2.お金と上手に付き合おう ~本当に必要か? を考えさせる~
- 2014/1/8
- マネー
ファイナンシャルプランナーの前田純です。千葉県松戸市で「おかねの楽校」(小・中学生向け金銭教育)を毎年開校し、子ども達にお金との正しい付き合い方を教えています。お正月、たくさんのお年玉をもらうこの時期に、お子様と一緒にお金&お小遣いについて家族一緒に考えてみませんか?
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2.本当に必要か? を考えさせる
お小遣いとして妥当な金額はいくらでしょう? 当然回答はまちまちです。
月決めお小遣いの目安として、一般的によく使われる算式は〈学年×100円〉
例えば小学性6年生なら〈600円〉高校1年生を「10年生」と置き換えれば〈1,000円〉になります。
金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」(第2回)平成22年度の調査によると、小学生で月に1回もらっているおお小遣いの平均額は低学年949円、中学年896円、高学年1,087円、中学生では2,502円、高校生は5,305円とのことです。
単にお小遣いの金額だけでなく、実際の親の負担がどうなのかも勘案する必要があります。携帯電話料金、文房具代などを小遣いに含むかどうかを考えてみましょう。日本PTA協会が平成21年末、中学2年生の携帯料金を調べたところ、もっとも多かったのは3,000円~4,000円未満で、9割以上が全額親負担でした。今はスマートフォンに代わっているので更に金額が増えていると思います。
お小遣いに加えて携帯さらに諸々の出費となると、親のスネは折れてしまいます。昨日コラムに書いたニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)をどこまでお小遣いに含めるのかを家族で話すことが必要です。
今は携帯からスマホに変わり携帯料金は高額になっているので、携帯料金などはお小遣いに含めて自分で管理させた方が良いですね。
決まったお小遣いの中で、自分で「本当に必要なのか、ただ欲しいだけなのか、考えさせる良いチャンス」を考えて、失敗しながらお金のやりくりを覚えていきます。
たとえ金欠病を訴えられても、我慢させるのが基本。
どうしても必要な場合には、お年玉や貯金の取り崩しで対応させるのが良いでしょう。
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前田 純
ファイナンシャルプランナー
日本FP協会 CFP
1級FP技能士
日本FP協会のエントリー研修(6科目合格者の必須研修)のメンターです。
得意分野 生命・損害保険・ライフプラン・相続・事業継承・金銭教育・住宅ローン
最近の講演テーマ
「生命保険の加入・見直しの時に知っておきたいポイント」
「考えておきたい我が家のリスクマネジメント」
「先進医療・セカンドオピニオンについて」
「おこづかいの上手な上げ方~おこづかいでこどもに何を教えますか?」
(金銭教育は小・中・高校生のこども・保護者を対象にセミナー可能)
「エンディングノート」
ライフワーク
千葉県松戸市で「おかねの楽校」(小・中学生向け金銭教育)を毎年開校しています。本年で8年目 http://www.okanenogakkou.com/
おかねを夢を叶えるための道具として正しく使えるよう屋台の計画・仕入れ・実行・決算とこどもたちが主体となっておかねのいろいろを学びます。
小学生向けのおこづかいゲームも好評です。約2時間でおかねのいろいろを学べます。
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松戸市認定活動で「ちょっとお得な暮らしとお金のセミナー」の講師・相談員
(連絡先)fpmae01@yahoo.co.jp
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