「頼ることを怖がらないで。」
今日の輝くママは佐々木ホゲットさん。
娘さんが生まれてしばらくは、誰かに預けたり頼ったりすることができず苦しい時期をすごしたこともあったという佐々木さん。他人を信頼し預けることができるようになってから徐々に、他人を許すことができるようにもなったそうです。
自分に余裕ができた時困っている人に手を差し伸べたらいい、少し迷惑をかける気持ちで他人を頼ってみてください。とおっしゃる佐々木さんからのメッセージをどうぞご覧ください☆
【名前】佐々木 ホゲット(ささきホゲット)
【お住まい】高知県須崎市
【子ども】1歳 女の子一人
【職業】
すさき まちかどギャラリー 企画・運営・管理・会計
【最近嬉しかったこと】
来年度の企画が順調にすすんでいること(笑)
【輝くママの秘訣】
今の自分がどんな状況であっても、自分を客観的に見つめる。そして、どれだけ恵まれているか知り、感謝の気持ちを持つこと。
【住んでいる街の好きなところ】
食べ物がおいしいところ!自慢のご当地キャラ「しんじょう君」がいること!前向きな人が多いとこ!
【全国のママ&プレママへのメッセージ】
頼ることを怖がらないで。
他人に頼ることができない理由は二つ。
一つは心配や不安。(自分の方針と違うことをされたらいやだ・けがさせられたら怖いなど)
もう一つは性格。「他人を頼る=迷惑をかける、悪いこと」のように感じていないですか。
私自身、人に頼ることが苦手。
どんなに忙しくても自分で全部やってしまう、もしくはできなくて自分を責めるタイプ。いつも疲れていたし、不平不満も多かった。
娘が生まれた後も、主人にさえ「早く帰ってきて」と頼むことができなかったです。こどもを一人でみることができないのは、母親失格じゃないか、一時預かりだって本当は裏で「こんなに小さいのに預けに来た。。。」と思うんじゃないか、本当は皆、迷惑だと感じているんじゃないかとか、勝手な想像をしていました。また、「母親でさえこんなに大変だから、他人はなおさらだろう、他の人に預けるなんて、迷惑をかけてはいけない。」そんな気持ちもありました。
他人に迷惑をかけずに子育てをし、家族が笑顔でいられるよう家事をこなし、友人とランチにいき、ブログも更新して・・・。そうならなきゃ、皆そうしてるんだから。そう思い込んでいました。頼れない+他人との比較…しんどかったです。毎日SNSを見て落ち込み、娘にイライラ。そんな時、ウツウツした私に気が付いてくれた主人が週に1回義母に預けるよう提案してくれました。最初は「迷惑をかけたくない」「自分でできる」の、一点張りでしたが、根気よく説得してもらったおかげで、預けることになりました。
そこからは、吹っ切れたように一時預かりを利用したり、友人のお母さんに預かってもらうこともしばしば。それまでは、自分に厳しく、同じように他人にも厳しい目を向けていましたが、他人を信頼して、預けた時から徐々に、他人を許すことができるようになったと思います。他人の失敗や、個性を受け入れられるようになったというか、共同作業をしていて「自分の思うものとちがうな」っていうものができた時も、「こういうのもありかな。OK!」と思えるように。一人で生きているんじゃないって、実感して生活の中で実践でき始めたのかもしれません。
子どものこと、それ以外でも、誰にも迷惑かけずに生きていくことなんて、どだい無理な話ですよね。赤ちゃんなんて、その最たるもので、一人じゃなんにもできない。でも、お母さんや、お父さんはそれを迷惑だなんて思いません。むしろ愛らしいですよね。
「手がかかる子ほどかわいい。」大人もそう。「助けて、頼らせて」と、素直に声を出してる人、そして助けてもらい、かつ愛されている人、周りにいませんか。私の周りには多いです(笑)
子供が育って自分に余裕ができた時、今度は助けを必要としている人に手を差し伸べたらいいんだと思います。少し迷惑をかける気持ちで他人を頼ってみてください。きっとそうやって世の中はできているんですよ。
【目標・活動】
普段は古民家ギャラリーで展覧会や、催しを企画する仕事をしています。現代アートなどから、地域で表現活動をしている方の個展など、様々な展覧会を催しています。
高知県外から現代アーティストを招致、新たな価値観を持ち込み、須崎市の既存の魅力を再創造する「現代地方譚アーティストインレジデンス須崎」では、国内の美術関係者からも注目していただいてるプロジェクト。須崎から日本の美術界へ、どんな発信ができるのか、予想もつかず私自身がワクワクするプロジェクトです。
また、地域で活躍する表現者を掘り起こし、発表の場を設けることで、地域の芸術文化活動への意欲向上にも力を注いでいます。
様々な文化や芸術が、愛されて日常にあることで、人々の心に穏やかな空間ができると信じています。その空間を持つ人が更に周囲の人を癒す、助けるものを生み出します。許すことや、手を差し伸べること、いろんな人がいて、いろんな意見があり、それらを受け入れること、それが沢山できる町はきっと子育てしやすい街になっていくと信じています。
今後はちいさい頃から美術に携わる機会も設けたいなと。
その為にも、小さなお子さん連れの方が来た時に、施設的にフォローできなくても、ママ目線のソフトなフォローをしていきたいと思います。
☆ブログ:http://blog.livedoor.jp/nurse_nurse_nurse-hogget_san_susaki.jp/
ライター:高知支部 玉井史織(2016.9.20)
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