心を育む遊びのヒント ~雛祭りには手作り“貝合わせ”で親子遊び~
- 2014/2/17
- 子育てのヒント
心を育む、子どもをギュッとハグする、心をハグする……そんな想いがいっぱいの「子どもの心を育む遊びのヒント(ここハグ)」。遊びや体験を通して子どもの心を育むために私たち大人ができることとは? 子どもの輝く未来のために奮闘中の黄野いづみがお届けします。
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*雛祭りと言えば……*
3月3日は桃の節句、雛祭りですね。女の子のいらっしゃるご家庭では、雛人形を飾って成長と幸せを願われることでしょう。
雛祭りのご馳走と言えば、ちらし寿司にはまぐりのお吸い物、白酒、菱餅、雛あられ。
はまぐりが食される理由は、こうした二枚貝の貝殻は対になるものでなければぴたりと合わないため「良い相手と巡り合いますように」「一人の人と一生添い遂げるように」との思いから。
そしてこのはまぐりの貝殻を使った遊びが「貝合わせ」。対になる貝殻の内側に同じ絵が描かれており、それを伏せて並べて対を探すという、トランプの神経衰弱に似た遊びです。そこで今日は、“手作り神経衰弱”についてご紹介したいと思います。
*手作り神経衰弱は
楽しめる要素がたくさん*
トランプで神経衰弱をすることはよくあると思いますが、小さな子どもでももっと楽しめる方法はないかしら? と考えを巡らせていたのは、息子が2歳のとき。子ども用に、「絵合わせカード」なども販売されていますが、せっかくなので自分たちで作ってみよう! と私。
用意したのは、厚紙と折り紙。厚紙を切って、折り紙を星形、丸、三角、四角に2枚ずつ切って、後は貼るだけ。簡単でしょ。
実はここには、小さな子どもが楽しめる要素がたくさん詰まっているんです。まずは、子どもの興味に合わせた“絵柄”。今回は、“形”を4種類用意していますが、これは乗り物や食べ物、数字など、興味や学びたい内容に応じてアレンジしてもOK。
さらに、折り紙を切ったり貼ったりという作業。これは手先の巧緻性を高めるのにおすすめです^^
そして、自分で作ったものを並べて遊ぶ記憶力ゲーム。カードを自由に増やせるので飽きることもありません。
最初に制作したのは2年前ですが、今回はこれを応用して、新バージョンを作ってみました。
雛祭りではまぐりをいただいたならぜひこの貝殻を使っていただきたいのですが、まだ時期的に手に入らなかったので手芸店で購入したハート形のマカロンポーチ(コインケース)用台座を使用しました。
表に好きな布地を貼り、内側には先に述べた神経衰弱と同じく、対になる絵柄を用意してはります。シール付きのフエルトを使うと簡単です。
今回はハート、三角、四角、丸を対にしたほか、色も4種類用意して、形合わせだけでなく色合わせも楽しめるようにしたのがポイントです♪ (こうすることで少し複雑になり頭を使います^^)
雛祭り時期になるとはまぐりも出回りますので、お子様の成長を願って食事をした後はぜひ手作り貝合わせでお子様と一緒にたくさん遊んでみてくださいね。
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