5.お金と上手に付き合おう～やりくり次第で貴重な教材～

ファイナンシャルプランナーの前田純です。千葉県松戸市で「おかねの楽校」（小・中学生向け金銭教育）を毎年開校し、子ども達にお金との正しい付き合い方を教えています。お正月、たくさんのお年玉をもらうこの時期に、お子様と一緒にお金＆お小遣いについて家族一緒に考えてみませんか？

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５．やりくり次第で貴重な教材

お小遣いについては、王道はありません。
お小遣いを家庭内のお手伝いの報酬として渡す家庭もあります。
「お手伝いするからお小遣い頂戴！」というお子さんに「毎日ご飯を作るお母さんにもお小遣い頂戴！」と言い返すお母さんもいます。賛否両論ではありますが、お金のことをお子さんと話す材料になりますね。

「お小遣い帳の活用」は、お母さんが家計簿をつけていればおのずと子どももつけるかもしれません。やらせっきりでなく、月に最低1回は親がチェックしてお子さんとお小遣いについて話をしましょう。必ず改善点ってあるものです。

小学1年生の時から子どもにお小遣いを渡し、お小遣い帳をつけさせたあるママは、翌月、お小遣い帳と残高があっていない場合には、「管理ができない子は、もらう資格がない」と小遣いを没収したそうです。小さいころから親が子どもに「お金のこと」をちゃんと向き合って話していくことは本当に大切なのです。

子どもが大きくなったとき、お金を自分の夢を叶える道具として捉え、上手につきあっていくことができるようになるかどうかは親の接し方次第です。日本では、お金について話すことを昔からタブー視してきた傾向があります。現に今私が子ども達に金銭教育をしているとお話すると、理解してもらえないことも多々あります。金銭教育とは、人によっては働かずに楽な金儲けと捉える人もいます。世間で急成長したカリスマ企業の経営者が世間から姿を消していくのはどうしてでしょう？　私は、お金との付き合い方が分かっていない、正しい金銭感覚がなかったこともひとつの要因ではないかと思います。

アラブ諸国ではいまだ「働かざるもの食うべからず、お金は労働の対価」という価値観が残っています。これも大事なことですね。

この機会に是非お小遣いについてお子さんと向き合って話をしてみてください。

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前田　純
ファイナンシャルプランナー
日本FP協会　CFP
１級FP技能士
日本FP協会のエントリー研修（6科目合格者の必須研修）のメンターです。

得意分野　生命・損害保険・ライフプラン・相続・事業継承・金銭教育・住宅ローン

最近の講演テーマ
「生命保険の加入・見直しの時に知っておきたいポイント」
「考えておきたい我が家のリスクマネジメント」
「先進医療・セカンドオピニオンについて」
「おこづかいの上手な上げ方～おこづかいでこどもに何を教えますか？」
（金銭教育は小・中・高校生のこども・保護者を対象にセミナー可能）
「エンディングノート」

ライフワーク
千葉県松戸市で「おかねの楽校」（小・中学生向け金銭教育）を毎年開校しています。本年で8年目　http://www.okanenogakkou.com/
おかねを夢を叶えるための道具として正しく使えるよう屋台の計画・仕入れ・実行・決算とこどもたちが主体となっておかねのいろいろを学びます。

小学生向けのおこづかいゲームも好評です。約2時間でおかねのいろいろを学べます。
おこづかいゲームの出張もお引き受けします。（詳しくはHPをご覧ください）

松戸生活やくだちたい（役立ち隊）　http://www7.plala.or.jp/MSYakudachitai/
松戸市認定活動で「ちょっとお得な暮らしとお金のセミナー」の講師・相談員

（連絡先）fpmae01@yahoo.co.jp

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