はまぐりで作ったオリジナル貝合わせで遊ぼう【子どもの心を育む遊びのヒント】
- 2015/2/28
- 子育てのヒント
はまぐりで貝合わせを作りましょう♪
もうすぐ3月3日、雛祭りですね。
我が家は男の子なので、雛人形を飾ったりはしませんが、桃の花を生けるなどして桃の節句をお祝いしています。
雛祭りのご馳走と言えば、ちらし寿司にはまぐりのお吸い物、白酒、菱餅、雛あられ。はまぐりをいただくのは、はまぐりは対になっている貝殻でなければぴったりと合わず、そのため仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められているため。
そしてそのはまぐりの貝殻を使った遊びが、平安時代から伝わる貝合わせです。貝合わせはもともと、貝殻そのものの美しさを競う遊びだったようですが、その後貝殻の内側に歌や絵を描きそれを伏せて並べ対を探す“貝覆い”となり、今ではこのトランプの神経衰弱に似た遊びを貝合わせと呼ぶようになったようです。
そこで今回は、はまぐりを使って作るオリジナル貝合わせをご紹介したいと思います。
2~3歳の小さなお子様の場合は同じ模様を描き当てっこするゲームがおすすめです。
※昨年は息子が2歳のときに作って遊んだ神経衰弱についてご紹介しています。
こちらをご覧ください↓↓
「雛祭りには手作り“貝合わせ”で親子遊び」
今年(息子5歳)は少し変わった貝合わせを作ってみました。
まず用意するものは、大きめのはまぐり5個以上(できるだけ同じ大きさ、同じ柄を選びます)、油性ペンまたはアクリル絵の具。
はまぐりは中身を美味しくいただき、殻をきれいに洗います。重層で洗うとにおいも落ちますよ。
対になる貝殻を揃え、内側に絵を描いていきます。今回は息子とどんなペア(マッチング)が良いか話し合いました。
すると、「動物」と「その動物の住むところ」、または「食べ物」でマッチングを作りたいとのこと。つまり、対になった貝の一方にウサギの絵、もう一方に人参の絵というように。
どんな生き物にするのか、その生き物はどこに住んでいるのか、何を食べているのかなどを話しながら絵を描いていきました。
そうしてできあがったのがオリジナル貝合わせを全てを伏せ、神経衰弱の要領でペアになる貝殻を当てて遊びましょう。
貝の表面の模様ですぐに分かってしまうのではと思いましたが、意外にもそんなに簡単に合いません^^
雛祭りではまぐりが手に入ったら、ぜひ親子で制作してみてくださいね。
心を育む、子どもをギュッとハグする、心をハグする……そんな想いがいっぱいの「子どもの心を育む遊びのヒント(ここハグ)」。遊びや体験を通して子どもの心を育むために私たち大人ができることとは? 子どもの輝く未来のために奮闘中の黄野いづみがお届けします。