片付けで子どもに自主性を備わせる~片付けてしまう親が原因~
- 2013/6/19
- 暮らし/趣味
インテリアコーディネーター 小島真子
小さいころから、お部屋の模様替えが大好きでした。でもその半面、片づけは苦手で。
子どもの頃は母に、高校生の頃は友達に、OLの時は妹に、主婦になりたての頃も旦那様に部屋を片づけてもらってと……。どうして苦手なのかな?と思ったときに、片づけの方法を教えてもらっていないのかも?という点に気付きました。それから、どうしたらめんどくさくなくお片付けができるのか?という部分が気になるようになり、収納方法をマスター。それでも、子育て時の日々の片づけは、まさに私にとっては試練の連発。そんな現状をおくっている私と同じ想いをされている方に、少しでも私なりのコツをお伝えできればいいなと思っております。
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悪いのは親?やってしまう親が原因
“子どもが小さいうちは、インテリアにこだわっていられない”“子どもがリビングで遊ぶから、リビングにはおもちゃがあふれちゃう“
それって、子どものせいですか?? 我が家にも知らずとしてできた子どもの立派な勲章は部屋のあちこちにあります。白い壁は、油性ペンでの直筆ウォールデコが施されていたり、TVボードの扉は壊されたりと。予測できないことはしますが、それと自分がやらないことを子どものせいにすることはどうなのかな?って。
いつも不思議に思うのは、学校や保育園ではお片付けができているのに、どうして家ではできないんだろう?? どうしたら学校と保育園などと同様に片付けができるのかな?ということ。
<POINT>
子どもに自分で考えさせ片付けさせる
皆さまの話を聞くと、何回も言ってもしょうがないからという理由で親が片付けてしまっていることが多いようです。親がやってしまうと、子どもに片付けの習慣化は生まれません。私の場合、子どもには、自分のできることは自分でしなさいと徹底して、手出しをしません。手出しをしないというのは、子ども自身に考えさせて、行動させるということです。
息子は、疑問に思ったことを聞く前に、自分で解決しようと努力する姿を見せるようになりました。それが必ずしも正解ではありませんが、わからないなりに自分で考えたことを行っていたので感心してしまいました。このように、子どもが片付けられる環境を親が作ることにより、子どもの自主性が育っていきます。
自分で考えるという力を使わせてあげることにより物事を理解できるように成長するのではないでしょうか。また、子どもが小さくても、自分の好きなインテリアで楽しめばいいのです。自分の好きなインテリアをベースに、子どものことを考えれば良いだけの話。子どもに壊されちゃったり、落書きされちゃったりしてもその機会を楽しめばいいのです。それらをインテリアとして楽しめる時期って限られています。もちろん、防げることは防いでもいいんですよ。
白いソファが好き→子どもが小さくて落書きが気になる→カバー付きのものにして洗濯ができるものにしようと考えてみてはいかがでしょうか。
私自身も日々悪戦苦闘していますが、子どもが●●だから■■しなくちゃいけないってことにこだわりすぎないようにしています。知らない間にそのこだわりが、子どもの心を抑えつけているなと感じることも最近ではしばしば。もう少し子どもを信頼してみる。今の私にとっても大きな課題の一つです。
明日は「どうすれば子どもに片付けを教えられるか?」というテーマでお届けします。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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<小島真子プロフィール>
自営の建設会社のインテリアコーディネーターの他、フリーのインテリアコーディネーターとして活動。各種メディアへの掲載実績あり。他にもセミナー講師、執筆活動などインテリアを軸に幅広く活動中。
インテリアコーディネーター小島真子Blog
http://ameblo.jp/komajimako/
現在執筆中のコラムサイト(家結び)
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