２．仕事も子育てもあきらめない！

妊娠したり、子どもが小さなうちは、どうしても仕事を休まざるを得ないことが多くなりますよね。職場に理解がない場合、退職などを促されたりするケースもまだまだ多いようです。

たとえ職場に理解があっても、ママ自身、どうしても以前と同じような働き方ができないとなると、そのことが心苦しくなったり負い目を感じたりして、職場を去るケースもあるようです。

妊娠・出産って、人生にとって最高にハッピーなイベントのはずですよね。企業の活動は「人」が基本であり、人の人生のうち「仕事」のために費やす時間というのはとても多いですよね。

ならば企業にとっても妊娠・出産が、仕事のリスクになってしまうようではいけないと思うんです。

でも、もしかすると、私達自身が気づかないうちに、「子育て＝企業のリスク」というふうな文化を作っているのかもしれません。

他の人は残業しているのに、自分は保育園のお迎え等もありどうしても早く帰らないといけないという時、残業することが当たり前と考え、「できない私は職場の役には立てない」と考えたりしていませんか。

いっそのこと発想を変えてみて、「残業はできないかもしれないけれど、定時で仕事を終えても、残業してる人よりもきっちりと成果を上げてみよう」という考え方に転換していけばどうでしょうか？

企業にとっても、仕事の効率が悪い社員に安くない残業代をダラダラ支払い続けるより、より短い時間でも質良く仕事が進んでいく方が魅力的だと思いませんか？

あなたもぜひ、そんな働き方を広げるための一員になってください♪

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福島　幸子【(株)ワークライフバランス認定コンサルタント】

中学生の息子がいる一児の母であり、行政書士、(株)ワークライフバランス認定コンサルタントでもあります。事業所の事務や経営のお手伝いをする傍ら、ワークライフバランスの普及活動にも努めております。
座右の銘は「慈しみの愛の心があれば、人生の戦いには負けない」という老子の言葉です。

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