片付けで子どもに自主性を備わせる~片付けの教え方~



インテリアコーディネーター 小島真子

小さいころから、お部屋の模様替えが大好きでした。でもその半面、片づけは苦手で。
子どもの頃は母に、高校生の頃は友達に、OLの時は妹に、主婦になりたての頃も旦那様に部屋を片づけてもらってと……。どうして苦手なのかな?と思ったときに、片づけの方法を教えてもらっていないのかも?という点に気付きました。それから、どうしたらめんどくさくなくお片付けができるのか?という部分が気になるようになり、収納方法をマスター。それでも、子育て時の日々の片づけは、まさに私にとっては試練の連発。そんな現状をおくっている私と同じ想いをされている方に、少しでも私なりのコツをお伝えできればいいなと思っております。
 
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どうすれば子どもに片付けを教えられるか?

 
片付けって小さな頃に改めて親から教わった覚えはないような気がします(笑)幼稚園のときに先生から“使ったものは片付けましょう”っていうことくらいから始まったのかなと。
親が、子どもに、“使ったものはきちんともとに戻してね”ってことだけを伝えても、子どもは片づけを習慣化してくれません。最初に“使った後にもとの場所に戻さないと次に遊びたいときにわからなくなっちゃうから、お人形さんはもとの場所に戻してくれる?”などと、具体的にわかりやすく子どもに片付ける意味を伝えます。
 
このように、小さな子に片付けを教えるポイントはいつくかあります。
 

<POINT>
ここだけおさえればOK・子どもにお片付けを教えるコツ

 
◆子どもと一緒に片付ける意味を考え、子どもと一緒に作業する。
◆ゲーム感覚でお片付けをさせる。“●●の元に戻す場所が分かる人~?”できないと次の遊びや行動に進まない。
◆片付けができたら、大げさなくらいほめてあげる。
◆子どもが片付けをしやすい環境を作ってあげる。
◆毎回やらなくても気にしない。
 
どんな子どもでも、片付け方を教えてもらっていなければ、キレイに片付けることはできません。また、すぐにできることを望まず、少しずつステップアップするように教えてあげることが大事です。子どもが、片付けをできないのは、実は親のせいなのです。
片付けはしつけの一環です。親が教えてあげる必要があるのです。
片付けを通して、実は、責任感が強くなる・物を大切にする・判断力がつくなど、とても大切なことを教えているのと変わりないのです。
 
“うちの子は、なんで家だとできないんだろう~”って、私も最近まで悩んでいました。学校でできて、家でできない理由はどこなのかな?と気になっていて。子どもが主体の考え方しかしていなかったのですが、実はその原因は子どもではなく、私自身の行いだったのだなと改めて感じて、納得です。
 
もう小学生だから、もとに戻すことができるだろうっていう勝手な仮定を作り、それを前提に子どもに話を進める。年齢とかではなく目の前の子どもの状態をきちんと見て、そこから片付けを段階的にステップアップするように持っていくことが、片付けを習慣化することなのだなと感じています。
 
※こんな感じに子ども自身に中に物を片付けることが楽しめるように教えてあげるのもよいですね。宝箱に自分の宝物をしまう感覚を。こちらはポンポン詰め込むことができますので、子どもにとってファーストステップ。
大きな部分にもとに戻すということができたら、小さな部分にも戻すことができるように段階を見てみてください。
 


 
最終日の明日は、「親の意識を変えるためには」をテーマにお届けします。
 
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
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<小島真子プロフィール>
自営の建設会社のインテリアコーディネーターの他、フリーのインテリアコーディネーターとして活動。各種メディアへの掲載実績あり。他にもセミナー講師、執筆活動などインテリアを軸に幅広く活動中。
インテリアコーディネーター小島真子Blog
http://ameblo.jp/komajimako/
現在執筆中のコラムサイト(家結び)
http://iemusubi.com/column/author/13
 
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黄野 いづみママそらディレクター

投稿者プロフィール

株式会社ママそら ディレクター
株式会社LIVLA 取締役
ピープルビヨンド株式会社 取締役
16歳で単身アメリカへ留学。学習院大学に入学・卒業し、その後に再度渡米。テレビ局や日系メディア会社にてインターンとなる。帰国後は出版社で、約10年間、広告営業や企画編集ライターなどに従事するとともに、プロジェクトマネージャー、チームリーダーを経験する。出産を機に独立。
「子どもの輝く未来のために、子どもの心を育み親子でHAPPY に!」をコンセプトに、木製玩具、アートグッズの輸入販売や心を育む遊びの提案を行っている。海外生活の経験を活かし、楽しみながら英語に触れることのできる遊びも紹介。グローバル時代を生きる子どものために、豊かな感性や表現力、発信力、人間力を育むプロジェクトに取り組んでいる。
株式会社ママそらでは創業時からディレクターを務め、複数のプロジェクトの統括やスタッフ管理・育成に携わるとともに、ライター育成も行っている。
HP  http://www.twinklekidsstar.com
Facebookページ https://www.facebook.com/kidsstarjapan

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