お絵描き、粘土遊び、工作を楽しめる「横浜美術館 子どものアトリエ」
先日息子と「横浜美術館 子どものアトリエ」に初めて行ってきました。ここは、横浜美術館にある、12歳までの子ども達を対象とした創造の場。月に3回程度、お絵描き、粘土遊び、工作などが自由に楽しめる「親子のフリーゾーン」が開催されています。
「親子のフリーゾーン」に参加したい場合はまず横浜美術館のHPをチェック。月に約3回、日曜日の10時から11時半に行われますが毎週ではないので必ず開催日を確認してください。参加費は、小学生以下無料で保護者および中学生以上は1人100円。
9時45分から子どものアトリエ入口で入場整理券が配布されますが、9時半の時点ですでに行列が! 9時40分頃並んで整理券番号270番台を手に入れました。「親子のフリーゾーン」は、晴天時600人、雨天時および冬期は500人の定員制。早めに並ばないと入場することができません……
10時になって施設内に入ると、「粘土遊び」「クラフト」「絵の具遊び」などを自由に体験できるようになっており、天気が良かったこの日は絵の具遊びを中庭で行っていました。
壁に貼られた紙やガラス窓にお絵描きする子、足元にできた水たまりで遊ぶ子、好きな色の色水を作って遊ぶ子…… 子ども達は裸足で、手や洋服の汚れも気にせず、思いっきりアートを楽しんでいました。
室内に入ると粘土遊びをスタート。ずらりと並んだテーブルにはパパの姿もたくさん。見ていると、パパたちが真剣に、恐竜だ、飛行機だと粘土細工を楽しみながら子どもと会話。前に座っていた男の子が、パパが作った作品に「パパ、すごーーーい!」と目をキラキラさせていたのが印象的でした。
このほか、紙、ハサミ、のり、テープなどを使って好きなものを自由に制作できるクラフトコーナーもあり、飽きることなくアート&クラフトを満喫できました。
子どもが、自由な発想でのびのびとアートを楽しむことができる場所はとっても貴重ですよね。ここでは、「こうしなさい」「それはダメ」と言った言葉を必要としません。自分で考えてルールを守りながらも伸び伸びと遊ぶことが重要です。さらに、大人も子どもと同じ目線で一緒に楽しむことがポイント。汚れちゃうーーーなんてことは気にせず(気にならない服装で!)、思いっきり遊んでくださいね。きっと、子ども達のイキイキとした表情に癒されるはずです。
最後に、ぜひ行ってみたい! と思った方にアドバイス。親子のフリーゾーンは10時からですが、15分前には施設前に到着して並ぶことをおすすめします。また、絵の具コーナーでは汚れる可能性が高いので、汚れてもよい服装がおすすめ。スモッグやお着替えもあると便利です。大人も子ども達の持つ絵の具が飛び散ったりするので、汚れるのを覚悟した方が良いと思います。絵の具が水たまりのようになり、靴も汚れるので要注意。それから、1時間半はあっという間です。どのコーナーで遊びたいのか、どんな順番で回りたいのか、お子様と相談して時間配分を考えてから取り組んでみてくださいね。
週末は、「横浜美術館 子どものアトリエ」で、親子で感性を磨いてみませんか?
◆横浜美術館 子どものアトリエ
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
http://yokohama.art.museum/education/children/
心を育む、子どもをギュッとハグする、心をハグする……そんな想いがいっぱいの「子どもの心を育む遊びのヒント(ここハグ)」。遊びや体験を通して子どもの心を育むために私たち大人ができることとは? 子どもの輝く未来のために奮闘中の黄野いづみがお届けします。