「目標を設定すると起きること」ママになってもイイオンナ vol.10 -ママそらLabs-

【イイオンナ推進プロジェクト代表　網野麻理】

プロコーチ（ビジネスコーチング・パーソナルコーチング）・企業研修講師・「イイオンナ推進プロジェクト」代表

「イイオンナ推進プロジェクト」とは、日本中にイイオンナを増やし日本を元気にしていこうというプロジェクトです。

イイオンナとは、モデルさんのように容姿端麗な女性を指しているのではなく、「ありのままの自分を受け入れ、強みを自覚し、それを周囲に発信できる女性」をイイオンナと定義しています。

このコラムをご覧いただいている皆さんに、「ママになってもイイオンナ」を目指していただきたく、様々なヒントをご提供できたらと思っておりますので、お気軽に読んでくださいね。

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目標を設定すると起きること

こんにちは。イイオンナ推進プロジェクト代表の網野麻理です。

新年、明けましておめでとうございます。今年も皆様にとって、素敵な一年でありますようお祈りしております。２０１３年もどうぞ宜しくお願いいたします。

さて、本日コラムの最終回ですが、皆様にお届けする１０回目のテーマは

「目標を設定すると起きること」についてお伝えしたいと思います。

私達は日常生活の中で、様々な情報に触れています。たくさんのことを目にしたり耳にしたりする中で、自分に必要な情報だけをピックアップしています。

よく、セミナーなどで行われるケーススタディですが、

「この部屋の中で赤い色のものがいくつあるか数えてください。たくさん見つけられたかたが優勝です。」なんて言われたとき、私達は「赤い色のもの」に焦点を絞って検索する機能が働きだします。そして一通り検索し終わった後に、

「この部屋の中に黄色いものは何がありましたか。」と質問されると、ほとんどのかたが答えられません。部屋の中には黄色いものがたくさんあり、実際に視界に入っているはずなのですが、見えていないことになっているのです。

これは、必要な情報に焦点を絞って収集する、という自分の中の検索機能が働きだしたからです。

私達の体は、このように素晴らしい機能がデフォルトでついています。

だったら、この機能を使わない手はないですよね。

ですが、必要な情報に焦点をあてたければ、「何をしたいのか、何を手に入れたいのか」、いわゆる「赤い色のものを探す」という目標設定をしなければ、検索機能は働きません。

例えば「留学をする」という目標設定をすれば、

どこの国がいいだろう

どのくらいの費用がかかるだろう

どれくらいの英語力が必要だろう

など、関連することの疑問が沸いて来て、その回答を探すための検索機能が稼動し始めるのです。本屋さんに行けば、留学に関連する本が目に入ってくるだろうし、ネットを見ていれば、今まで気にもしなかった海外留学の広告が目に入ってくる。電車の中では、留学経験の会話をしているお隣さんの話が耳に入ってくるかもしれないし、何気なくつけていたTVからは、英会話学校のCMの音が目立って入ってくるかもしれない。自分が意識して探しに行かなくても、自動的に目に入り、耳に入るようになってくるのです。

さらに、検索機能をより働かせるためには、手に入れた後のイメージを具体的にすることがポイントです。

留学した先では、どんな家に暮らしているか

お友達はどこの国の人なのか

留学経験を活かして、どんな仕事に就いているか

より具体的にイメージすると、それを手に入れるため、よりきめ細かく検索機能が働きだし皆さんを目標達成に導いてくれるのです。

これまで私は、「ママになってもイイオンナ」というテーマでコラムを書いてきました。

『イイオンナママ』になるための極意をいくつかお伝えしましたが、皆さんの『イイオンナママ』はどのようなイメージでしょうか。それを具体的に想像し、是非検索機能を使いこなしてもらいたいと思います。

最後に、今回の目標設定のお話、身近に実証しているのが、私の娘です。彼女は現在アメリカの大学に通っていますが、元は不登校で、語学力もなく、海外には全く興味のない子供でした。彼女がどのように目標を見つけ、それを達成していったのか、直接皆さんにお伝えできる機会を作っています。今月のママそらランチ会で、ミニセミナーを開催する予定ですので、こちらも是非遊びに来てくださいね。皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

『イイオンナママ』が1人でも多く増えることを願っています。そして応援しています。

ありがとうございました。