「性のイメージをネガティブなものからポジティブなものへと変換できれば、未来はきっと明るいはず。」
今日の輝くママは、シンガーポールにお住いのアンデルセン典子さん。性教育ナビゲーターとして、家庭でできる性教育講座や思春期講座を、オンラインで世界に向けて発信されている二児のママ。シンガポールからの素敵なメッセージをお届けします。
【名前】アンデルセンのりこ
【お住まい】シンガポール
【子ども】男の子2人、長男17歳、次男13歳
【職業】性教育ナビゲーター
【最近嬉しかったこと】
今年はアンデルセン家にとって人生最大のピンチと言っても過言でないくらい、それぞれの家族メンバーが様々な困難に見舞われました。私自身も状況に翻弄され、心身ともに落ち込んでいた時に、周りの友人達がたくさんの愛とエネルギーを送ってくれました。彼女達の友情がとっても嬉しかったです。
そして、一見ネガティブなように見える事柄も、実は私たち家族の絆を今まで以上に強くし、新たなフェーズへと向かわせてくれているんだと感じられることにも感謝です。
【輝くママの秘訣】
旦那様への愛と感謝を忘れないこと。今私たち家族が安心して暮らしていけるのは、旦那さんが家族のために一生懸命働いてくれているから。こんなにも素晴らしい子供達に恵まれたのも、旦那さんがいてくれたから。
そして、何よりも、どんな私でも受け入れて、愛してくれて、常に応援してくれるのが、旦那さん。彼がいてくれるからこそ、私は私らしく輝いていられるんだなと思います。
【住んでいる街の好きな所】
東京の様に大き過ぎないところ。どこからどこに行くにも、車で20分あれば着いてしまうのがとても便利です。都会なのにビーチがすぐそこにあり、緑がたくさん溢れているところも好きです。常夏の南国気質に加え、いろんな民族が共生している多文化国家なので、みんな他の人の服装とか様子とか全く気にしないゆるい感じがいいですね(笑)。
シンガポールは風水を取り入れた街づくりをしており、エネルギーがとても高くて龍神達も好んで住んでいる場所だそうです。よく晴れた日の青空はとっても眩しくて、元気をもらえるパワーに満ち溢れている感じがします。
【全国のママ&プレママへのメッセージ】
子ども達が将来健全な大人に育つために欠かせないのが、自分は愛されているという感覚です。だから、お子さんが小さい時から、この「自分は愛されているんだ、自分は認められているんだ」という感覚を育んでいけるといいですね。
私がよく使うのはこのフレーズです。「ママとパパのところに生まれてきてくれてありがとう!」この言葉は子どもの自己肯定感をアップさせるマジックワードだと思うので、是非どんどん使ってみてください。
そして、それと同じく大切なのが肌と肌が触れ合うタッチ。タッチされるとオキシトンという愛情ホルモンがでて、心が落ち着き癒されます。だから、抱っこやハグなどたくさんしてあげてくださいね。これは大きくなってからも大事なので、子どもがティーンエイジャーになっても是非続けてください!
そして、子どもだけではなく、是非ご自分とパートナーの間にもタッチやマッサージを取り入れて、いつまでも仲良くラブラブでいてください!
【目標・活動など】
家庭で「明るく、楽しく、オープンに」いのちと性を語れるようになろう!家庭でできる性教育講座や思春期講座をオンラインで届けています。
もともとは、妊娠出産準備教育を教えるバースエデュケーターでした。赤ちゃんがどうやって成長してどうやって生まれてくるかなどを、子ども達にも教えていました。
そんな時、長男が11歳になる直前、コンピューターでアダルト画像を見ていたことが判明!我が子と向き合い、性(セックス)とは何かを一緒に学んで教えたところ、今まで以上に何でも話し合える関係性を築くことができたのです。家庭で教える性教育には、子どもの自己肯定感をあげ、親子関係をよくすることができる!と実感しました。
そうはいっても、性の話をすることはなかなか簡単ではありませんよね。なぜなら、私達自身も自分の親や学校から、まともな性教育を受けてこなかったからです。でも、子ども達が将来、性的に自立した大人として幸せに主体的に生きていくには、自分の身体について、性について学んでいくことは大切です。そのために、家庭でできる性教育について発信をしています。
いのちと性の話を小さい頃から一緒にすると、自分の身体を大切にすること、自分で自分を守ること、他人の心と身体も大切にすることを教えることができます。そして、小さい時からこういう話を積み重ねていくことで、思春期になっても、親子で何でも話し合える、相談し合える関係性を築いていけるのではないかなと思います。
まずは大人の意識を変える!大人が変われば子どもが変わり、子どもが変われば未来が変わる!性のイメージをネガティブなものからポジティブなものへと変換できれば、未来はきっと明るいはず。子ども達が、性的に自立した大人として、自分も相手も大切にしながら主体的に生きていけるよう、私達大人が導いていきましょう!
アンデルセンのりこさんブログhttps://ameblo.jp/tenten-0404/
ライター:山崎葉月(2020.1.28)
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