有機野菜の魅力に迫る! ~旬の野菜その1~
- 2013/6/10
- 発達障害の基礎知識
みなさん初めまして!大地を守る会の栗本です。
大地を守る会は、有機野菜や無添加のおそうざいの宅配をしています。
有機野菜やそれを作る生産者のお話など、今日から3回シリーズでコラムを担当させてもらいます。
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玉ねぎにも、玉ねぎ前線がある?
玉ねぎの産地というと、どんな産地が思い浮かびますか?
大地の広い北海道、関東近郊で千葉県、埼玉県…… もちろん、いろいろ産地はあるのですが、季節によって産地も移り変わります。
桜に桜前線があるように、玉ねぎにも玉ねぎ前線と言っても良いような、産地の移り変わりがあるのです。春は九州から出荷が始まり、夏になるにかけて淡路島などの西日本から関東に産地が移り、秋から冬は東北や北海道に変わっていきます。西から東、そして北へ! もちろん、地域によっても、お店によっても異なりますが、桜前線に似ていますよね!
それでは6月は? というと、玉ねぎのブランド産地、淡路島が旬を迎えています。
淡路島の玉ねぎは、秋に種をまき、冬を越え6~7か月かけて収穫されます。北海道などでは春に種をまき、秋に収穫するのに対し、寒暖の繰り返しの中、徐々に大きくなっていくので甘みが増します。土壌も玉ねぎの栽培に適していることも相まって、ブランド産地となったのですね。
夏のほうれんそうはあっさり?
さて、玉ねぎ前線の次に、ほうれんそう前線のお話も。
こちらも産地は変わっていくのですが、涼しさを求めて山を登っていきます! というとちょっと言い過ぎですが、夏は比較的冷涼な高原や北海道に産地が移ります。そして10月頃になると、また関東平野へ戻ってきます。
ちなみに、夏のほうれんそう栽培は、冬よりも手間が掛かります。雨があたらないようにハウスの中で育て、さらに日光が当たりすぎてエグ味が出ないように、遮光ネットをします。そこまで手間をかけないといけないのです。
冬のほうれんそうと違い、生育日数が短く、あっさりした味わいに育つので、サッとゆがくだけで火が通ります。
同じ野菜でも季節によって違う味を楽しむのも、面白いですよ♪
第2回目は、旬の「とうもろこし」と「らっきょう」についてご紹介します。
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大地を守る会
有機野菜や無添加食品などをお届けする有機食材宅配のパイオニア。1975年に設立して以来、ソーシャルビジネス(社会的企業)として、安全性とおいしさにこだわった食品や雑貨品を販売しています。会員制宅配のほかに、誰でも購入可能なウェブストアや、銀座三越やエキュート東京などに直営店舗も出店。利用者数は約16万6千人、生産者会員は全国に2,500人(2013年3月末現在)。
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