「自分の心の居場所をたくさん見つけること」
今日の輝くママは、山本鈴佳さん。
幼稚園のクラス委員をしたり、出産間近までベリーダンスに通い楽しんだり、色々な場所にでかけて自分の楽しみを見つけている山本さん。
「出会いが多ければ多いほど、自分の心の居場所が増え人生が豊かになるのを感じています」とおっしゃる山本さんからのメッセージをぜひご覧ください☆
【名前】山本 鈴佳(やまもと すずか)
【お住まい】高知市
【子ども】3人(4歳男、2歳男、3か月女)
【最近嬉しかったこと】
3月に3人目の子どもが無事生まれてくれたこと!!
【輝くママの秘訣】
・自分の心の居場所をたくさん見つけること
一人で過ごすことになんだか魅力を感じない“さみしんぼう”の私。学生のときからほとんど家に居らず、部活か友達と遊んでいたという経歴の持ち主。
そんな私が大切にしているのが「ひととの出会い」です。面倒くさがり屋なので、いざ出ていくとなると億劫なことも多いのですが、行ってみると大切な仲間と出会える機会が転がっていたりもするので、研修会や趣味の集まりなど、少しでも興味がある場所には思い切って出ていくようにしています。
今年は息子が通う幼稚園のクラス委員もしました。日頃は幼稚園のお迎えのときしか同じクラスの子どもさんの保護者の方とあいさつ程度でしか触れ合う機会がないのですが、素敵なクラス委員仲間と出会うことができ、感謝しています!自分と合う人たちとの出会いが多ければ多いほど、自分の心の居場所が増え人生が豊かになるのを感じています。
・好きなことを続けること・・・
長男の出産後から骨盤が気になったのをきっかけにベリーダンス教室に通っています。子連れの教室に行くこともあれば、両親が「かまんよ~(いいよ~)。」と言ってくれたときにはありがたく子ども預けて一人でレッスンに行くときも!
ベリーダンス教室に行ってキラキラのヒップスカーフや音楽に包まれてレッスンを受けているとアドレナリンが出まくりの私!レッスン後はすっきりとした気持ちでリフレッシュすることができています。
それから、子どもを授かってからも年1回はよさこい祭りに出場しています(妊娠時以外)。子育てに疲れると、社会から孤立したような気持ちになり子育て前の自分が思い出せなくなることもありましたが、よさこい踊りの練習中に「そうや、以前の自分はこんなんやった!」と以前の自分が蘇り、我に返ることができました。
初夏から8月まで続くよさこいに参加できたのは、自分を支えてくれた家族の大きな協力があってこそ!私に活力を与えてくれた家族には本当に感謝しています。
今は子どもが小さいので難しいですが、将来的には音楽活動を始めたいのと、近所の山登りなんかもやってみたいなぁと目論んでいます。
【住んでいる街の好きなところ】
高知は最高です!オープンで明るくてお祭り好き!はちきん(土佐弁でおてんばな女性のこと)もたくさん!きれいな空と海と山!!あったかい人いっぱい!食べ物もおいしすぎ!こんな暮らしやすいまちは他にないと思います。
おすすめスポットは「三宝山(さんぽうざん)」の頂上からの景色。大学時代、何度ドライブに行ったことか…。ワイドビューな太平洋、夜景も素敵!
