4.あなたも笑顔の魔法使いに!! ~手の魔法~
- 2013/8/1
- ママの雑学
こんにちは。
「あなたも笑顔の魔法使いに!!」
笑顔の魔法使い、津村美乃里と申します(*^^*)
「普通のママ」が
読んでふっと気持ちも身体も軽くなる、
日常にすぐ取り入れられるヒントで
もっと「私」がキラキラ輝いて、
毎日の一瞬一瞬がもっと楽しくなった~♪
と自然に笑顔になっていただける!
私が身をもって学んだ魔法をお送りいたします。
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手の魔法
4日目のテーマは「手のひらの魔法」です(*^^*)
「手」
あなたは手をつかって何がでますか?
ふれる。
さわる。
つかむ。
にぎる。
なでる。
つつむ。
こねる。
拍手する。
道具を使う。
気持ちを表現する。
おてて絵本。
手で話す(手話)……
手相を見る
手をさしのべる。
手に汗にぎる。
手が届く。
手足をのばす。
手に取るよう。
手を合わせる。
手塩にかける……
たくさんの、たくさんのことができ、また、たくさんの、たくさんの慣用句もありますね。アリストテレスが定義した「五感」といわれる味覚・嗅覚・聴覚・視覚・触覚。
「味覚」
母乳はフルコース料理です。お母さんの食べたものや飲んだもの、感情が入るから1回の授乳の中でも最初~中盤~おしまいまで味が変わるんです! だからその時によっておなかがすいているはずなのにぐずって飲まない……どうしてかな? というときはその前に食べたものがお口にあわないものだったのかもしれません。
「視覚」
生まれたばかりの赤ちゃんはまだぼんやりとしか目が見えません。色もはっきりとした色の方が認識します。このぼんやりとした視界。その中が赤ちゃんの全世界になります。約20センチ先しか見えないとされています。これは……、お母さんがだっこして、授乳しているとき、赤ちゃんのお顔とお母さんのお顔。この距離が20センチです。赤ちゃんはお母さんが世界の全て。お母さんを見たいがための20センチなのです。
以上の「味覚」や「視覚」。こんなすごい秘密のある五感の中でも「手」に関する「触覚」はすごいのです!! 生まれたての赤ちゃん、いえ胎児期に完成しているのは五感の中でもこの「触覚」だけなんです。他の4つは全部未完成。産まれてから成長に応じて完成に近づいていくのに、触覚だけは完成されている。それだけ「なかったら生存に関わる」という感覚。すごいですよね!(*^^*)
触れ合うことの大切さ
ベビーマッサージでも幼児期から皮膚感覚を養いながら「ふれあうことの大切さ」「皮膚接触の効果」などを知っていただけますが、肌の感触や温度で赤ちゃんの体調や機嫌を知る、肌の滑らかさやわらかさに癒される、言葉や気持ちを伝える、脳を刺激する、情緒を安定させる……など、とにかく、てのひらから愛を伝え、また受け取るのです(^^) てのひらからしあわせを伝え、また感じるのです(^^) てのひらってすごいな、と感じるのです。「目は口ほどにものを言う」と言いますが、「手は目ほどに気持ちを伝える」と想っています。
握手したい人、したくない人。ハグしたい人、したくない人。手をつなぎたい人、つなぎたくない人。手を差し伸べたい人、差し伸べたくない人。その境界線はなんでしょうか?
熱い、冷たい。かたい、やわらかい。気持ちいい、気持ちよくない。ツルツル、すべすべ、なめらか、しっとりふわふわ、ぷにぷに、ごわごわ、チクチク……
肌に触れてわかるたくさんの感触。そう、触覚で感じると脳に直接語りかけてくるのです。
神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世は、赤ちゃん数人を母親から離れさせて一切の人間的なふれあい、コミュニケーションがない状態で子どもがどう育つのかを実験しました。この実験では、ミルクを与えるという栄養補給やお風呂による衛生管理など、生きていくために必要最低限のことはしましたが、抱っこや添い寝、話し掛け、できるだけ肌に触れないなどは一切行わずに育てたそうです。
この赤ちゃんたちはどうなったと思われますか? 言葉をなかなか話せない? 運動能力が低い? なんと、実験された赤ちゃん全員が言葉を話す前に1歳になる前に死んでしまったのです。
初めてこの話を聞いたときは本当にショックを受けました。娘が生後2ヶ月の頃でした。また、低体重で産まれ保育器にはいっている赤ちゃんでもたくさんだっこされた赤ちゃんは体重の増加があり、あまり触れられず保育器に入っている時間が長い赤ちゃんは体重の増加があまりみられない、といった医学的データもあります。
生後すぐからマッサージやスリングなど密接に触れることがその国の文化となっている国々では、他の国々に比べおすわりや歩いたり走ったりなどの身体的能力の成長が格段に早いとのデータもあります。
生きているものは声かけとともに「触れる」ことが必要なんです。食欲、睡眠欲などの生まれてすぐからの生理的欲求の中に、触欲というものもあるのだと思うのです。触れることは手のひらから愛を伝えること(*^^*) 愛情はあとからあとからあふれでてきます。あふれたらシェアすればいいだけなんです。伝え惜しみなく、たくさん触れて抱っこして愛情をいっぱいいっぱいあげてください。(*^^*)
たくさん触れたりだっこしてもなーんにも減りません。抱きグセなんてこわくありません。抱きグセって悪いことですか? その子は素直に「今、愛情が足りないよ~。チャージして~!」とちゃんと自分にとって大切なものがわかり、状況を判断し、それを相手にちゃんと伝えることのできる能力が高い「賢い子」ではないでしょうか?
もちろん!! 赤ちゃんや子どもにだけではないのです。ハグをする、握手をする、肩にそっとふれる、ポンと背中をたたく、拍手をおくる、手のひらをつつんで片手で相手の手のひらをなでる……。相手の方とぐっと距離が縮みませんか?! 実際の距離も、心の距離も。手をこすり合わせててのひらがあったかくなってからそれをするとまたまた効果が倍増……いえ、100倍くらいになるかもしれません!(*^^*)
関西だけかもしれませんが昔「手のシワとシワを合わせて、しあわせ。なーむー(南無)」っていうCMがありました! 手を合わせるのは合掌です。右手は仏様、左手は自分で一体になる、帰依するということ。他人に合掌するのは深い尊敬の念を表すことです。「お願い!」とか「ごめん!」と言うときにも特に誰に教えてもらってなくても合掌していたりしませんか?(^^) 裏技ですが、旦那様にはお仕事でお疲れの足の裏や太ももの裏側をぐーーーーっと手で押してあげたり、体重をのせて足で踏み踏みするだけでも夫婦のコミュニケーションが全然ちがいますよ~♪(*^^*)
一句できました~☆
「てのひらで 夫婦円満 世界平和!」
「てのひらで 愛を伝えて またもらう」
ね。てのひらってすごいんです。あなたの手のひらは魔法の手のひらです(*^^*) せっかくの魔法、たくさんつかってくださいね♪ つかえばつかうほど しあわせになりますから……♥
第一回目コラムの「笑顔」、第二回目のコラム「傾聴」、第三回目のコラム「意識」、そして今回の「てのひら」この全部の魔法をつかったら何が出来るでしょうか? できないことはないかもしれませんよ! もっと、しあわせになってください♡
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こちらのコラムに出逢っていただき、お読みいただき本当にありがとうございました! ご縁に感謝いたします。そして、産まれてきてくれてありがとうございます(*^^*) ご感想を一言でもコメントいただければ嬉しいです♪(*・∀・)
ありがとうございました!
ママそら 絵本館
津村 美乃里
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