渡邉陽子さん〈東京都〉「ママそら」今日の輝くママNo.1019

「ベッタリ一緒にいられる今が必ず親子の絆となって私と娘の一生の基盤になると信じています。」

今日の輝くママは、渡邉陽子さん。
「子育ては日々悩みの連続ですが、我が子を思う母の気持ちは必ず子供に伝わると自信を持ち、楽しく子育てをすることが大事なのではないかと思っています。」
創業70周年の歴史を築く銀座の日本料理店で若女将として、母として、日々力強く活躍されておられる渡邉さんのメッセージをどうぞご覧下さい☆

【名前】渡邉　陽子(わたなべ　ようこ)

【お住まい】東京都中央区

【お子様】娘１人（4歳）

【職業】日本料理店『銀座治郎長』若女将

【最近嬉しかったこと】
仕事が忙しくヘロヘロで遅く帰宅したとき、先に主人と帰宅して寝ているはずの娘が起きて待っていてくれ、玄関まで出迎えてくれて「ママ偉かったね。ママが一番大好きだよ」と抱き締めてほっぺにキスをしてくれた時は涙が出るほど嬉しかったです。
娘の笑顔で疲れも吹き飛びます！

【輝くママの秘訣】
一緒に笑って、一緒に楽しんで、一緒に共有出来る事をたくさん見つけて、娘と一緒に成長し続けていく事でしょうか。
銀座という都心にいると自然に触れる機会が少ないので、娘が小さな時から一緒に通勤する時にも街中の自然を探して「この花きれいね」「見て！蝶々が飛んでるよ」「あっ桜！春だね」と声がけをするように心がけてきました。

先日娘が、「ママ見て！綺麗よ！ママにあげるね」と紅葉した葉っぱを拾ってきてくれました。
小さな日々の触れ合いが娘の心をこんなに豊かにしてくれていると気付き、これからもわたしも日々感性を磨いていきたいと思いました。

【住んでいる街の好きなところ】
やはり世界の銀座。
一流のお店が立ち並び、伝統を守る誇りと使命を胸に皆さんが働いています。
そうした先輩達の思いを受け継ぎ、娘達にも伝えていきたいです。

街は世界各国の旅行者の笑顔で溢れ、歩いているだけで様々な言語に触れることが出来ます。
「ハロー」「ニーハオ」「ボンジュール」と挨拶を交わす姿に娘も世界を肌で感じているようです。

ある識者は『真の国際友好とは何か。国と国の関係といっても、人と人の関係に帰着する。互いの信頼、友情こそが全ての基盤となる』と述べています。
日々の生活の何気ない中で国際的な感性を磨くことが出来る街銀座。
娘と一緒に世界中にお友達を作っていけたらと思っています。

【全国のママ&プレママへのメッセージ】
職場が実家の日本料理屋なので、出産2週間前までお店で働き、産後5ヶ月で仕事復帰しました。
出来る限り娘と一緒にいる時間を大切にしたいと思い娘と一緒に仕事に行くことを選びました。
毎日働く私を見て育った娘は最近では、お店に着くとまずエプロンをしてデッキブラシで床を磨き、お部屋のセッティングをしたり、「いらっしゃいませ」「ありがとうございます。どうぞお気をつけて」とご挨拶が出来るようになりました。

他の子供よりお友達と遊んだり自由に出来る時間が少なくて可哀想だなぁと思うこともありますが、私が真剣に家業に打ち込む姿を娘には見せ続けたいと思っています。
とはいえ、怒ったり笑ったり喧嘩したりとドタバタの毎日ですが、ベッタリ一緒にいられる今が必ず親子の絆となって私と娘の一生の基盤になると信じています。

ある本に『子供は母親の表情や調子から敏感に感じ取る。そうした呼吸のなかで、知らず知らずのうちに、生き方の骨格が築かれていくのだ』とありました。
子育ては日々悩みの連続ですが、我が子を思う母の気持ちは必ず子供に伝わると自信を持ち、楽しく子育てをすることが大事なのではないかと思っています。

【目標】

治郎長は、本年創業70周年にります。
お客様は政界、財界の方々をはじめ、世界中からご来店くださいます。
どこまでもお客様を思い、真心で誠実に日々接客出来るよう自分を磨いていきたいです。
めざせ100周年！！