「子どもがブレます」ママのカメラのお悩み解決1
(ママそら関西 選抜コラムニスト)
ママ向けカメラ教室であった質問ベスト5.
「子どもがブレます」
カメラ教室で最も多い質問5つを写真付きで解説していきますね。
とっても多いのは、「写真がブレる」。
これは「手ブレ」
これは「被写体ブレ」
さて、あなたの写真が「ブレてしまった」ときは、上の写真のどちらでしょうか。
1番の写真は、もってる人の手が、ぶれちゃってます。カメラマンは、手が震えていたんでしょうか。眠たかったのかもしれないですね。
2番の写真は、ベビーの手だけブレてます。
これは、このベビーが相当すばやく腕を振ったのかも。ハンドボールの選手にしなければ。
F1レースでも写真に撮れるのに、ベビーの腕がブレるのは、どういうことでしょうね。
真面目に解説します。
1番について。
まずは、しっかり構えましょう。
それでも、ダメ?
じゃ、フラッシュをたいてみましょう。
「写真、暗っ」
(フラッシュの使い方は、おいといて)
フラッシュに頼るのやめて、三脚使うか、、、というのは、アナログ時代。
さて、デジタルカメラのいいところ。
あなたのカメラのイソ感度(ISO)は、いくつの設定になってるでしょうか。
「ISO」というボタンを使って、数字をあげちゃってください(携帯カメラは自動です)。
手ブレが、マシになるのではないでしょうか。
ただし、「ISO感度」は諸刃の剣。
画質の劣化と引き換えに、暗いところでも撮れるようにしてくれるので、手ブレしなければあげなくていいですよ。
どのくらい劣化するって?そこが、各カメラの能力。よく、売り文句になってるでしょ?「高感度でもキレイ」とか。
ISOをあげて撮ったときは、写真のザラザラ感を、意識して見てみてくださいな。
これなら、ベッドでベビーがこけた瞬間も、足をサッカー選手バリにバタバタさせても、少しはブレずに撮れるんじゃないでしょうか。
「すでにISOの数字高いんですけど?」
「ISOオートになってるんですけど?」
っていう、あなた。
お持ちのカメラのISOでは対処できないほど、そのとき暗かったようです。移動できるなら、明るい窓際で撮りましょう。時間を選べるなら、昼間に撮りましょう。暗い写真になるかもしれないけど、フラッシュをたきましょう。
そのカメラの能力に、付き合ってあげてください。
お子様をたくさん撮ったら、誰かにお願いして、お子様とのツーショットも撮っておいてくださいね。お子様の写真は親のものですが、親子の写真は、お子様の生涯の宝物になります。
いつかお子様が大きな壁にぶつかったとき、「愛された記憶」が、乗り越えるチカラをくれるハズ。
(2015.2.25)
ママそら関西2015企画★選抜コラムニスト
【コラムニスト紹介】
ルカフォト 宮川理恵(みやがわよしえ)
写真館の家庭に生まれ、子どものころから「お手伝いといえば写真のこと」。その反動と、樹木や自然が好きなことから、大学は写真とまったく関係のない農学部。進路に葛藤しながらカメラ関係に就職し、結婚を機に、念願だった化学系研究室の仕事に補助で就くものの、休日は撮影の仕事が入る日々。
子どもを授かってようやく、「家族写真」の価値に気づき、子どもやファミリーを自然体で撮る「ルカフォト」を立ち上げる。今では、勤務時代のような撮影方針も制約もなく家族を自由に撮影。スタジオではなく大好きな樹木の下で、親に抱きしめられた子どもの笑顔を、日々カメラに収める。
http://www.rukaphoto.com/
編集★ママそら関西 支部代表 津村美乃里
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