ランドセル 最新情報 選び方のポイント 〜ランドセルを賢く選ぼう〜
- 2014/11/26
- ママの雑学
皆様こんにちは。
ランドセル専門店、カザマランドセル銀座ショールーム店長の風間です。
お子さまとのランドセル選びは楽しみですが、
長く使うものなので失敗はしたくないものです。
今回はランドセル選びのポイントについてお話ししたいと思います。
コラム第1回はコチラ
【選び方のポイント①】
体に合ったものを選ぶ
一見どれも同じ形をしているように見えるランドセルですが、
メーカーによって製法もこだわりもそれぞれ。
特に背カン(肩ベルトの付け根)と呼ばれる部分はメーカーによって特徴があります。
デザインや色だけで体に合っていないランドセルを購入してしまうと、
ごくまれにですが背負ってみると肩が痛いと感じることがあります。
可能であれば購入する前にお店に出向き、実際に背負ってみて、
当たって痛いところがないか試してみるのが安心です。
また、入学してから毎日背負って学校へ通うランドセルです。
ランドセル自体の重量も気になりますね。
1,000g~1,400g程度のものが一般的ですが、
一部軽量タイプも出ています。
お店で試着した時は空っぽで軽く感じても、
実際は中に沢山の教科書や教材を入れて使うので、
特に体の小さいお子さんの場合はなるべく軽量のものを選ぶことをおすすめします。
お店でランドセルを試着した際のチェックポイントは、以下動画をご覧ください!
【選び方のポイント②】
素材や耐久性をチェック
コラムの第1回目でもお伝えしましたが、ランドセルの素材は天然皮革と人工皮革の大きく2種類に分かれます。
それぞれ
●天然素材(牛革やコードバン)…風合いがあり長く使うほどに味が出るが、重量がある。
●人工皮革(クラリーノやテイジンコードレ)…軽くて丈夫、傷づきにくい
という特徴があります。
左が天然素材、右が人工皮革
また、縫製も要チェック。
メーカーによっては値段に関係なく、縫い方が甘かったり、
長く使うとマチ部分がつぶれてしまうなどもあります。
負荷のかかる部分には十分に補強縫いを施してあるものや、
マチ部分にも芯素材を使用し、形を保てるように工夫してあるなども確認しておくといいと思います。
ちゃんとしたメーカーのランドセルは、
負荷がかかる部分にもう一枚革を被せて補強しています。
【選び方のポイント③】
飽きのこない色やデザインを選ぶ
最近はランドセルのデザインや色はとても種類が豊富ですが、これから6年間使い続けることを考えて、
飽きのこないような色やデザインを選びましょう。
お子さまだけでは長く使うことを想像するのは難しいので、きちんと大切にできるか、一緒によく話してみてください。
【選び方のポイント④】
使いやすいサイズを考える
容量はA4教科書サイズ、A4クリアファイルサイズ、A4フラットファイルサイズ、
マチの幅も11㎝、12㎝とメーカーや型によってサイズに差があります。
学校で指定はないかの確認と、指定はなくても大きなファイルが入った方が便利なシーンはあるかなど、
お友達に入学する予定の学校の先輩ママがいれば、
確認してみるのがいいかもしれません。
【選び方のポイント⑤】
安全性について
低学年のうちは比較的早い時間に帰宅することが多いですが、
高学年になると部活動などで帰宅時間が遅くなり、
帰るころには外が暗くなってしまうことも・・・。
車のライトを反射してくれる反射盤がついているランドセルも多数ありますし、
防犯ベルが付けられる金具(ナスカンやDカンといいます)が付いているかも安心ポイント。
ナスカンやDカンは引っかかって車やバイクなどに引きずられることのないよう、
あまりに荷重がかかると取れる仕組みになっているものもあります。
お子さんの安全にとっては大切なことなので是非、確認してみてください。
【選び方のポイント⑥】
保証付きなら安心!
今やランドセルの6年間保証は絶対条件!
壊れたり、パーツなどが取れたときに修理に出すことができます。
保証内容もメーカーによって違ってくるので確認しておきましょう。
今回はランドセル選びの主なポイントをご紹介しましたが、
その他にも最近では、運びやすく持ち手のついているものや沢山収納できるファスナーポケットの大きいもの、
その中に鍵をしまえるフックがついているもの、
パーツがカスタマイズできたりフルオーダーできるものなど、
色々な機能を兼ね備えているものが登場しています。
種類が多いだけに、その中からお子さまに合ったたった一つを選ぶのはとても難しいかもしれませんが、
この機会にお子さんと沢山話して、ランドセル選びを楽しんでみてはいかがでしょうか?
(有)カザマ
カザマランドセル銀座ショールーム店長
風間麻里
アパレル量販店の販売、店長を経験後、某アクセサリーブランドの物流関西支部の立ち上げに参加、運営その後親類の経営するランドセル製造、販売の(有)カザマに転職。ランドセル販売員期間を経て関東1号店となるカザマランドセル銀座ショールーム店長に就任。5歳の男の子のママ。
コラム第3回はコチラ
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