「お砂糖を知ろう&簡単くずもち風和菓子」ママの為の食育講座と簡単レシピ vol.6 -ママそらLabs-
- 2012/12/1
- レシピ
【子育て支援サロン食育講師 石垣加津子】
幼稚園教諭、保育士免許取得後、市内幼稚園、市立保育園に勤務
現在泉区子育て支援サロンサポートに従事
マクロビオティックを中心にママ達へ食育指導を行っています。
玄米、乾物、豆、豆腐、海藻、旬野菜を使ったなるべく簡単に出来る健康料理です。
ママのダイエットにも繋がり、アレルギーのお子さんの体質改善にもお役にたてるレシピもご紹介します!
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お砂糖を知ろう&簡単くずもち風和菓子
前回の食育講座(簡単味噌汁)皆さんから、「これで一人分も簡単に出来て、毎日飲めます」、「子供に先に出すと自分の分が冷めてしまうから、これなら後からでもお湯を注ぐだけで良いわ」と嬉しいコメントを頂きました。お役に立てて、嬉しいです。
今回のテーマはお砂糖を知ろう&簡単くずもち風和菓子です。
砂糖の種類
◎さとうきびを原料とするもの
白砂糖、三温糖、きび砂糖、黒砂糖
■さとうきび原料―
「分子構造的には単糖類で、消化吸収が早い分、消耗も早いので血糖値の上下が激しく、すぐまた糖分をとりたくなり、その繰り返しで精神的にキレやすくなったり低血糖症がおこりやすい。」シュガーハイと言います。 「熱帯の植物であるさとうきびは体を冷やす作用がある」 暖かい地域には良いですね。
ビタミンやミネラルを除去され、真っ白に精製され、化学薬品やいろんなものを添付された純度が高い白砂糖=グラニュー糖は、とても化学的な物質です。
精製された白砂糖は二つの糖の集まり、二糖類です。そのため素早く血液の中に入り、血糖値を急激に上げます。それで一時的に気分がよくなったと感じたり、元気になったように思うのです。
素早く体内に吸収された砂糖は、やはりまた早いスピードで消費されます。そうなると・・・
一度素早くあがった気分も急激に落ちていきます。それを繰り返し毎日行っていると、体もそして内面の精神までもが疲れやすくなってしまって、感情の起伏が激しくなります。
集中力がなくなったり、体がだるくなったり・・・大抵は原因が砂糖だとは気がつきませんよね。
白砂糖は血液の中でカルシウムを奪ってしまう性質があるので、毎日たくさん白砂糖をとっていると当然体内のカルシウムがある場所=骨や歯からカルシウムを奪うので、もろくなっていきます。
ビタミンも同様に消費されるので、主にお砂糖の取り過ぎは、過労、震え、めまい、貧血、うつ症状、短気、記憶障害などの問題がでてきます。
‐細胞が縮んで水太りになりやすい、ぽっちゃり型
‐下半身に肉がついて、顔色は白目
‐早起きが苦手で、冷え性
‐足がむくみがち
‐性格は急に怒ったと思ったら泣き出したり、気分の変化が激しく、落ち込みやすい。
疲れると甘いものが欲しくなる—-元気になった気がする—-だるくなり眠い
◎砂糖大根(てん菜)を原料とするもの
てんさい糖
■砂糖大根原料―
「多糖類なのでゆっくりと消化される分、血糖値の上下が緩慢で、かつ吸収に時間がかかるオリゴ糖はおなかのビフィズス菌を元気付け増やしてくれる強い味方であり、「てんさい糖」はおなかに優しい砂糖です。
さあおわかり頂いたところで、お子さんに手作りのてんさい糖のスイーツをご紹介しますね!
《簡単くずもち風和菓子》
材料
てんさい糖(無い時はきび糖) 1カップ
片栗粉(あればくず粉) 1カップ
ミネラルウォーター 2.5カップ
きな粉 適量
練ってごまやくるみを入れると、ゆべしのようになります。
アンベサ(砂糖の話)参照
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