【イメージコンサルタント 安積陽子】
みなさん、こんにちは。
イメージコンサルタントの安積です。
毎週日曜日のコラムでは、今すぐに役立つ「印象アップのテクニック」についてご紹介します。
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「洋服の値段と価値は本当に比例するのか??」
第4回目は、「洋服の値段と価値は本当に比例するのか??」
その謎を解き明かすために、本当の洋服の価値がわかる「コスト・パー・ウェアリングの方式」ついてお伝えします。
読者のみなさんの多くは、洋服を買うかどうかを決める際に、一度は“値札”をチェックされると思います。 「ちょっと予算オーバーだけれど、気に入ったから買っておこう」「お得な値段だから買っておこう」「質が良さそうだから買っておこう」きっとさまざまな理由で、購入するかどうかを決定されるとおもいます。
では、みなさんは、1枚3千円のシャツと3万円のシャツ。
どちらの方が価値あるシャツだと思いますか?
じつは、「その洋服が本当に投資価値のある洋服かどうか」は、値札に書かれた値段ではなく、「着る回数」できまります。
たとえば、安いからといって3千円で買ったシャツを2回着ただけで飽きてしまえば、1回の着用に支払ったお金は1500円ですね。
でも3万円のシャツを週に1回、1年間で48回着回せば、1回の着用ごとに支払ったお金は、625円になります。
当然、洋服は1年だけ着て処分するということはめったにないと思いますので、長い期間着れば着るほど、一回の着用に投資する金額は少なくなるのです。
この考え方を「コスト・パー・ウェアリング(1回あたりの着用単価)」といいます。
【コスト・パー・ウェアリングの計算方法】
洋服の値段÷想定される着用回数=1回あたりの着用単価
パーソナルショッピング(買い物同行サービス)をしている最中に、一緒にいるお客様が、選んだ洋服を買おうかどうか迷われた際には、よくこの「コスト・パー・ウェアリング」の考え方をお教えしています。
「月に何回くらい着回すことができそうか」「年間で何回くらい着回すことができそうか」「クリーニング代などのメンテナンス代はかかるのかどうか」をじっくりと考えていただいたうえで、その洋服が、本当に投資価値のある洋服があるかどうかを決めていただいています。
みなさんも今後ショッピングに行かれた際には、“値札”だけを見て判断するのではなく、ぜひこの「コスト・パー・ウェアリング」の考え方を思い出してみて下さいね。
本当の洋服の価値がわかれば、納得のいくショッピングが楽しめるはずです。
国際イメージコンサルタント養成スクール
Image Resource Center of New York日本校
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