6.ママは傾聴のプロフェッショナル
「子育てとコミュニケーション」をテーマに、産業カウンセラーとして子育てを通じて実践してきたこと、アナウンサーとして「言葉かけ」のコツ、絵本のことなどを書かせて頂きますね。
前回、傾聴(けいちょう)という 相手の言葉を丸ごと受け止めて、共感的に聞く方法について書きました。
傾聴の記事はこちら>>https://mamasola.net/?p=17080
読んで「そんなのできないよ」とか「実際やるとなると難しい」と感じている人も多いと思います。
でも、でも!実はママ達は子供が小さい時は毎日傾聴しているのですよ!
出産してから毎日赤ちゃんとお話ししていますよね?それが傾聴なのです!
赤ちゃんの時は言葉を上手くしゃべることができません。
だからママ達は「うんうん、お腹すいたね。おっぱいにしようか」
「どうして泣くのかな?何が嫌なの?」 と理解しようとする。
外にお散歩に行って 子供が指を差していたら 「うん?あぁアリさんやね。いっぱいるね。すごいね。」
虫が飛んできてぶつかったら「虫が飛んできて びっくりしたね。怖かったね。よしよし。」などなど。
起こった事柄、子どもの行動や表情を見て、気持ちまでも言語化していき、更に「よしよし」と温かく包んで安心感を与えてあげます。
こういうことなのです!!
その子の感情や行動に寄り添って、同じ目線、同じ気持ちで共感して、それを言葉にして返してあげる。時には大丈夫だよ、と寄り添う。
ママ達は傾聴のプロフェッショナルなのです。
これを、大人同士もやれたらどんなに尊重しあえる世の中になるでしょう。
そんなことくらいで弱音を吐くなよ、と思っていても、
「そうか、そうか、そんな嫌なことがあったのね。辛かったね。しんどかったね。」
私の趣味と全然合わない、と思っていても、
「うんうん、あなたはこういうのが趣味なのね」
できない背景には「私のことも分かってよ!!」という上手に自己主張できないもどかしさ、受け止めてもらえない寂しさなどがあるのかもしれませんね。
「受け止める」「共感する」というのは、自分も相手と同じ価値観、考え方にすることではありません。
あなたはあなた。私は私。
「そうか、そうか、あなたはこうなのね。」これでOKなのです!
【尾崎美樹 フリーアナウンサー 絵本セラピスト オフィスeMius代表】
元高知放送アナウンサー。 2006年フリーになり、産業カウンセラー、絵本セラピスト資格取得。
現在、RKCラジオ、高知ケーブルテレビなどでコーナーを担当しながら、内面から変化ができる話し方教室、絵本を使って自分を見つめるワークなどを展開。
地元高校、求職者支援訓練、婚活イベントでも講師を務める。
社会教育委員会、図書館協議会メンバー。2007年6月生まれの男の子のママ
【オフィスeMius HP】http://emius.jp/
【facebook】https://www.facebook.com/miki.sadaoka.5
【ママそら☆こうちを応援してくださるサポートメンバーを募集中です!!】
メンバーの皆さんには、イベント情報をいち早くお届け♡
メンバー限定の情報や先行特典などお得情報もあります。
皆さんで高知の子育てを盛り上げて行きましょう♪
【ママそら☆こうち】Facebookグループはこちら↓
https://www.facebook.com/groups/mamasola.kochi/
★ママそら☆こうち、Facebookページ
https://www.facebook.com/mamasola.kochi/