七五三はどう楽しむ? 家族で子どもの成長を祝おう【子どもの心を育む遊びのヒント】
- 2015/11/7
- 子育てのヒント
七五三って何?
11月15日は七五三の日ですね。
今年は日曜日なので、その日にお祝いする人も多いと思いますが、必ずしも11月15日でなく、10月中旬から11月上旬の吉日や週末にお祝いやお参りをすることもよくあります。プロカメラマンによる写真撮影についてはもっと早い時期に行うことも珍しくありませんよね。
ところで、七五三とはどんな日なのでしょうか??
七五三は、子どもの成長を神様に感謝し、更なる成長を願う日です。昔は「七つ前は神のうち」といい、7歳までは神の子(この世に命が定着していない)と考えられていたそうです。そこで7歳になってようやく一人前と考えられていたんですね。つまり、七五三は人生の通過儀礼のひとつというわけです。
では、七五三は、何歳で何を祝うのでしょうか?
それまで剃っていた髪の毛を伸ばし始めて乳児から幼児になる3歳(男女)の儀式「髪置(かみおき)」。
初めて袴を着て幼児から童子になる5歳(男子)の儀式「袴着(はかまぎ)」。
付け紐の着物から大人の帯を締める7歳(女子)の儀式「帯解(おびとき)」。
神社でお祓いを受け、祝詞をあげてもらうのが一般的です。
また、七五三と言えば「千歳飴」ですが、この千歳飴にも理由があります。千歳には「千年」の意味があり、飴を長く伸ばすことで「長生きできますように」との願いがこめられているのだそう。
せっかくの記念日なので、子どもの心にも、形にも残る素敵な七五三にしたいものです。
例えば、写真館やスタジオで“おすまし”して写真を撮るだけではなく、お参りに行った神社での子どもの何気ない仕草を撮影したりするのがおすすめ! 3歳、5歳、7歳らしい瞬間をしっかり残してフォトブックなどにすると良い思い出になりますよ♪
心を育む、子どもをギュッとハグする、心をハグする……そんな想いがいっぱいの「子どもの心を育む遊びのヒント(ここハグ)」。遊びや体験を通して子どもの心を育むために私たち大人ができることとは? 子どもの輝く未来のために奮闘中の黄野いづみがお届けします。