1.怒らない子育て～こころひまわり☆CSP講座より～

ママの輝きから明るい未来を創造するプロジェクト「ママそら」。
「ママそら☆おきなわ」では、ママに役立つコラムもご紹介していきます！たくさんの輝き・笑顔に繋がりますように☆コメントや「いいね！」で応援よろしくお願いいたします！

ママそら☆おきなわで、以前ご紹介した「絵本と童具の子育て広場　がじゅまる」を運営する、NPO法人こころひまわり代表の若尾美希子さんの子育てに役立つコラム★今日から毎週水曜日、全3回の日程でお届け致します！ぜひ、ご覧ください♪

こんな子育ての悩みはありませんか？

・「片付けしなさい！」「宿題しなさい！」と、いつも同じことばかり注意している

・子どもを叱ってばっかりいるな～と感じている

・子どもになんて言っていいのかわからない

・子どもに言い聞かせるとき、つい怒鳴ってしまう

・子どもといると、いつもイライラしてしまう

・子どもになめられている、馬鹿にされていると感じてしまう

などなど、、、

親として、子どもが大人になって困らないようにと思って、頑張ってしつけをしているけど、どうもうまくいかないという方も多いのではないでしょうか？

そこで、役に立つのが、こころひまわり☆CSP講座でお伝えしている【親の愛がきちんと子どもに伝わるしつけ】の方法です。

ここひま☆CSP講座は、「なぜ親子の絆を深める必要があるのか？」などの、理想の子育て論を学ぶものではなく、実際にどのように、子どもにしつけをしたらよいのかという実践テクニックを学び、練習する講座ですが、実践テクニックをお伝えする前に、本日はここひま☆CSPの基本的な考えをご紹介したいと思います。

本日ご紹介するのは、「バッドサイクル」と「グットサイクル」です。

バットサイクルとは・・・
しつけがうまくいっていない時に起こるサイクル。一生懸命しつけをすればするほど、親はイライラが増し、子どもは親のいうことを聞かないどころか、問題行動が増えていくというスパイラル。

グットサイクルとは・・・
バットサイクルとは反対で、しつけがうまくいっている時のサイクル。しつけをすればするほど、子どもが親との約束をきちんと守り、子どもは約束を守れたこと、出来ることが増えたことが嬉しくて、もっとやりたくなって親が言わなくても自律的に考え行動するようになるスパイラル。

みなさんのご家庭はどちらですか？（＾＾）

では、もう少し詳しく見ていきます。

「バットサイクル」は、

子どもが問題行動（ママにとって嫌な行動）を起こせば、当然親のイライラは増えます。そこで、親が思わずしてしまうのが、即効性のある強制的なしつけ（怒鳴る・叩く・脅す）です。

しかし、強制的なしつけは、子どもの問題行動が一時的には減りますが、（←ここポイント！）根本的な解決にならないことが多いです。その結果、子どもは何度も同じ問題行動を繰り返しますし、そして親は、「何度言ったらわかるの！」とイライラが増し、本当はしたくないけど、もっと強い強制的なしつけを使ってしまいがちですので、親子関係がギクシャクし、バッドサイクルに陥ってしまいます。

「グットサイクル」は、

子どもが良い行動（ママにとって嬉しい行動）をするので、親のイライラが減ります。親は、良い行動をした子どもを誉めたり、優しく接することができます。自然と親子の関係は良くなって、親子のコミュニケーションがよくなります。

その結果、子どもはもっと誉めてもらいたい、親に喜んでもらいたい、と良い行動を繰り返しますし、それ以上にお約束を守れた自分が誇らしくなり、自信がついてお約束以外にもいろんなことに挑戦するようになります。