【イメージコンサルタント 安積陽子】
みなさん、こんにちは。
イメージコンサルタントの安積です。
毎週日曜日のコラムでは、今すぐに役立つ「印象アップのテクニック」についてご紹介します。
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美しい手の仕草
第10回目は、「美しい手の仕草」についてお伝えします。
割箸を割るとき、万年筆を握るとき、ワイングラスに触れるとき・・・優美な手の動きをする女性をみて、その美しさにおもわずドキッとした経験はありませんか?
「手」というのは本人が思っている以上に、他人からよく見られています。人の顔に、温かみのある顔や神経質な顔、知的な顔など、さまざまな表情があるように、手にも表情があります。おっとりとした動きをする手、せかしなく動く手、大雑把な動きをする手・・・手も人の顔の表情と同様に、その人の性格や内面性を映し出すのです。
今回は「内面性をあらわす雄弁な手」に焦点をあてて、誰にでもすぐできる“手を美しく見せるための仕草”をご紹介したいと思います。
優雅で美しい仕草を演出するためには、なにも複雑なことをする必要はありません。手で何かに触れる際やつまむ際に、次のたった2つのことだけを意識すればいいのです。
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〈好印象を与える美しい仕草のポイント〉
【ポイント①】親指・人差し指・中指の指先に力を入れて、その3本の指を中心にモノをつまむようにする
【ポイント②】薬指と小指は、親指・人差し指・中指に軽くそっと添える感じで横に添える
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この状態を意識して、身近にあるペンやグラス、名刺ケースなどを掴んでみて下さい。
——いかがでしょうか?
親指・人差し指・中指の3本の指先に力を入れ、残りの手をそっと添えるだけで、すべての指先がキレイに揃い凛とした美しいフォルムができあがります。
さらに、掴むときには、グッと力を入れて掴むのではなく、上や横からフワッと優しく包み込むように掴んでみて下さい。そうすれば、さらに優しく繊細な雰囲気ができあがります。このときに、手全体に丸みをつくるようにすると、より女性的な印象に見えます。
せっかく美しいジュエリーや時計を身につけていても、手の動きが雑ではもったいないですよね。ひとつひとつの所作に美しいフォルムを意識し、美しい型に合わせてしっかり心も込めることができれば、どのような動きでも美しく優美に映ることでしょう。ぜひ、さまざまな日常のシーンでご活用ください。
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