【イメージコンサルタント 安積陽子】
みなさん、こんにちは。
イメージコンサルタントの安積です。
毎週日曜日のコラムでは、今すぐに役立つ「印象アップのテクニック」についてご紹介します。
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「スケールの法則」
第二回目は、自分に似合う洋服のデザインがわかる「スケールの法則」についてお伝えします。
皆さんのクローゼットのなかには、何年も着ないままクローゼットの奥深くで眠っているお洋服はありませんか?
「イメージコンサルティング」のサービスでは、お客様のクローゼットをチェックし、
「似合うもの・似合わないもの」
「必要なもの・処分したほうがよいもの」
を仕分けしていく「クローゼットアナリシス」というサービスがあります。
お客様のお宅を訪れてクローゼットの中身を拝見すると、必ずといっていいほど「一度しか袖を通していない服」や「値札がついたままのお洋服」に出くわすことがあります。
「お店では可愛いと思って買ったのですが、家で着てみるとしっくりこなくて・・・」
「店員さんに勧められて買ってはみたものの、外で着てみると何だか似合っていない気がして・・」
そのような理由から、自然とクローゼットの奥へ奥へと追いやられ、しまいには買ったことさえ忘れ去られてしまう悲しい洋服たち。
こうした洋服たちを観察していると、ある共通点が浮かび上がります。
その共通点の1つが、着ている人の顔のスケールと、洋服の柄のスケールが大きく乖離しているという点です。
前回のコラムでも、似合う洋服を見つけるためには顔と洋服との「リンキング」を理解することが大切だとお伝えしました。
リンキングには、もう1つ大切なルールがあります。
それは、似合う柄の大きさは、顔のパーツの大きさで決まるという法則。
これを「スケールの法則」といいます。
たとえば、あなたの瞳や鼻、唇のサイズが全体的に小ぶりの場合は、花柄でも水玉でも、小さめの柄を選ばれたほうが、お顔にとても調和して馴染みます。
ストライプ柄を選ばれる場合も、ストライプの間隔が狭めのほうが上品で素敵に見えます。
逆に、瞳や鼻、唇のサイズが全体的に大きめの方は、お顔のパーツに比例した大きめの柄を選ばれた方が、顔立ちが一層美しく引き立ちます。
ストライプ柄を選ばれる際は、少し間隔の広めのものを選ばれた方が、より洗練されて見えます。
この法則とは逆に、万一、顔のパーツが小ぶりの方が大柄のものを着ると、洋服だけが派手に見えたり、下品に見えたりします。
また、顔のパーツが大ぶりの方が、小さな柄を着てしまうと、地味に見えたり、お顔と洋服との間にアンバランスさが生まれてしまったりするわけです。
印象アップのための洋服選びの秘訣は、とてもシンプル!
「お顔とのつながり(=リンキング)」が大切なポイントになります。
もし今週末ショッピングに行かれるご予定がありましたら、前回の「リンキングの法則」に続き、今回の「スケールの法則」を思い出して、皆さんをより一層魅力的に見せてくれる洋服をぜひ見つけ出してくださいね。
「安積陽子の美的セルフ・プロデュース術」
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国際イメージコンサルタント養成スクール
Image Resource Center of New York日本校
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