親子やパートナーとの関わりで、笑顔あふれる家族を! ~三つ子の魂百まで~
- 2013/5/30
- 暮らし/趣味
平野真理子
ママが子育てを楽しむため為に必要な心の余裕を作り出す
ベビー手話教室・お腹の赤ちゃんとのたいわ・ヒーリング・
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ベビー手話教室はサインのやり取りだけにとどまりません。
乳幼児期の人格形成に重要な影響を及ぼす親子の関わり方についての知識をお伝えし、
それに基づいた関わり方を実践して頂くものです。
今週お届けするコラムでは、親子間や夫婦間の関わりを見直して
笑顔あふれる家族を目指す、自己肯定感を育てる親子の関わり方、
そして、「自分で考え、決断し、行動できる子供」に育てる
乳幼児期の関わり方をお伝えします。
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赤ちゃんの学びのプロセス
『三つ子の魂百まで』という言葉はすごい言葉だなと思います。
3歳までにどんな環境に育ったかが、個人の人格や成長、個性や能力の発達に大きな影響を与えるという意味ですが、3歳までの経験が思考と行動パターンを形作っていき、それを元に人格形成がなされます。現代では、大人になってからも乳幼児期に獲得した思考と行動のパターンを使い続けているために、現在の環境とマッチせず、ストレスに苦しむ方もかなり増えているようです。
ではなぜ、3歳までの経験がそれほどまでに重要となってくるのでしょうか?
赤ちゃんの時は自分のしたいことをしたいようにやりますが、それによって痛みや不快感を経験します。こういった経験を繰り返すことで、学習し、「○○な時は○○する」というような対処方法をパターン化していきます。このパターン化は年齢が大きくなるごとに広範囲に広がって、それが信念に繋がっていくわけですよね。このパターン化は脳細胞同士のネットワークという形で、脳内にプログラミングされていくのです。
赤ちゃんは真っ白な状態から、色々な信念に基づいた思考と行動のパターンを獲得し、それを反復強化していくことで、生きていくうえで起こる様々な出来事に1人で対処できるようになっていきます。それはその段階においては最善の方法として認識されていますが、自立した大人となった際には必ずしも良い方法とは言えない場合もあります。これが『固定観念』として3歳までの環境要因によって作られていくのです。
ポジティブな信念に基づく思考とは?
この『固定観念』は後から修正することも可能なのですが、年齢が高くなればなるほど修正が困難になっていきます。脳の中でパターン化が強固なものとなっているために、強力な古いパターンを断ち切り、新たなパターンを作り出し、そのつながりを以前と同程度に育てていくという作業が必要になるからです。
ポジティブな信念に基づいた思考と行動パターンを持っていた方が生きやすいのですが、環境要因によって、どうやらネガティブな信念に基づいたパターンを獲得する傾向にあるようです。それは周りから得られるものに、指示・指導が多く、受容・共感が少ないという現状から導かれています。「ダメ」という言葉だけではなく、なぜお子さんが「ダメ」という言葉が出るような行動に至ったのかに想いを馳せることが大事なのではないでしょうか。
ポジティブな信念に基づいた思考と行動パターンを確立し、1人の自立した人間として生きていくためには、周囲からの愛情に囲まれ、安心できる環境の中で育てられることが重要であり、それによって、自己肯定感と人間への基本的信頼を確立することがとても大切なポイントなんですね。
<プロフィール>
2006年よりママの心に寄り添うセラピストとして活動
2007年に藤沢市鵠沼海岸に
ハワイアンスピリチュアルロミロミサロン OiaioLima オープン
2011年より飛騨高山に移転し、
ハワイアンスピリチュアルロミロミサロンとベビー手話教室を主宰。
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明日のコラムでは、「御主人とのパートナーシップ」についてお話いたします。
親子が笑顔になれる場所 オイアイオ・リマ
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