春休み明け 子供の心を支える魔法の言葉
おはようございます。
ママそら湘南代表 家庭教育研究家の和田みゆきです。
新年度が始まりましたね。
皆様のお子様は、新しい生活を前に、ワクワクされているようですか?
それとも、ちょっと不安そうですか?
不登校生の支援活動をしている中で、その一歩手前に親ができたことを感じることがあるのです。
一歩手前にできること
本日は、一歩手前にできることということで、休み明けの子供の心の支え方について、お伝えします。
ここ数日、街を歩いていると、満開の桜に出会います♡
「春が来たなぁ。」「新年度が始まったなぁ。」って、華やいだ気持ちになりました♡
でも新生活に期待を寄せて、華やぐ気持ちになる子ばかりではないのですよね。
不安な気持ちが勝ってしまう子も、いるのです。
「お友達できるかな。」
「苦手な子と同じクラスにならないといいな。」
「勉強、難しくないかな。」
「○○いやだな。」
「ママ、どう思うかな。」
こんな不安を感じてしまう子に対して
どんな対応をしてあげたら
心が前に向くのでしょう?
私は、ただただまっすぐな気持ちで
(こうした方がいい。などの一切の指導を思い浮かべずに)
子供の気持ちを受け止めることだけに集中するのがいいと思います。
その理由は
良い方法を教えるよりも前に
子供の気持ちを包み込むことが大切だから。
まっすぐ受け止めるためには、何をすればいいの?
そ・れ・は
期待をもって励ますのではなくて
ありのままのあなたがいい
を最優先に伝えて、安心させること。
評価も結果も気にすることなく
今そこにいる、そのままのあなたでいることが素晴らしい
そんな考え方です。
時々『物事は努力して練習するからこそ上手になるのに、
「そのままでいい」なんて子供に言おうものなら
努力を放棄し、ゲームばかりする子になるのではないか?』
とおっしゃる方がいらっしゃるのですが
『ありのままの我が子を愛すること』と
『物事を上手になるために何度も繰り返し練習すること』
は次元の異なる話なので、比較はできませんね^^
人から愛されせていると実感するからこそ
自分の価値に気付きます。
自分に価値があると思うから
意欲的に生きることができると私は思っています。
意欲があると
今できないことをできるようになりたい!とか
人に親切にしてあげたい!とか
誰かの役に立ちたい!とか
思うのですよね。
気持ちが前を向いていますから。
この流れを忘れずに、子供の心の土台をしっかり育てていきたいなぁといつも思っています。
『うちの子は明るいし、お友達と遊ぶのが大好きだから、心配ない!』
と、決め付けている方はいらっしゃいませんか?
先入観を捨てて観察する目、発見する目を持つと
子供のいろいろな面が見えてきます。
あなたのお子様は、不安な気持ちが、膨らんでいるような行動はしていませんか?
いつもより側に寄ってくる
今晩は一緒に寝たいことをにおわす
弟妹を可愛がることに、不満を言う。など
子供の小さなSOSを観察して発見できる目を持っていたいですね。
さて、子供達に、学校に行きたくないと思った時の気持ちを聞いたので、参考までにご紹介しますね。
<子供の心の声>
「親には、『行きたくない』って言えなかった。」
「怒られるのが怖くて、言えなかった。」
「心配かけたくなくて、言えなかった。」
「攻められたくなくて、言えなかった。」
「言ったところでわかってもらえないから、言わなかった。」
「受け入れてもらえず傷つきたくなかったから、言わなかった。」
言えなかった理由ばかりになってしまいましたが、辛い気持を親には言えなかったという子が多かったです。
ある調査では、子供が本心を話す相手として選ぶ存在の第1位は「友人」でした。
そして親が考える、我が子が本心を話す存在の第1位は「親」でした。
調査では、人生を変えるような大切なことは親に相談するけれども、一般的な悩みは親には話さないという子供が85%でした。
話を聞いて欲しい。理解して欲しい。
これが子供の気持ちです。
あなたはこんなこと言っていませんか?
「何言ってるの?誰にでも嫌なことはあるわよ。我慢が足りないんじゃないの?」
「学校を休んだって何も変わらないわよ。行かなくてどうするつもりなの?」
「勉強が遅れたら困るのはあなたよ。」
「いつまでそうしているつもりなの?」
「逃げてないで、ちゃんと向かい合いなさい」
「○○しなさい」
元不登校生の19歳の女の子の声です。
どうして今の私の気持ちよりも、将来のために辛い思いして努力することが大事なのか分からなかった。
楽しい方がいいはずなのに、楽しい方を選んではいけないっていう意味がわからなかった。
そんな我慢ばかりの未来しかないのなら、もうどうでもいいやと思って、不登校になりました。
子供の気持ちを置き去りにした、私達親のよかれと思ったアドバイスは、時に全ての意欲を失わせることにも繋がるのかもしれません。
またたくさんの会話をしているからといって、安心できるとも限らないのですよね。
親の質問に対して、本音を応えていないこともあるのですから。
例えばこの写真のように、手はピースをして応えているようでも、心は全く笑っていない。
そんな様子に気づける親でありたいですね。
私達親は、観察する目と子供の小さな変化が発見できる目を意識する必要があると思うのです。
先入観は捨てる。
毎日が新しい。
そして子供達が教えてくれた意見
正論は言われなくてもわかっている。
自分の気持ちを理解し、ただ応援してほしい。
も忘れずに接していれば、信頼関係は自然に築けます。
つい正論を言いがちなあなたに(私もです)
子供の心を受け止める魔法の言葉をお伝えしますね。
「まぁ、そうだったの。」
その後に「大変だったのね」「嬉しかったのね」「楽しかったのね」など、一言を加えるとなおよいです♪
どうぞお子様の思いを受け止める練習をしてみてください。
相槌を打つ際に、正論ばかり言っている自分がいないか、ちょっと意識してみてくださいね♡
子供の成長に合わせて、子育ても成長させていきましょう♡
さぁ春休みが終わります。
ママと家族との楽しい時間 から、仲間の中で自分を高める環境に、送り出してあげましょうね♡
子供達の30年先を見つめた家庭教育♡
発見と感動の子育て、おやトレでした。
ライター:ママそら湘南支部 代表、家庭教育研究家 和田みゆき
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次回のおやトレラジオは
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4月18日(土)10~11時の間の30分です。
テーマは、親の好きなところ嫌なところ。そして勉強のやりかたを予定しています。
ゲストは、子供の予定です。
是非お楽しみに!
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