こんにちは。ママそら高知支部の玉井史織です。
2016年3月上旬、「女性が働きやすい環境つくり」をテーマの座談会に参加させていただきました。
前回の記事では、高知県県民世論調査等により、集計された、
・高知県は働きやすい県なのかどうか。
・女性が働くにあたって、どのような課題があるのか。
・理想的な女性の働き方実現のために必要な行政の取り組みは何か。
などをグラフにてご覧いただきました。
女性が活躍するには行政へ「女性への就労支援」が期待されている、という事で、
今日は「行政が現在行っている取り組み」そして、「今後の課題」について書きたいと思います。
行政が行っている取り組み
➀女性への就労支援
行政が行っている女性への就労支援として、ワンストップの相談窓口、「高知家の女性しごと応援室」の設置があります。
平成26年6月に開室した「高知家の女性しごと応援室」。
・自分に合う仕事を知りたい
・就職活動の進め方を知りたい
・仕事を探したい
・起業について相談したい
・漠然とした不安を相談したい
など、これから働こう!と思っている方から、子どもが小さいので今はまだ働く予定はないけれど・・という、「働く一歩手前の方」もOKな、女性の就労を支援するワンストップ窓口です。(予約制で託児もついているのでお子さま連れの方も安心です。)
開設299日で、618人から延べ1550件の相談、うち152人が就職されているそうですよ。(H27.12末時点)
「高知家の女性しごと応援室」の詳しい記事は、こちらをご覧ください。
➁女性の登用の促進
女性の継続就職に向けた意識啓発をされているそうです。
経済団体・金融機関・教育機関とのタイアップにより、県内企業の経営者層・管理職層・働く女性対象に、セミナーや研修が開催されています。
今後の課題
働く女性や共働き世帯が多い高知県では、出産・子育て期を迎えた女性が希望の働き方ができる支援、とりわけ働きながら子育てができる環境つくりをさらに強化していくことが重要のようですね。
病児保育の充実や保育園の増設&保育士の増員、
また子どもの病気等があっても休みやすい企業内でのチーム作り、
また、私達母親も甘えるのではなく、お互いにサポートする気持ちで働く、
など、色々な意見が出ると思います。
今後の取り組み(案)
女性の活躍を県民運動とするために、家庭・地域・職場の社会全体で子育てをしながら働く女性を支援する仕組み作りをししていけると良いですよね。
家庭
女性が働くことへの理解がある。男性が家事・育児を分担してくれる
→ 家庭における男女参画の推進
地域
子どもをフレキシブルに預かってくれる場所がある
→ 地域における子育て支援の充実、柔軟に対応できる子どもの預け先の拡大
職場
子育てしながら働くことへの理解がある
→ 働きやすい職場つくり、官民協働による仕事と子育てが両立できる職場風土の醸成
就労支援
いったん子育てに専念しても、これまでのキャリアを活かして再就職できる
→ 希望する女性への就労支援
皆さまは今後、どのような取り組みがあったら、女性が働きやすく活躍できる高知県になると思われますか?
高知県が文字通り、全国一の女性活躍県になるように、社会全体で一体となって取り組んでいきたいですね。
ぜひ皆さまのご意見をお寄せください。
高知県男女参画課のご担当者様、NPO高知市民会議のご担当者様、貴重な機会をいただきありがとうございました。
ライター:高知支部 玉井史織
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