笑顔あふれる家族を目指す、子ども・夫との関わり方 ~心の土台となる愛着形成~
- 2013/5/27
- 暮らし/趣味
平野真理子
ママが子育てを楽しむため為に必要な心の余裕を作り出す
ベビー手話教室・お腹の赤ちゃんとのたいわ・ヒーリング・
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ベビー手話教室はサインのやり取りだけにとどまりません。
乳幼児期の人格形成に重要な影響を及ぼす親子の関わり方についての知識をお伝えし、
それに基づいた関わり方を実践して頂くものです。
今週お届けするコラムでは、親子間や夫婦間の関わりを見直して
笑顔あふれる家族を目指す、自己肯定感を育てる親子の関わり方、
そして、「自分で考え、決断し、行動できる子供」に育てる
乳幼児期の関わり方をお伝えします。
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自立した人間に育てるためには?
乳幼児期のお子さんにとって今後、1人の自立した人間として成長していくために大切な事って何か御存知ですか?それは親子(保護者-子)の信頼関係を築くこと。つまり『愛着形成』が健全に構築されていることです。
『愛着』とは人と人との絆を結ぶ能力であり、人格形成の土台を形作る非常に重要な要素です。人格形成の構成要素は『人格形成のピラミッド』として紹介されているので、目にしたことがある方も多いと思います。愛着形成を土台とし、その上に自主性、社会性、知識の習得というピラミッド型の構成となっています。この『愛着』を形成する際に必要な事は、お母様方が自然に行っている行動、例えば、おむつを替えたり、おっぱいをあげたり、泣いたら抱っこをしたり、笑いかけたり、あやしたりといった母性行動です。こういった母性行動を愛情を持って行う事によって、母子間の信頼関係をより堅い絆として成長させていくのです。
愛着形成によって何が生まれるのでしょうか?
人格形成においてとても重要なものであるという事はお分かり頂いたと思いますが、ではどのような点で重要になってくるのでしょうか?
☆乳幼児期の愛着形成によって築かれていく主なもの
1 人間への信頼感
母親への基本的信頼を元に、まわりの家族や社会への信頼感を養います。それによって、子どもの世界が広がります。
2 自己肯定感
根拠のない自信、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態。自己肯定感が高いとストレス耐性が高く、少々のことではめげません。自分から進んで人間関係を築くことができるようになります。
3 心の安全基地
いざというとき頼ることができ、守ってもらえる居場所であり、そこを心の拠り所、心の支えとすることのできる存在です。
赤ちゃんが痛い思いやイヤな思いをした時にママに抱かれて安心し泣きやみ、また1人で遊ぶことが出来るという事を繰り返すうちに、ママとの距離をどんどん広げていくことが出来ますよね? これを繰り返すことによって、実際にママのところに戻らず心に思い描くだけで十分になっていき、赤ちゃんの心の成長の源となるのです。『人格形成のピラミッド』の土台となる上記の3点を着実に築いていくことで、自主性や社会性、知識の習得ということがバランス良く身についていくのです。
ママ自身が心に余裕を持ち、愛情を持ってお子様に接し、スキンシップを沢山して、お子様との毎日を楽しんで過ごすこと。これを積み重ねていくことが、乳幼児期のお子さんにとって、とても大切なことだと思います。
<プロフィール>
2006年よりママの心に寄り添うセラピストとして活動
2007年に藤沢市鵠沼海岸に
ハワイアンスピリチュアルロミロミサロン OiaioLima オープン
2011年より飛騨高山に移転し、
ハワイアンスピリチュアルロミロミサロンとベビー手話教室を主宰。
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明日のコラムでは、「経験という財産」についてお話いたします。
親子が笑顔になれる場所 オイアイオ・リマ
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