安達麻美さんママそら「今日の輝くママ」No.485

「今を楽しむこと、感謝すること、今の自分にできることを一歩ずつ」

今日の輝くママは安達麻美さん。
ありのままの自分でいることを大事にしている安達さん。妊娠・出産、震災、病気、色々な経験をし、普段当たり前にしていたことのありがたさを感じたそうです。愛あふれる安達さんからのメッセージをぜひご覧ください。

【名前】安達麻美（あだちまみ）

【お住まい】高知県高知市

【お子様について】
１人（３歳の女の子）
１月に第二子を出産予定です♡

【職業】
＊主婦
＊カードを使ったコーチングLife Pages認定トレーナー

【最近嬉しかったこと】
娘の3歳の誕生日と結婚記念日のお祝いで、一泊旅行に行ってきました。去年までは長風呂のできなかった娘が、今年は“楽しいね♪”と一緒にお風呂を楽しめたことがとても嬉しかったです♡
替え歌が歌えるようになったり、自分で頭からシャワーをかけられるようになったり、塗り絵や絵がちょっとの間に上達していたり…日に日に成長していく様子を見たり、発見したりすることもとても嬉しいです♡

【輝くママの秘訣】
今を楽しむこと
感謝すること
今の自分にできることを一歩ずつ
秘訣というか、これができるようになって、自分自身ラクになったなと感じています^ ^

＊＊＊

2011年3月、茨城県に住んでいるときに、東日本大震災に遭いました。
生きているって当たり前じゃないんだな、って切実に感じさせられました。

そしてその年の８月、私はある病気を患いました。
茨城県で2度入院、そして出産後にも3回入退院を繰り返すことに。
生まれたばかりの赤ちゃんを両親に預けて入院することは本当に辛かったし、それでなくても体力の必要な子育てと、自分のからだと、どう付き合っていいのかわからず、すごく苦しくて不安でいっぱいの日々を送っていました。

震災、病気という経験を通して、
今こうしてここにいられることがどれだけ奇跡的で恵まれたことなのか、毎日ご飯が食べられることや、おうちのベッドで眠りにつけること、大切な人たちが健康で笑っていてくれること…

そんな普段当たり前にしていたことのありがたさを痛感しました。
決していい経験とは言えないけれど、そこから得たものは数えきれません。

もちろん最初は「どうして、なんで」という思いもあったし、現実を受け入れているようで、全然向き合えてなかったと思います。
「元気だったら本当はやりたいことがいっぱいあるのに・・・」という葛藤の中で、自分が、今まで自分の気持ちに蓋をして、世の中の一般常識やこうでなければならないという思い込みにすごくとらわれていたことに気付きました。

一度きりしかない、私しか生きることができない、私の人生。
私が生きたいように生きなくて、誰が私の人生を生きるんだろうって。

振り返ると、震災に遭う前、特に初めての転勤で茨城県にいた時、自分の思い描いていた新婚生活とはかけ離れた生活の中、「本当はこんなはずじゃないのに、もっとこうなったらいいのに・・・」とよくため息をついていました。

そんな風に感じたり思ったりしながら、毎日を、せっかくもらった今目の前の大事な時間を、楽しめていなかったように思います。
今は、自分がやりたいと思ったらやったらいいと思えるし、自分のからだや心の声に耳を傾けられるようになりました。

そう思えたからといって、体調がよくなる訳ではないし、全てが上手くいく訳ではないけれど、つい、できない自分が嫌になったり、周りと比較してしまっても、それに気づけたらもう大丈夫。
「私ってやっぱりダメだな。」ってできてない自分を責めるのではなくて、「そんな時もあるよね。さ、今からどうしようかな？」ってそんな自分も受け止めて、次へ進める自分がいます。

そうやって、少しずつでも、ちゃんと自分の人生を自分で歩んでいる感覚が、とても嬉しく思います。

そんな風に思えるようになったのは、コーチングとの出逢いがあったからかもしれません。
震災に遭う少し前から、私は仕事を通じてコーチングというものを学んでいました。

コーチングは、コミュニケーションのスキルです。
一般的に、例えば、話の聴き方や、表情や姿勢、呼吸、言葉の使い方だったりをイメージされるかもしれません。
もちろんそういうスキルもあるのですが、私は何より、自分自身とのコミュニケーションスキルが上がったと感じています。
自分が本当は何を感じていて、どうなったらいいと思っているのか、そしてそのために何をしたらいいのか。
人からああしなさい、こうしなさい、とアドバイスをもらうのではなく、その人自身がどうしたいのか自分の中から答えを見つけていく関わり方です。
「あなたはどう思っているの？どうしたいの？」
って聞かれると、自分のことのはずなのによくわからない自分がいたりします。

