7.言葉のかけ方
「子育てとコミュニケーション」をテーマに、産業カウンセラーとして子育てを通じて実践してきたこと、アナウンサーとして「言葉かけ」のコツ、絵本のことなどを書かせて頂きますね。
「言葉」は人がコミュニケーションを取るうえで欠かせないものですね。
この言葉を上手に使うことで、自分の思うような時間、生活、人生が過ごせます。
「大げさだな」ですって?
いいえ、これは本当。「引き寄せの法則」です。
言葉かけのやり方で自分の周りの世界が違ってきますよ。
少し前に<Vol.3「外見力」>にも書きましたが、プラスの言葉を掛けるのか、マイナスの言葉を掛けるのかで結果が違ってきます。
他人を非難するような言葉を発した時も要注意!
あなたの脳がその非難の言葉を聞いています。他人にマイナスイメージを与えるのではなく、実はあなたの脳がマイナスイメージにとらわれていくのです。
ネガティブはポジティブに変換したいですね。
「自発性」を促す声かけ
さて、今回は子どもに対する言葉かけで良くあるパターンについて書きますね。
「イヤイヤ期は何を言ってもNOだから困る」とか「子どもが自分から宿題をするようにしたい」という意見を聞きます。
どちらにしても「自発性」を促す声かけをしていきましょう。
無理やりさせるから子どもも言うことを聞かないし、こちらもストレスがたまります。
例えば、
「買い物に出かけるよ~。」「いや、いやぁ」
↓
↓
「お外で楽しい買い物か、おウチでお昼寝か、どっちにしようかなぁ。ママはお昼寝がいいなぁ」「いや、いやぁ。」
ポイントは選択させる、ということ。
それも選択させたい方にポジティブなワードをつけておいて、更にイヤイヤ期は反対の方をママが言う。
「宿題しなさい!」「はいはい。」(返事だけでやらない)
「宿題やったの?」「後で」「ご飯の前にやりなさい!」「・・・(無言で反抗)」
↓
↓
「宿題はどうするの?」「やるよ」「いつやるのが、あなたにとっていいの?」
「ご飯の後」「そうなんや。どうしてご飯の後がいいの?」「・・・(なんでやろう?と考えさせる)その方が集中できるから」「そうなんや」
ここでのポイントは、3つ。「やるよ」と表明させること。
そして、自分にとっていつがいいのか考えさせること。
(もしかしたら「やっぱり面倒やからご飯の前にやるわ」となるかもしれません。)
最後は、子どもが出した答えを受け入れてあげること。これも「傾聴」の1つですね。
ご飯の前がいい、と思っているのは親の考えです。「サッサと済ませたら楽なのに」とか「ご飯のあとは眠たくなるのに」とか経験から思っているのですよね。
確かにそうなのですが、一度「集中できる」と言った子どもの考えを尊重してみましょう。
結局はご飯の後に眠たくなってしまったとしたら?しめたもの(笑)
それがその子にとっての「経験」です。
親と同じように「経験」から「ご飯の前の方が楽」と考えるようになります。
自ら考え行動できる=生きる力を養うことにつながるのです。
次回は、大人とのコミュニケーションでの言葉掛けについて書きたいと思います。
大人への言葉がけの記事はこちら>>https://mamasola.net/?p=18472
【尾崎美樹 フリーアナウンサー 絵本セラピスト オフィスeMius代表】
元高知放送アナウンサー。 2006年フリーになり、産業カウンセラー、絵本セラピスト資格取得。
現在、RKCラジオ、高知ケーブルテレビなどでコーナーを担当しながら、内面から変化ができる話し方教室、絵本を使って自分を見つめるワークなどを展開。
地元高校、求職者支援訓練、婚活イベントでも講師を務める。
社会教育委員会、図書館協議会メンバー。2007年6月生まれの男の子のママ
【オフィスeMius HP】http://emius.jp/
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