「ママが笑顔になるための、女性のためのアロマセラピーVol.11」〜マタニティー期とアロマセラピー〜
- 2014/6/18
- 支部
子供もパパもママの笑顔が大好き♥
こんにちは。看護師セラピストの岡 栄美(よしみ)と申します。
ママが笑顔になるための女性のためのアロマセラピーを15回にわたりご紹介いたします。
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11.マタニティー期とアロマセラピー
◎おなかの赤ちゃんと母体に安全なアロマセラピーを心がけて◎
妊娠中から出産、そして産後というのは、女性の体と心が大変デリケートな状態になっているときです。
しかし、それだけにマタニティの時期というのはアロマセラピーの力を実感できる絶好のチャンスでもあります。実際に私も出産時に助産師さんにアロマを使用したマッサージをしていただくことで陣痛に痛みが和らいだという経験があります。
ただし、精油の中には子宮の収縮を促すなど、妊娠にマイナスの働きを持つものもあるので要注意です。
精油選びや実践方法などについて注意を守り、おなかの赤ちゃん、母体にやさしいアロマセラピーを実践するように心がけましょう。
◎マタニティ期におけるアロマセラピーの注意点◎
☆妊娠中でも安全な精油かどうかを確認する
精油の芳香成分は非常にサイズが小さいため、母体に取り込まれた場合、容易に胎盤を通過しておなかの赤ちゃんに移行する可能性があります。
精油は植物の天然成分を濃縮したものですが、中には妊娠を阻害する作用を持つものがあるので使用に際しては注意が必要です。
☆芳香浴やアロマバスは比較的安心。でも、基本的ルールは守って。
芳香浴・アロマバスについては、実際に体に吸収される精油の量はごく微量なので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。特に芳香浴で楽しむ限りはどんな精油でもそれほど気にする必要はありません。
ただ、妊娠中はにおいに敏感になる人が多いので、原則として精油の量は控えめにして、ほのかに香りを感じる程度にとどめておきましょう。
☆マッサージオイルは通常より精油の濃度を薄くする。
精油を、皮膚を通して直接体内に取り込むアロママッサージについては、妊娠中は通常の希釈率よりさらに薄くして、精油の濃度を抑えましょう。ただし、植物オイルだけのソフトなマッサージであれば妊娠のどの期間についても特に問題はありません。
☆産後も精油の使い方は慎重に。
ママの母体に取り込まれた精油の成分は、医薬品と同じく、血液循環に乗って母乳に出る可能性があります。授乳中のアロマセラピーは(特にマッサージ)妊娠中と同様に十分注意してください。
◎妊娠時期別アロマセラピーの実践の目安◎
妊娠初期は芳香浴を中心にして、妊娠中期(妊娠6カ月以降)になったら、足浴・手浴、妊娠末期になれば、アロマバスや局所のマッサージまでやってもかまいません。
次回、妊娠中に使用できる精油・注意したほうがよい精油を具体的に挙げていきます。
☆岡 栄美
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☆アロマ・リンパケアEiBi
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