「野菜の話」〜レシピ編・フルーツトマト〜
- 2014/4/17
- 支部
木曜日にお送りしている、
浜田耕太さんの「野菜ソムリエによる野菜コラム」。
今週は、先週紹介された野菜「フルーツトマト」を使ったレシピを、ご紹介します。
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トマトに含まれる”リコピン”。
このリコピンには血糖値の上昇の抑制、動脈硬化の予防、大腸癌の予防など、幅広い働きを持つ事が知られています。
またお肌の大敵”メラニン”のもととなる物質の抑制にも働くため、美白効果も期待できる魔法の野菜です。
しかしこの”リコピン”、トマトを生で食べた場合、人間の消化機能上、すべてを吸収することはできません。
リコピンは加熱する事で体内への吸収率を最大限にすることができ、また加熱しても損失する事がありません。
リコピンは水に溶けにくく、油に溶けやすい性質を持つため、トマトをオリーブオイルと一緒に加熱する調理法は、リコピンの体への吸収を最大限に高めることができます。
そこで、今回は生で食べることの多いトマトを加熱してリコピンを最大限に吸収できるような、調理法を考えました。
生のトマトももちろん美味しいけれど、加熱すると酸味がとんでより甘く、少し柔らかくなり、とても美味しくなるので、是非試してみてください☆
▲【トマトと卵とスナップえんどうの炒めもの】
①卵をボールに割り、少量のマヨネーズと混ぜあわせてよくかき混ぜる。
②①をオリーブオイルをひいたフライパンで、ゆるいスクランブルエッグにしてお皿にとっておく。
③そのフライパンにスナップえんどうを入れて炒め、鮮やかな色になったらトマトを入れ、軽く塩を振る。
④③に②の卵を入れ軽く合わせたらできあがり!
▲【麻婆トマト】
①油をひいたフライパンにすりおろし生姜、にんにくを炒めて香りが出たら、そこに豚ひき肉を入れ炒める。
②お肉に火が通ったら、醤油、味噌、中華スープの素、塩胡椒で味つけ。そして少し煮込むと麻婆のできあがり。
③②に皮をむいて大きめに切ったトマトを入れてさっと絡めたら、水溶き片栗粉でとろみを付け、みじん切りにした葱を絡めたらできあがり!
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