私はコーチングを学んで、日常の中に取り入れていくことで、だんだんと「あ〜自分は本当はこう思ってるんだな〜、こうしたいって感じているんだな〜」と自分の気持ちがわかるようになってきて、今まではそう思ったり感じたりすることがどこかいけないことのように勝手に自分を責めたりしていたのですが、そんな風に思ったり感じたりしている自分を許せるというか、受け入れられるようになりました。
ありのままの自分を受け入れられるようになると、自分のことが前より好きになれたり、自分を信じることができるようになっていました。

今でも、症状があるときはとてもしんどいし、思うように過ごせない日々にもやもやすることもあります。でも今は、少しずつ、そんな自分でも、今の自分にできることを精一杯やろうと思えています。
輝いているかは分かりませんが、以前より自分の気持ちに正直に生きられるようになって、今を楽しめるようになった気がします。

【住んでいる街の好きなところ】
夫が転勤族で、3年前に最初の赴任地である茨城県から、高知県に引越してきました。
高知の人は、距離感が近い！（笑）スーパーでお買い物してたり、街を歩いていると、必ずといっていい程誰か(全然知らないおんちゃんおばちゃん笑)に声を掛けられます！
そして、いい意味で適当です（笑）
どっしりしているというか、“なんちゃあない”の土佐気質が、私は大好きです。
出身地の名古屋は、どちらかというとせかせかしているというか、マメな感じがするので、土地によってこんなにも文化や雰囲気が違うんだな〜といろいろな世界を楽しませてもらっています。
あとは、やっぱり食べ物が美味しいこと！最初に鰹のたたきを見たときには分厚！と声が出ました（笑）

【全国のママ&プレママへのメッセージ】
ママはみんな頑張り屋さん！
だから、自分のこと、もっともっと頑張ってるね、よくやってるねって褒めてあげてください♡
できてること、いーっぱいあります！まだまだダメ、私なんてと言わず、自分のいいところ、できてるとこ、まずは自分自身が受け止めてあげてくださいね♡

そして、周りにたくさん甘えてください。
私は今までどちらかというと人に頼ったり甘えたりするのが苦手なタイプでした。ですが、子どもを生んでそうも言ってられなくなり、ヘルプミーを言ってみると、みんな快く助けてくれて、びっくりしました。

助けてって言ってもらえることって、実は相手も嬉しかったりするんですよね。
そして困ったときはお互い様で、助けあったり協力しあったりするうちに、ご縁が広がっていったり、絆が深まっていったり。
私は転勤族で、新しい土地での生活は大丈夫かな、お友達できるかな、とたくさん不安もありましたが、今は高知から転勤するのが考えられないくらい、すてきな人たちとの出逢いや、すてきな場所に居られることに、本当に感謝しています。

【目標・活動】
来年1月に第二子を出産する予定なので、まずは元気に元気な赤ちゃんを生むことが目標です！

そして、現在、『Life Pages（ライフペイジズ）』というカードを使ったコーチングのイベントやセッションを行っています☆
Life Pagesの特徴は様々な絵柄の描かれた50枚のカードを使うことで、短時間でパワフルなコーチングができること。

『自分の感覚を信じるということ。それが自分を信じるということ。』
Life Pages発案者の堀川仁美さんの言葉を聞いて、
「あ〜、私自分に自信がなかったんだなあ」って思いました。
周りの目を気にしたり、場の空気を読んで、いつからか自分の感じていることや心の声の存在すら忘れてしまっていました。
だから、たとえ何かを感じたとしても、感じていることに自信がなくて、周りの正しそうな情報を優先してきたように思います。

自分らしく生きる、とか毎日を楽しむって、言葉にすると簡単なんだけど、実際はそれがよくわからなかったり、難しかったり。

Life Pagesのコーチングを通して、一人でも多くの人が、自分のこと好きだなって思えたり、自分を信じて、自分の生きたい人生を自分の力で歩んでいける、そのお手伝いができたらいいなと思っています。
カードの絵柄もとっても可愛いので、興味のある方はぜひ気軽に体験しにいらしてくださいね♡

☆ブログ：http://ameblo.jp/mami-happy-coaching/