ママそら「今日の輝くパパ」No.018松尾和弥さん
- 2014/6/5
- 輝くパパ
ママの輝きから明るい未来を創造するプロジェクト「ママそら」。輝いているママ&パパをご紹介します!たくさんの輝き・笑顔に繋がりますように…
今日の輝くパパは松尾和弥さんです。
「子どもを授かった事は嬉しいけれども、周囲の人たちは果たしてこの事をどう思うのか…。 この子を、心無い偏見から守り、夫婦で立派に育てたい。」
障害を抱えているお子さまと、その周りの環境も変えてしまうパパの愛。そして家族、仲間の愛。
松尾さんからの素敵なメッセージをお届けします☆
【名前】松尾 和弥(まつお かずや)
【お住まい】福岡県久留米市
【子ども】
樹 11歳(ダウン症/自閉症、普通小学校 特別支援クラス)
【職業】
医療ソーシャルワーカー (社会福祉士)
【最近嬉しかったこと】
最近、奥さんからまた口をきいてもらえるようになったこと(涙)
【輝くパパの秘訣】
家族や自分の身近な人たちが輝いていると、自分にもその照り返しがある。
あと、自分のことが大好きなこと♡
【住んでいる街の好きな所】
久留米の中でも、ここ国分周辺は知る人ぞ知る隠れB級グルメの宝庫。安くておいしいものが沢山あること。
そして何より、久留米には自分たちの街を住みやすく、明るく元気な街にしようとする志のある人たちが沢山いるところ。
【目標・活動など】
医療ソーシャルワーカーという職業柄、沢山の患者さんや障がいのある方、そしてそのご家族と日々向き合っています。
その上、ダウン症の子どもが生まれ、奥さんが障がい児親の会の活動を始めたおかげで、プライベートでも沢山のハンディキャップのある方々との交流が広がり、オンとオフの境目がだんだんとなくなってきている気がしています(笑)。
もともと、結婚して5年も子どもに恵まれず、夫婦二人の人生もまあいいか…、などと思っていた矢先に奥さんが妊娠。
出産に立ち会った際、フニャッとした弱々しい産声と共に生まれてきたのもさほど気にせず、喜び勇んで親戚縁者への出産の報告の為に分娩室をでると、先ほどまで子供を取り上げていた先生が、なぜか目の前に立っていました。
「お子さんはダウン症の疑いがあります。いや臨床所見からしてほぼ間違いないでしょう」と、出産からわずか10分後に告げられました。
それからの30分間は頭の中を色んなことが駆け巡り、立とうとしても体がなぜか動けない、メールや電話が鳴っているのに体が反応できない、自分の人生で初めて体験した不思議な感覚でした。
一番心配したのは母親である奥さんの事。
この事を知ったらどんなに悲しむだろうかという事でした。
結局、一週間後の退院の日までそのことを告げられずに悶々とした日々を過ごしました。
子どもを授かった事は嬉しいけれども、周囲の人たちは果たしてこの事をどう思うのか…。
この子を、心無い偏見から守り、夫婦で立派に育てたい。これまで学んできた福祉の精神が私のファイティングスピリットに火を付けました。
「ウェルカム♡ダウン症の赤ちゃん♡♡♡」
私たち夫婦は、それから沢山の話し合いを重ねて、子どもを授かった意味を考えるようになりました。
「自分たちに与えられた役割」…最近は、なんだかそのことが少しずつわかってきて、今はぼんやりとですが道しるべに沿って歩いて行っている感じがしています。
さてこれからの目標という事ですけど、まずは立派な大人になること(笑)。
そして、私たち親亡き後の子どもが何とか自分らしく生活が出来るような社会の仕組みづくりについても取り組みたいですね、
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