11.絵本と子育て 〜絵本はいいぞぉ。感情編〜
「子育てとコミュニケーション」をテーマに、産業カウンセラーとして子育てを通じて実践してきたこと、アナウンサーとして「言葉かけ」のコツ、絵本のことなどを書かせて頂きますね。
絵本は子育てにとても有効だと私は思っています。
前回の「知識編」に続いて、今日は「感情編」です。
■登場人物の心の動きと同じように感じるので心が豊かになります。
■起承転結のある物語を最後まで読むことで、実体験でハプニングが起こっても最後まで物事を行う大切さを理解します。
■ママやパパのお膝で読んでもらうと安心感や「私は愛されている」「ここにいていいんだ」という自己肯定感につながります。ふれあいに大人もホッとします。
■ママやパパと一緒に絵本の世界を体感し、感情を共有するので親子の絆が深まります。
■優しい絵本の世界に大人が癒され、絵本から問題解決のヒントがあるときも。
などなど、まだまだ絵本の効果は沢山あると思いますが、絵本は人を素直にさせてくれると思います。ガミガミ怒ってしまった一日も、最後に寄り添いながら絵本を読んでいると「さっきはガミガミ怒ってごめんね」と子どもに謝れます。
また、先日は私がちょっと夫の事を愚痴っていたら「そういうもんだいには、いま がっこうで ぼくがよんでいる えほんが いいかもよ」と教えてくれました。人と人との(絵本の中では動物と動物との)距離感が描かれていて、的確なアドバイスでした!(爆)
「上手な読み聞かせの方法」をよく質問されますが、「上手に読もうとしないこと」です(笑)
間違わないように読もうと力むのも楽しくないし、だからといって面白く読もうとオーバーに表現するのもその絵本に対する子どもの想像力を妨げるのであまりおススメではありません。
大好きなママやパパ、身近な人が、その人の声でこの子のために読んであげるのがいいのです。
【尾崎美樹 フリーアナウンサー 絵本セラピスト】
元高知放送アナウンサー。 2006年フリーになり、産業カウンセラー、絵本セラピスト資格取得。
現在、RKCラジオ、高知ケーブルテレビなどでコーナーを担当しながら、内面から変化ができる話し方教室、絵本を使って自分を見つめるワークなどを展開。
地元高校、求職者支援訓練、婚活イベントでも講師を務める。
社会教育委員会、図書館協議会メンバー。小学1年の男の子のママ
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