こんにちは。ママそら高知支部の玉井史織です。
2016年3月上旬、「女性が働きやすい環境づくり」をテーマの座談会に参加させていただきました。
参加者は、高知県県民生活・男女共同参画課の方2人と、NPO高知市民会議の方、お母さん先生の会代表の森部理絵さん、ママの声を届けるんだ代表の利岡亜衣さん、そして私ママそら高知の玉井でした。
県では女性の活躍の場の拡大に力を入れているようです。「女性が働きやすい環境作り」のために、現在行っている活動と今後の課題を資料を交えながら教えていただき、そして実際に女性が活躍するために何が必要だと思うか、の意見交換会を行いました。
高知県は全国一の女性活躍県?
・有業者に占める女性割合46.7%(43.0%)
・管理的職業従事者に占める女性割合21.8%(13.4%)
・起業に占める女性割合18.2%(12.3%)
・自治会長に占める女性割合11.6%(4.7%)
*( )内は全国平均
*総務省「平成24年就業構造基本調査」
*内閣府「地方公共団体における男女参画社会の形成又は女性に関する施策の推進状況」(平成26年度)
高知県はいずれも全国1位だそうです!
数字としては1位であり、一見女性が活躍している県に見えますが、実際の所はどうなのでしょうか。
高知県は働きやすい県?
下の図は平成25年度高知県県民世論調査より抜粋しています。
問:女性が働くことをどう思いますか?
問:女性にとって高知県は働きやすい県だと思いますか?
上の問いを見ると、子どもを産んでも仕事を続ける希望の方が多く、次に子どもがある程度大きくなってから再就職を希望される方が多いですね。
2番目の問いを見ると、「高知県はどちらかといえば働きやすい県ではない」と回答している方が36.4%と一番多いですね。
小学生以下の子どもがいる人では、「どちらかと言えばそう思わない」の割合が高くなっているそうです。
これらの問いから見えることは、女性が働くことに寛容な一方で、「働くにあたっての課題が多い」ことがわかります。
働きやすい環境整備が課題
では、次の問いをご覧ください。
問:女性が働くにあたって、どのような課題があると思いますか。
(*平成25年度高知県県民世論調査より抜粋)
これらを見てわかるように、子育て(や介護)と仕事の両立が困難と感じている方が多くいらっしゃいます。
また、出産等で一度退職したあと、再就職を希望してもなかなか困難な状況であることが分かります。家族の協力を必要としている方も多くいらっしゃいますね。
では、理想的な女性の働き方実現のために必要な行政の取り組みは何なのでしょうか。
問:理想的な女性の働き方実現のために必要な行政の取り組み
(*平成26年度 男女共同参画社会に関する県民意識調査より抜粋)
保育サービスの充実や、一旦退職した後の再就職支援の希望が上位ですね。
やはり子育てをしながら働くには、働く間、子どもを見てくれる保育の充実が必要です。女性が活躍するには行政へ「女性への就労支援」が期待されています。
次回は、「行政が現在行っている取り組み」そして、「今後の課題」について書きたいと思います。
→こちら https://mamasola.net/?p=47984
ライター:高知支部 玉井史織
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