「自分がやりたいことを、とにかく1歩ずつ実現していくこと!」
今日の輝くママは、高橋ライチさん。
「子どもの手が離れたら自分のことをやればいい」と言われたりしますが、私は子育てと同時進行をおすすめします。たくさんの人生経験の中で培われた学びを原動力に活動を続けておられる高橋さんのメッセージをどうぞご覧下さい☆
【名前】高橋ライチ(たかはし・らいち)
【お住まい】東京都中野区
【お子様】
家族構成は、最初の結婚の時の娘・22歳(専門学校生)と、2回目(事実婚)の時の娘・12歳(中学生)、そして3回目の現夫、の4人家族です。
【職業】
コミュニケーション・カウンセラー
【最近嬉しかったこと】
仕事で思うような成果が出せずに落ち込んでいたとき、22歳の娘が「でもママは、ママにしかできない仕事をしているんだから、すごいよ」と言ってくれたこと。
成果よりも取組みそのものの価値を感じてくれていたのがうれしかったです。きっと本人もそんな風に仕事に取り組める土台ができている、と思いました。
【輝くママの秘訣】
自分がやりたいことを、とにかく1歩ずつ実現していくこと!
いろんなことをあきらめていた時期は、ぼんやりしているか、人を羨んでいるか、家族にあたっているか…と今思えばひどい状態でしたね(笑)。でも、一足飛びに変えるのではなくて今ある環境の中でできることから少しづつ形にしていこうとすれば、必ず前に進みます。形にこだわらず、いろんな企画にかかわるうちに、人のつながりができ、次の仕事につながるという波に乗って、だんだんと今の場所へ「運ばれて」きた感じです。人の手をたくさん借りてこれたのも、私を大きく成長させてくれました。
・あきらめない
・形にこだわらない
・人の手をたくさん借りる
これは、子どもたちにも伝えたい、私の人生訓になっています。
【住んでいる街の好きなところ】
高卒で上京してからずっと東京にいます。単館上映の映画、セミナー、トークライブなどとにかく情報や人が集まっていることと、いい意味で他人に無関心なところが居心地よいです。同時に、自然の中で過ごすことも、異文化に触れるのも好きなので、これからは拠点は東京におきつつ、もっと全国、世界も移動しながら活動していきたいですね!
【全国のママ&プレママへのメッセージ】
子どもたちはたくさんのギフトをくれます。それをしっかり受け取っていきましょう。もしかしたら手元にあるのに開け忘れてるギフトボックスがまだあるかも?同時に、子どもと暮らしながら、自分自身の人生を歩くという視点をプレママ・乳幼児ママのうちから持っていると、親子ともラクだと思います。
そして思春期以降は、親の生き方が子どもに与える影響のほうが、実際に世話をすることよりもだんだん大きくなっていきます。
よく「子どもの手が離れたら自分のことをやればいい」と言われたりしますが、私は子育てと同時進行をおすすめします。同時進行だからこその面白さ、喜び、大きな成長がもたらされます!自分、パートナー、子どもたち。それぞれが輝く方法を、ともに探していくことを楽しんでみてくださいね。
【フリー記述。目標・活動など】
23歳で1人目を出産して、周りの友人たちがまだ学生だったり、仕事に打ち込んだりしているのを見ながら、孤独と焦燥を感じていました。男女差の不公平も感じながらパートナーシップもうまくいかず、ダメダメ期を過ごしました。離婚を経て、シングルマザーの友人とシェアハウスを立ち上げ、いろんな人と子育てしながら、仕事や表現活動をしてきました。
2002年に第二子が生まれた時、10年前の第二子産後の煮詰まりを鮮やかに思い出し、「そうだ、あの頃私がほしかった『仲間』や『活動』のできるコミュニティを作ろう」と始めたのが【こぶたラボ】です。「子育て中こそ部活動を!」をコンセプトに、子連れで来れるけど子どものための活動ではなく大人が自分の興味関心のもとに活動する場。ゴスペル、ヨガ、ベリーダンスといった部活や、ナチュラルスイーツや安全なクリーニング、東洋医学の知恵など、こころ・からだ・くらしを学ぶ講座、そして『こぶたカフェ』と銘打って、給食(ランチ)の提供、小テーブルごとのミニ講座、リラクゼーションの提供を同時に行うイベント…など様々な企画を展開してきました。
