【イメージコンサルタント 安積陽子】
みなさん、こんにちは。
イメージコンサルタントの安積です。
毎週日曜日のコラムでは、今すぐに役立つ「印象アップのテクニック」についてご紹介します。
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一瞬で作れる!プレゼンスの法則
第9回目は、「一瞬で作れる!プレゼンスの法則」についてお伝えします。
「プレゼンス(=presence)」という言葉とは、あまり馴染みがないかもしれませんが、日本語で「存在感」を意味します。欧米では、周囲から一目置かれるような存在感を醸し出している人を「彼(彼女)は、プレゼンスがあるね」と表現したりします。みなさんは「身近にいるプレゼンス(存在感)がある人は?」と聞かれたら、どのような人を思い浮かべますか?
これまでイメージコンサルティングを通して、さまざまな人種・職業・年齢の方々に出会ってきましたが、「出会った瞬間にプレゼンスを感じさせる人」には、男女関係なく、ある共通点があるように思えます。
それは、「プレゼンスのある人は肩にチカラがある」ということ。
「肩にチカラがある」といっても、けっして「肩に力が入っている」という意味ではありません。「気品やオーラを感じさせる肩をもっている」ということを意味しています。
日本人は欧米人に比べると、無意識のうちに猫背になりがちです。猫背になると、身体の表面積が小さくなり、どうしても弱々しく疲れた印象に見えてしまいます。みなさんの肩はいかがでしょうか?気がつくと、前屈みになってはいませんか?「チカラを感じさせる肩」は、猫背のままではつくれません。オーラを醸し出すための「自然でバランスのとれた良い姿勢」が大切なベースとなります。
それでは意識をして、みなさんが思う「良い姿勢」を作ってみてください。良い姿勢をつくったとき、肩や背骨はどのような感じになっているでしょうか?
思いきり胸を張ったり、背筋をまっすぐにしたりすると、肩や背中に力が入りすぎてしまうので気をつけて下さい。肩や背中に力が加わりすぎると、肩が凝りはじめ、肩甲骨のあたりが極端に疲労するため、その状態を維持するのは難しくなります。
プレゼンスを感じさせる姿勢を自然に作り出すのは、じつは非常に簡単!堅苦しいことは一切する必要がありません。2つのことを意識するだけで一瞬でつくりあげることができるのです。
よろしければ、みなさまも鏡の前で次の2つのステップを試してみて下さい。
プレゼンス(存在感)のある姿勢の作り方:ステップ①
「胸を真正面よりも少しだけ上に向ける」。
(女性の場合は、胸先を意識してみてください)
プレゼンス(存在感)のある姿勢の作り方:ステップ②
「両肩とあごを結んだラインが二等辺三角形になるようにする」
——いかがでしょうか?
「胸の先を上に向ける」「両肩とあごで二等辺三角形をつくる」たったこの2つを意識するだけで、自然なかたちで胸が開き、チカラ(気品・オーラ)を感じさせる肩ができあがります。
講演やセミナー、プレゼンなどで大勢の人の前に立たれる際にも、電車やバスを待っている際にも、いろいろな場面で簡単にできますので、ぜひお気軽にお試しください。
まもなく2013年の幕開けですね。
2012年は皆さんにとってどのような一年でしたでしょうか?
自信や輝きに満ちあふれたプレゼンスで、皆様が新年を気持ちよくスタートできるよう、心よりお祈りしています。
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