片付けのコツ⑤~人生の断捨離~
- 2014/12/24
- お役立ち情報
こんにちは。立石美津子です!最終回は「人生の断捨離」にです。
片づけのコツ第1回コラムはコチラ
片づけのコツ第2回コラムはコチラ
片づけのコツ第3回コラムはコチラ
片づけのコツ第4回コラムはコチラ
人生の断捨離
人によって価値観は違います。
お金ができたときに何に使うか
●旅行に使う人
●エステに使う人
●スキルアップのセミナー参加費に使う人
●美味しいものを食べるのに使う人
●貯金する人など様々
さて、時間に価値を置く人は、家事の中で掃除時間を短縮することが重要になってきます。
捻出した時間で家族団欒、読書、また凝った料理を作るなど
文献から情報を沢山集めたい人は時間かけて、本読むより「速読トレーニング」を受けます。
(読書に時間をかけたくない私 速読レッスン中)
家事に時間かけたくない人はダスキンメリーメイドなどの家事代行サービスやお掃除ロボットルンバを利用するのがいいかもしれません。
でも盲点が!
■ルンバの盲点
床に物があると止まるのです。
ストッキング、使い捨てマスク、電気コード、輪ゴムを巻き込むと『ルンバを移動してください』と無情にアナウンスが流れます。
それから、ルンバにも段階があって最高級なものは曜日指定もできます。タイマーが作動して勝手に掃除してくれます。
しかし!
そもそも週に何回かしか掃除しない人の家の床は散乱しているので、この機能は宝の持ち腐れ。
動いた途端にストキングを吸いこみ停止。それ以降は掃除をしてくれません。曜日や作動時刻を指定しても、直ぐに何かにひっかかって動けなくなるのですから意味がない機能になってしまうのです。
家人が「掃除済んでいるんだろうな~」と帰宅しても、マスク・ストッキングを吸いこんで怠けているルンバがそこにはいます。
帰ってきた主人に「僕が動きやすいように一応、床は綺麗にしておいてね」と睨んでいるよう・・・
綺麗な家の人がルンバを買い、ゴミ屋敷の家はルンバを買わない。だから綺麗な家は益々綺麗になり、汚い家は益々ゴミ屋敷化
教育講演会に参加するのは超教育熱心なママばかり。
本当に参加してほしい親には来てもらえません。
学力の高い子どもが宿題を欲しがり、勉強が苦手な子どもほど宿題をやってこない。
「汚部屋にルンバは使えない。だって停止してしまうから」
なんだかこれらの風景と似ています。
でも、「せっかく高い買い物したんだし・・・」と片付け始める家人
だから、ルンバがやってきてからは、床に物を置かなくなるようになります。
すると次第に家が綺麗になります。
そこまで考えて作られた商品かどうは?ですが、ともかく家人は重い腰を上げて床の物を整理整頓はするようにはなります。
■壊れ窓理論
“ブロークン・ウィンドウ理論(壊れ窓理論)”という言葉
建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊されていくと言う意味
壁の落書きも放置すると、それが「誰も地域に対し関心を払っていない」のサインとなり、犯罪が起こる環境を作り出すというものです。
だから、トイレの換気扇に埃のツララがある家庭、いつまでも去年のカレンダー、1月になってもクリスマスツリーが置いてある家庭は要注意です。
だんだんと汚部屋化します。
■断捨離
断捨離とは
断・・・入ってくるものを断つ
捨・・・捨てる
離・・・物の執着から離れる
物を整理整頓してもドンドン入ってきたら意味がありません。
「物への執着から逃れ、入ってくるものを断つこと」です!
パンツは7枚と決めたら7枚しか持たない。それ以上増やすとスペースがなくなり、その辺にしまい込むことになります。
1枚買ったら1枚捨てる。時々、1人の人間に対してパンツを30枚、4人家族で「30枚×4人=120枚」も持っている人がいますが必要ありませんよね。
新しい傘を買ったら古い傘を捨てる。洋服を買ったら1年以上着ていない服は捨てる等です。
■人生の断捨離
限られた人生
人間関係の断捨離です。
八方美人になって誰とでも付き合うと疲れます。
自分を高めてくれない人、卑しめる貶める人とは付き合うのは無駄な時間。
距離を置きましょう。
馬の合わないなと思う人と無理をして付き合わないことです。
年末年始イベントのお誘いがあるかもしれませんが、集まる人達の顔ぶれを考え「自分にとって参加する意義がある会かどうか」を吟味しましょう。手当り次第に参加していたら時間もお金も続きませんよ。
■時間の断捨離
時間の使い方も同じ
頭が回転している時は頭を使う資料作りをする。フェイスブックやネットサーフィンは頭がボーッとしている時間にするなどです。
段取り、計画性がポイントです。
■言葉の断捨離
話し言葉や文章の断捨離
「ご承知おきください」「昨日もお伝えしましたが」「ご協力ください」いちいち末尾に付ける人がいます。時と場合によっては「心で呟いていればよいこと」です。
文章も話も長過ぎて一体何を言わんとしているか伝わらない、不親切な話し方
(悪い例)
昨日もお伝えしましたが、明日は避難訓練があります。業務中、お忙しいとは思いますが皆様何卒、ご協力ください。集合場所はビル駐車場で、11時に開始し11時15分には終了する予定でございます。どうぞ宜しくお願い致します。
(良い例)
本日、避難訓練があります。
場所・・・駐車場
時間帯・・・11時~11時15分
メールでも朝礼で口頭で伝える時も前記は伝わりにくいです。
必要事項を端的に伝えた方が親切です。
言いたいことが沢山あるからと、言葉や文章にたくさん詰め込む人がいますが却って伝わりません。大事なことを絞って明確に伝えることです。
■最後に
躾ける時の言葉
(悪い例)
あらあら、絵本踏んじゃって・・絵本さん踏んだら「痛い痛い」って泣いちゃうよ。△△ちゃん絵本さんに嫌われちゃうよ。
(良い例)
絵本は読むもの。踏むものじゃあないよね。
子どもに躾(しつけ)をする時、「言葉を多くすれば伝わる」ってもんじゃあないんです。何でもコーチングすればいいってもんじゃあないんです。単に命じるテーチングも必要又、過保護、過干渉もよくありません。
良い意味でのテキトー母さんはいちいち言葉を吟味しません。結構ざっくり系。でも、テキトーに育てた方が子育てはうまく行きます!そんなことを書きました。是非、読んでくださいね~!
一人でできる子が育つ「テキトー母さんのすすめ」(日本実業出版)
それから、長い文章ですが断捨離しているので軽く読める「毒の向こうに愛があるブログ」を火曜日、金曜日に発信しております。
是非、覗いてくださいね。
↓
http://www.tateishi-mitsuko.com/
「片づけ方」については、もっと書きたいこと沢山あるのですが、却って伝わらなくなるので、この辺でおしまいにしたいと思います。
どこかの出版社が「片付け本」を依頼してくれたら書籍になりますね。
それを期待して待っていてくださいね
片付け本以外のこの二冊もお薦めです
●文章力の決めて(日本実業出版社)
●仕事が速い人と仕事が遅い人の習慣(アスカビジネス)
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
又、来月、新しいテーマでコラムを書きたいと思います。
楽しみにしていてくださいね!
片づけのコツ第1回コラムはコチラ
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立石美津子 プロフィール
32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症・アレルギー児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『はずれ先生にあたった時に読む本』『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』等
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