当時まだ珍しかった、子連れで提供する・される活動の場は、この12年のうちに本当にたくさんできました。ある意味、先駆者としての役割を終えたような気持ちがあります。現在はこぶたラボの活動としては、他団体と一緒に「IT時代の子育て」「中学受験を考える」といった思春期にさしかかる子どもを持つ親向けの企画を単発で行っています。2014年・15年は行政との協働で「ごみ減量」にまつわるくらしの連続講座の開催などを行っています。
こぶたラボと並行して、自分のために心理学やカウンセリングを学んでいたのですが、学ぶほどに「これは子育て中の女性みんなが知っているとよいのでは」という思いが強くなり、身近な人にカウンセリングや「聴き方」の講座を提供するようになりました。
現在カウンセリング事業は【株式会社タンジェリン・ラボ】という非営利型の株式会社で行っています。この会社は、こぶたラボ時代から応援してくださっている10名の株主の方が無配当で出資してくださり、2012年に設立となりました。
パートナーシップや子育てに重要なコミュニケーションについて、私たちは学校ではあまり学ぶ機会がなく、身近な大人のやり方を踏襲しています。でも、それでは家庭環境に恵まれなければずっと幸せになれないのでは?そんなの不公平では?と思います。だからこそ、大人になってからでも学ぶ機会を作っていくことが重要で、ことに子育て中に学べば、その子どもたちは良好なコミュニケーションのやり方を自然に身に着けることができます。
コミュニケーションの中でも特に重要で基本となるのが「聴く」ことです。
私がお伝えしている【ブライト・リスニング】という聴き方は、ココロの声を聴く聴き方。言葉の表面ではなく、その人が本当に言いたいこと、望んでいることに耳を傾けます。私たちは自分自身の本当に望んでいることすら、聴けていないことが多いものです。ちゃんと聴いてもらう体験をすると「私って本当はこう思ってたんだ!」と自分でもびっくりしたり、感動したりしますよ。
こんな風に、自分自身にも、家族や仲間にもしっかりとココロを傾けて聴いてあげることができたら、私も3回も結婚生活をメンバーチェンジしないで済んだはずです(笑)今となっては、3度の結婚も貴重な財産ではありますが。
現在力を入れているのは、【リスニング・ママ プロジェクト】という活動です。
これは、こぶたラボがリアルに話のできる場であったのに対し、今はコミュニティはたくさんできていますが、そこまで足を運ぶことができない人に提供したいWEB上のサービスです。Skypeというオンラインの無料通話を使って、妊婦さん~未就学児のママを対象とした「20分間、お話しを聴く」サービスです。
・小さい子がいて遠くまで出ていけない。
・体力的に外にでづらい。(切迫や産直後、感染症など…)
・近くのコミュニティでの人間関係がうまくいっていない。
・近くのコミュ二ティでは話せない話題がある。
・人に会う気分ではないが、モヤモヤする。
・人に会うほどのこともないが、最近大人と話していない。
そんな時に、寝間着のままでも移動もせずに気軽に利用できる「話せる場」です。聴いてもらうことでスッキリし、子どもや家族との関係がよくなります。現在、リスナー(聴き手)3名で決まった曜日時間帯にサービス提供を行っていますが今後もっとリスナーを増やして、毎日、どの曜日でも聴いてほしいときに聴いてくれる人がいる、という状態にしたいと思っています。
リスナーの条件は幼稚園~小学生までの子育て中の母ということ。つまり子どもとの暮らしに関するストレスに多くの説明がいらない、共感的な立場の女性です。リスナーはボランティアですが、研修(有料)を受けて現場に出ることで自分自身と家族のために、一生役に立つ財産:「聴く力」を身に着けることができます。ちょうど手がかからなくなり始めたけど、まだフルタイムで働くには…という時期の方がリスナーとして活動すると、思春期にさしかかる自分の子育てにも役立ちますし、貢献による自信がこの先の就業などにも役立ちます。
子育て中の孤独や煮詰まりを解消し、提供する側も自分の人生を豊かにできる【リスニング・ママ プロジェクト】をぜひ利用してみてください!
~話せる場、聴く力をすべてのママに~【リスニング・ママ プロジェクト】
高橋ライチブログ http://ameblo.jp/lychee-tangerine
ライター:東京支部 辻亜耶(2015.8.21)
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