「いつもワンパターン」ママのカメラのお悩み解決4
(ママそら関西 選抜コラムニスト)
「撮るよ!」「こっち向いて!」「ピースして!」
で、「ワンパターンで困ってるんです」。
そりゃそうです、こっち向かせてポーズ指導入ってるんだから(笑)
でもね、私もそうしてますよ。1枚目は。やっぱり、お顔が写ってなくちゃ。
で、安全パイを確保したら、いろんなことにチャレンジ。
ずっとピースばかりじゃ、アルバム貼る時に面白くないでしょ?だからね、将来アルバムを見たときに、そのときの感情を思い出せるように、撮ってます。。
第二子出産が近づいたころの、娘の心境を表した写真。背中から撮ってるのはね、ほんとは、赤ちゃんが生まれることで娘が寂しかったの、知ってたんです。
かわいいのは間違いないみたい。自分のココロは置いといて。
「ママー、赤ちゃんの足から、お酢の臭いがする~」と言ってました。足は確かに、しっかり洗ってなかった。
イチイチお話を考えるのは大変だけど、お顔を写しただけの写真も、工夫すれば楽しくなりますよ。
手で頬を包んだら、思いっきり笑ったり。
大きさを比べてみたり。
財布に入れてみたり。
コップはよくあるよね。
逆さまも笑えます。
小さな手が私を握ってくるところも。
笑った写真が好きだから、ネエネをけしかけたり。
少し大きな子になると、キメ顔でピースばかりですよね。
だから、「撮るよ~」って、言わない。
ピースできない状況のときだけ、「お~い、こっち向いて~」
手を放すと、落ちるし(笑)ピースの代わりに、満面の笑顔で応えてくれます。
写真がいつでも撮れるようになった今、「どんな写真を撮りたいか」っていう意思がないと、「ワンパターン」写真一色になってしまいます。
写真は将来見るためのもの。私が目指すファミリーフォトは、愛されていた記憶を、お子様に「写真」として残すもの。パパママがつらい時、子どもを深く愛している感情を、思い出してもらうためのもの。自分の家族が大切だと感じている日々を、いつまでも残すもの。
だから、カメラ目線は、少しでいいんです。親は、子を見つめていてほしいんです。親に包まれた子どもは、笑顔でいてほしいんです。
写真は、私たちが気づかないうちに、私たちの「記憶」にすり替わります。だから、幸せな瞬間だけを撮りたいんです。
目線の写真も大好きですよ。おすまししてるのも、人見知りして泣いてるのも、もちろん笑ってるのも。幸せな時間が思い出せる写真だったら。
過去シリ―ズ記事
第1回目「子どもがブレます」
第2回目「写真が暗い」
第3回目「写真が暗い②」
ママそら関西2015企画★選抜コラムニスト
【コラムニスト紹介】
ルカフォト 宮川理恵(みやがわよしえ)
写真館の家庭に生まれ、子どものころから「お手伝いといえば写真のこと」。その反動と、樹木や自然が好きなことから、大学は写真とまったく関係のない農学部。進路に葛藤しながらカメラ関係に就職し、結婚を機に、念願だった化学系研究室の仕事に補助で就くものの、休日は撮影の仕事が入る日々。
子どもを授かってようやく、「家族写真」の価値に気づき、子どもやファミリーを自然体で撮る「ルカフォト」を立ち上げる。今では、勤務時代のような撮影方針も制約もなく家族を自由に撮影。スタジオではなく大好きな樹木の下で、親に抱きしめられた子どもの笑顔を、日々カメラに収める。
http://www.rukaphoto.com/
編集★ママそら関西 支部代表&ママそら絵本館 館長 津村美乃里(2015.3.16)
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