれ症状が軽くなる場合も少なくありません。
また、骨盤内がうっ血していると下腹部痛や腰痛が重くなるので体調が良ければ散歩など軽く体を動かすとよいです。月経中は入浴せずにシャワーのみという人もいるようですが、お風呂に入って温まると血行が良くなり痛みやだるさもやわらぎます。
アロマバスに入れる精油は、交感神経のバランスを整えて、不快や症状を緩和する効果のある、真正ラベンダーなどをおすすめします。
●ニキビ
思春期になるとホルモンの活動が活発になって、皮膚の毛穴からは皮脂が盛んに分泌されるようになります。この皮脂が毛穴に詰まって炎症を起こしたものが『ニキビ』です。
にきび予防の治療のポイントは何と言っても清潔。常に皮膚を清潔に保つように心がけることが大切。
さらに真正ラベンダー、ティートリーなどの殺菌作用のある精油が入った石鹸などで洗顔しニキビをできにくい状態に整えましょう。
思春期は本当に体も心も不安定な時期。アロマを使ったケアが親子でできるようになったらいいですね♬
そうすることでよい親子関係が築けるかも(*^_^*)
次回は、成熟時。このコラムを読んでくれているママさんたちの年代についてお話をしていきます。
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