それから、芸西村矢流(やながれ)の国道から海を見下ろした眺め!特に桜の時期は桜あふれる国道の坂道と共に「ごめん・奈半利(なはり)線」のJRの線路が走る海が見下ろせるのが爽快です。高知に来たらぜひ一度行ってみてください。
【全国のママ・プレママへのメッセージ】
前向きなことばかり書きましたが、私も一人目の産後は慣れない育児と睡眠不足など、今思えばうつ傾向だったように思います。成人してからは仕事と家の往復だったのに、生活も一遍、仕事を休んでの育児はありがたいことではありながら、社会から孤立した感じも否めず、「この先何にもいいことがない」とネガティブな気持ちになり夜何日も涙したこともありました。
夫も仕事からの帰りが遅く、思い描いていた理想の育児とは全く行かず、気持ちが一杯いっぱいになると、子どもにイライラをぶつけてしまったり、感情的になって夫とぶつかってしまったり…。
私の場合は、しんどくなったらすぐ実家に帰って実家の両親に支えてもらったこと、長男の通う幼稚園で信頼できる先生に相談できたこと、自分が安心して行ける居場所(趣味や集まりの場所など)があったことで乗り越えてこられたように思います。
自分がしんどくなってしまうのは、きっと相手のことが理解できないときです。子育てや家族との間でも、(相手が)「なんでこんなことするのだろう」「なんでわかってくれないのだろう」と思ったとき、相手への不信感で悲しくなったりイライラしたりします。でも、本当は、一人ひとり違う存在だからこそ予想外のことが起こるのは当然で自然なことなんです。
自分の「当たり前」と違うことが起こったとき、「これは想定範囲内のこと」「元々わかっていたことだ」と思えるだけで気持ちが楽になります。そして、「この人はどうしてこれをしたのかな?」と考えます。自分には理解できない行動でも、その人なりの理由が必ずあります。自分の考えと違ってていいんです。一度立ち止まって、「あなたはどうしてそれをしたの?」と相手に聞くことから始めます。
私も、現実、自分の感情が高まっているときになかなか理想的な対応は難しいですが、10回中1~2回それができるのが目標でいいそう(これは息子の通う幼稚園の園長先生が言ってくれた言葉です)。初めはできそうになくても、意識するだけで大分違います。
私も家族にトゲトゲしてしまうときはありながらも、そう考えられるようになって楽になりました。相手を責めると悪循環になってしまうのでみんなが余計しんどくなりますしね。長男の小さかったときに戻ってもう一回やり直したい!(笑)
あと、もう一つみなさんにお伝えしたいのが、子どもに何かを伝えるとき(しつけなど)、「今わからそうとしないこと」です。一生懸命に伝えようとすればするほど、「今子どもが行動を変えてくれること」を目標にしてしまいがちですが、それではうまくいかないことが多いように思います。
だって、今は「わかってないからできてない」のですから。子どもが「いつかわかってくれたらいいな」「いつかできるようになったらいいな」と思いながら伝えるのみにします。子育ての目標は子どもが20歳になったときだそうです。
一人ひとり子育ての状況は様々だと思いますが、私の失敗と、習ったことから学んだ体験が少しでも誰かの役に立つならうれしいです。
【フリー記述】
~結婚してから学んだ、自分としての気持ちを、勇気をもって相手に伝えること~
結婚6年目。子どもが誕生してからの5年間で、子育てのことや家事のことで夫とぶつかることもしばしば。独身時代は、他人と考え方の違う部分とは無理してつきあう必要もなく、一緒に住んでいる家族は自分の育った家族のみ(想定範囲内)…という環境から一転、家族内に他人がいるというのはまさにこのこと!!考え方が違う部分についてつい夫を責めてしまったり否定してしまったり。
夫とはどこかで妥協点を見つけないといけないからぶつからざるを得ないんですね!
今まで(独身時代)は他人に「言いたくないこと」を言わなくてよかったけど、自分が我慢の限界のことについてはそれでは無理なんやと実感。ついでに「私って実はネガティブな感情を吐き出すのがちょっと苦手やったんや」ということにも気づく。
そんなこんなで最近は、「自分としてはこう感じている」「こうしたい」ということを、勇気をもって夫にも伝えるようになりました。すると、意外にも夫が合わせてくれたり、理解してくれたりということも多く。
「考え方が違うからきっとわかってもらえない」と勝手にラインを引いていたのは自分だったんですね。感情が吐き出せるようになってとっても気持ちが楽になりましたし、夫ともぶつかる機会が減りました。
相手に気持ちを伝えるとき大切なのは、相手を決して責めないこと!相手を責めずに自分としての気持ちを伝えられるといいようです(実際は責めてしまうこともありますが。
気持ちを聞いてくれた夫、いつもありがとう。
私のプチ武勇伝を読んでくださった皆様、ありがとうございました!
ライター:高知支部 玉井史織(2017.6.6)
コメントや「いいね!」でママ達の応援よろしくお願いします☆
★ママそらFacebookページ
http://www.facebook.com/mamasola1
★ママそらサポーター募集中!
http://www.facebook.com/groups/mamasola.supporters/
★ママそら☆こうち
https://www.facebook.com/mamasola.kochi/
★ママそらこうちグループページ(サポーター募集中!)
https://www.facebook.com/groups/mamasola.kochi/