「「よい母」より「しあわせな母」になりたいと思っています!」
今日の輝くママは、フランス・パリにお住いの高山智子さん。華の都パリに住みながらも、心がどん底まで沈んだ時期があるご自身の経験から、自国を離れ遠いパリで子育てされているママ達の為のサロン〈母カフェParis〉を運営されていらっしゃる高山さんからのメッセージをお届けします。
【名前】 高山 智子(たかやま ともこ)
【お住まい】フランス・パリ
【子ども】3人(長女11歳、長男7歳、次男4歳)
【職業】主婦、ママサロン〈母カフェParis〉の運営
【最近嬉しかったこと】
子どもたちが面白くて一緒に涙流して爆笑したこと
【輝くママの秘訣】
どんな自分にもOKを出すこと。自分を責めないこと。許すこと。「いい母」とか「いい妻」とか「いい娘」といった世間の理想に囚われる必要はなく、ただ「本来の私」であればいい。「なーんだ、私、そのままでよかったんだ!」そう気づいたとき、心がみるみる軽くなるのを感じました。不思議なもので軽い心でいると、人とのご縁も広がり、人生が動いていくように思います。人とのご縁で、今運営している子連れ座談会サロン〈母カフェParis〉の発想も生まれました
【住んでいる街の好きな所】
華の都パリに住んで、こんな景色を見ていても、心はどん底まで沈み込むことができます(笑)これは大きな気づきでした。どこに住んでいるとか、なにを持っているかじゃない。どのような心持ちで、どれだけ心豊かに暮らしていけるか、それこそが大切だと痛切に感じました。
パリの好きなところは、美術館に行かなくとも、街の中に芸術が埋め込まれているところです。街を歩きながら、バスやメトロに乗りながら、古くて美しいものを味わえることは贅沢だなと思います。
【全国のママ&プレママへのメッセージ】
「母であることの喜び」以上に、そのことによる辛さやストレスを感じているなら、それは自分自身を見直す良いチャンスだと思います。母親業をしていると、特に乳幼児がいる時期は、常に気を張って、自分のことは後回しになりがちです(母親とは自らの排泄すら後回し・・)。子どもや夫にいらいらしたり、やさしくしなきゃ!と罪悪感を感じている状況があるとすれば、それはどこか無理がある証拠。疲れているのです。
そんなときは、置き去りにした自分自身にフォーカスし、他の誰よりもやさしくしてあげましょう。「よくやってるよ」「えらいえらい」と声をかけるのもいいし、自分のためにいいお茶を淹れたり、気分の上がるお皿を買ったり、家事には目をつむって思いっきりだらだらしたり、周りの人に甘えて1人時間をつくったり。人と話すこともいいですよね(今は海外にいても、オンラインでママ同士でおしゃべりするなんてコミュニティもありますよ)。
そうやって自分の意思で、自分の環境をつくっていくと、閉塞感を感じていた生活の中に「自由」や「私らしさ」を感じることができ、心がぱっと明るくなります。自分が満たされていくことは、そのまま周りの大切な人への好影響につながります。まず自分を知って自分を大切にすることから。<よい母>より<しあわせな母>になりたいと思っています!
【目標・活動など】
自宅を開放して行っているママサロン〈母カフェParis〉にはこの1年半で、のべ250名以上の方がご参加になりました。最初は、座談会形式の子連れおしゃべりの場として始めましたが、出会った女性たちがそれぞれにあまりにも才能豊かであることに感動し、今では「ママによるママのためのミニセミナー」も開いています。教える方も学ぶ方も子連れでもよいことが特徴です。
パリで日々地道に育児している母親たちが、ゆるーくつながり、話すことでホッとしたり、学ぶことでワクワクしたり、そんな「場」をこれからも提供していけたらいいなと思っています。
母カフェParishttp://tomo-rainbow.hatenablog.com
ライター:山崎葉月(2019.6.25)
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