恵方巻きって、最近できたの?
子供に節分の意味を伝えましょう。
2月3日と言えば、節分ですね。
「鬼は~外、福は~内!」って、近所中から元気な子供達の声が聞こえてきます。
そして節分と言えば、節分の夜にその年の恵方に向いて、太巻きを丸かじりしながら、無言で願い事を思う風習を連想される方も多いのではないでしょうか。
特に今年は、コンビニやお寿司チェーン、スーパーマーケット、さらにはTVCMまで、恵方巻きの宣伝を見ない日はない程盛り上がっているようですね。
そんな幸運を呼ぶ節分の食べ物恵方巻き。実は1989年に広島県のセブンイレブンの個人オーナーが、縁起の良い食べ物として、節分巻き寿司を恵方巻きと呼んで販売したのが始まりだったとご存知でしたか~?
え~!!
恵方巻きを食べることは、節分の伝統行事ではないのですか!!??
毎年家族揃って恵方を向いて黙って食べ、「これで今年も幸せになれるわね♪」って喜んでいたのにぃ~ヽ(;▽;)ノ
諸説あるのですが、まずはご安心ください。
恵方を向いて巻き寿司を食べるのは、れっきとした古来からの日本の風習です。
では簡単に、恵方巻きの歴史と節分の意味をご紹介しましょう。
節分の日に巻き寿司を食べる風習は、古来は戦国時代からあったそうです。
しかし書物で残されているは、大正時代初期とのこと。今でこそ豪華なネタが詰まっていますが、当時はたくあんを巻いたものでした。
11月中旬から12月中旬頃というのは、ちょうど大根が美味しくなる時期。
10~20日天日で干し、その後約1か月ぬかで漬けてできあがったたくあんは、2月初旬が食べごろなんですね。それでたくあんを芯に海苔巻き寿司を作り、その年の恵方に向かって食べ、縁起を担いだのだそうです。
当時この風習は、花街でのみ行われいたそうで、これが恵方巻きの由来と言われています。
さて、ではいつ頃庶民に広がったのかというと、昭和7年(1932年)に大阪鮨商組合後援会の広告がきっかけというのは有名な話。
「節分の日にまるかぶり(中略)一家揃って試食を願い、本年の幸運を取り逃さぬようお勧め申します。」(大阪鮨商組合後援会の広告より)
同後援会は、その後戦争をはさんで途絶えてしまったこの風習を、昭和24年(1949年)土用のうなぎに対抗する販売促進手段として、復活させたのだそうです。
そして「その年の恵方に向かって食べると縁起がよく幸運が舞い込む」と宣伝し続け、初めにお伝えした広島のセブンイレブンの話につながっていくのです。
実は、私は夫の転勤で、2年ほど大阪に住んでいました。
その時、義理の母や幼稚園のママ友が、2月3日になると、皆こぞって恵方巻きを食べていたので、そこで始めて恵方巻きの存在を知ったのです。13年前は、東京ではその存在が認知されておらず、大阪地方限定の風習だったように思います。コンビニの宣伝力はすごいですよねヽ(*´∀`)ノ
実はイベント好きの日本人。
家族が笑顔で楽しめる行事であれば、それもよし♡ですね!
さて次は節分のお話。
節分は「季節を分ける」と書きますよね。春夏秋冬のことです。
そして季節が始まる日のことを、立春、立夏、立秋、立冬と言いますよね。
その昔は、季節が始まる前日が季節を分ける日にあたるので、節分と呼んでいました。
ですから、もともと節分は、立春(毎年2月4日頃)の前日2月3日の1日だけでなく、1年に4日あったのですよ。
でも1年の中で年初の節分が一番重きを置かれたため、今では立春の前2月3日のみを節分というようになりました。
では節分の意味を復習しておきましょう♡簡単に説明するので子供達に教えてあげてくださいね。
節分には鬼が出てきますよね。そして豆を投げて追い払います。
ではその意味は?
はい、正解は、厄除けです。
昔は、季節の変わり目には邪気(鬼)が現れるので、生命力と魔除けの呪術が備わっていると言われた豆を投げて邪気(鬼)を追い払い、一年の無病息災を願ったのです。中国から伝わったものだそうです。
それが時代と共に、宮中行事から庶民へと伝わり、現在では、節分の日の夕方、玄関に悪霊が苦手とする柊の枝に鰯の頭を刺した柊鰯をたてて門守(かどもり)とし、悪霊が家の中に入らぬようにし、さらに豆も撒いた上に自分でも食べて、一年の無病息災を願うようになったのです。
そうそう、毘沙門天のお告げで豆を鬼に投げたところ鬼退治ができたという説があったり、豆を撒く場所や撒き方、掛け声にも、地域差があります。
さすが風習。その土地その土地に合うように、変化していったのです♪
福茶・福豆・豆まき・柊鰯。
皆さまの地域の節分は、どんなことをしますか?そしてなんて言いながら豆を撒くのかしら?
東京では、全ての窓や出入り口に立ち「鬼は~外!福は~内!」と言いながら、家の外や家の中に撒くのですよ。そして柊鰯は見かけません。
豆を撒いた後は、豆を自分の年齢(数え年)+1粒を食べます。
その理由は、体が丈夫になり風邪をひかないと言われています。今年も年の数分、たくさん食べたいと思いますヽ(´▽`)/
日本にはたくさんの行事や風習がありますよね。その多くは、幼稚園や保育園などで、日本の伝統行事として楽しむのですが、小学校入学以降は行事を楽しむ機会はぐっと減ります。
母国の文化を体験するのですから、教科学習と同じ位大切なはず。
でも残念ながら、現在学校でその時間を割くことは難しいのです。
だから私達親が子供に伝えましょう♡
家庭教育をしていきましょう♡
子供達の30年先を見つめた家庭教育♡
発見と感動の子育て、おやトレでした。
【家庭教育情報交換中。おやトレグループページ】
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参考文献:サイト
面白くてためになる!日本のしきたり 永田美穂 PHP研究所
日本人なら身につけたい『和』の礼儀作法 藤野紘 河出書房新社
日本を楽しむ年中行事 三越 かんき出版
いい日本再発見
Wikipedia
QRIONE調査団
最後に告知です♪
次回のおやトレラジオは 2月14日(土)10~11時の間の30分
ゲストには、盲目のシンガーソングライターの大嶋潤子さんと日本で唯一のブレインアロマコンサルタントの大塚真理先生をお迎えします。
心のスクリーンや五感の大切さ・磨き方、脳の活性方法などお話いただきます!
是非お楽しみに!
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