~ドライスキンブラッシング実践!~ 注目のボディブラッシング美容
こんにちは。美巡セラピスト/国際薬膳師の余慶尚子です。
今週1週間、書かせていただているこのコラム、いよいよ本日が最終回となります。
ということで、残りわずかとなってきたこの1年、私のお仕事のほとんどを占めたと言っても過言ではない、美容&健康メソッドの「ドライスキンブラッシング」についてお話をさせていただきます。
今までお話してきた「巡り」にも深く関係する、皆さんに是非、毎日の習慣として取り入れていただきたい美容メソッドです。
世界的モデルのミランダ・カーやジェニファーアニストン、ミスユニバースの公式栄養コンサルタントだったエリカ・アンギャルさんなどもずっと習慣にしているというニュースが日本でも紹介されはじめ、今年に入って、徐々にですが、広く知られるようになってきました。
「ドライスキンブラッシング」とは何?
簡単に説明すると、専用ブラシで、乾いたお肌をブラッシングする、ボディケアメソッドです。
欧米発の美容メソッドで、専用ブラシで優しくなでるようにブラッシングすることで、リンパと血液の巡りを改善するという効果があります。
すでにこの1週間で、みなさんには「巡り」の大切さを勉強していただいていますが、この効果で、冷え、むくみ、セルライトなどに、絶大な効果を発揮してくれるのです。
やり方は、とっても簡単!ですが、実は、ブラシ選びがたいへんなのです。
日本でも既に何種類かの「ドライスキンブラッシング専用ブラシ」が発売されているのですが、どれも痛かったり、とても高価だったりと、なかなかこれだ!という理想的なものがないんです。
お肌を傷めない程度の刺激と、お肌が気持ちいいと感じるものに出会えるまでがなかなか難しいのです。
「ドライスキンブラッシング」の具体的なお話は、後ほどさせていただくとして、先ずは、私が何故、「ドライスキンブラッシング」と出会ったのかについてご紹介しますね。
月曜日のコラムにて、30代前半に、心身のストレスから初期のウツ症状になり、会社を辞めたことについてお伝えしました。
その後、私はどうしたかというと、環境を変えるために東京を引き上げ、実家がある鹿児島に戻り、ようやく回復へ向かいました。
そして(若干、環境を変えすぎ感も否めませんが)一気にアメリカ、ニューヨークで単身ステイをはじめたのです。
僅か1年間でしたが、そこでの出会いの数々、経験は今の私に大きく作用しています。
その最もたるものが、今でも仲良しのフランス人の友人から教わった「ドライスキンブラッシング」だったのです。
当時の私は、ウツの経験から二度とあの状態に戻りたくない!!という強い思いがあり、カラダにいいと言われるものをすべて実践しました。
アロマテラピー、ホメオパシー、フラワーセラピー、ヨガ、漢方等など、あらゆるものに飛びつき、ある時はスクールに通い、時間とお金を費やしました。
なかでも、フランス人の彼女から教わった「ドライスキンブラッシング」、そして、チャイナタウンで出会った「生薬」。
このふたつの出会いが、私の体を変え、そして進む道までも大きく可能性を広げてくれのでした。
2002年の夏から丸10年以上、私はこの「ドライスキンブラッシング」を習慣としています。
最初の3~4年は、毎日、お風呂上がりに続けていました。
何故、続けられたのかというと、まずはカラダが温まるのが実感できる、3か月くらいでPMS(月経前症候群)がほとんどなくなった、そして、お肌がキレイねと褒められるようになったという点が、大きな理由です。
カラダが温まるのは、皆さんも試した瞬間から実感いただけると思います。
因みに私は20代中盤から、かれこれ、20年近く婦人体温計を習慣としていますが、平均体温が、0.7度も上がりました!
「ドライスキンブラッシング」をはじめとして体の「巡り」を大切にケアした結果が、着実に表れているのです。
もちろん、セルライトもありません。
ではここで、改めて【ドライスキンブラッシング】の効果をまとめてみます。
むくみとり:循環機能の働きを高め、デトックス効果(妊婦でむくみやすい方にもおすすめ)
冷えとり:頑固な冷えを改善、体温アップ
セルライト対策:ダイエット効果、代謝アップ効果
美肌:お肌の再生、ナチュラルピーリング
たるみケア:老化によるたるみの防止。妊娠線、産後の皮膚のたるみの回復
そのほかにも自律神経バランスを調えるので「リラックスできる」「ぐっすり眠れる!」などの声もよく聞きます。
頭痛や肩コリから解放された人もたくさんいます。
また、医療代替療法・免疫力アップ、リンパドレナージュ、乳がん発症の危険度の軽減(Leonard Lichtenfeld, MD from The American Cancer Society)としても私は注目しています。
上記のように様々な嬉しいことがあるのが「ドライスキンブラッシング」ですが、方法も簡単。
専用ブラシで体をなでるだけなので、毎日3分くらいしかかかりません。
回数も1日1回で充分。
流す方向は、リンパの流れに沿って足からスタートしてだんだん上に流していくことが大切です。
行う時間帯は、美肌効果を目的とするのであれば、入浴前に行うのがおすすめ。
また、就寝前に行うと、リンパの働きを良くし、デトックス効果を高めます。
自律神経のバランスも整えるので安眠効果もぐんっと上がりますよ。
とにかくぜひ、一度ドライスキンブラッシングにトライしてもらいたい!と思いますが、冒頭でもお伝えしたように、一番難しいのが、ブラシ選びなんです。
私の講座でも「買ってみたブラシが痛い」「どのブラシが一番いいですか?」という質問を本当にたくさんいただきます。
実際今日本で「ドライスキンブラッシング専用」として販売されているものは海外メーカーのものが多いのですが、ブラシ部分の刺激が強めのものが多く、ブラッシングに慣れて「刺激が足りないな」という段階になった人にはおススメなのですが、初心者の方だと痛いと思う方が多いと思います。
唯一、私が理想的な毛質だと気に入って使っていたブラシ(5000円程度)も、なんと今年発売中止となってしまいました。
それなら、自分で理想的なブラシを作るしかない!と思い、 今回私がトコトンこだわった専用ブラシがついたブラッシングメソッド本 「3分間で冷えとり&むくみとり ボディシェイプリンパブラシ」を作ることになったのです。(11/27発売)
とにかくブラシは、天然馬毛を使用、何回も試作を重ねて、「これだ!!」というデザイン、品質、そして機能を実現することができましたので、ぜひ本屋さんでチェックしてみてください。
「ドライスキンブラッシング」の効果を知っていただき、私が10年以上続け、自信をもっておススメできる美容&健康メソッドをひとりでも多くの皆さまが、習慣としてくれることをとっても楽しみにしております!
ハリウッドセレブも夢中の新メソッド!
注目の美容ブック
「3分間で冷えとり、むくみとり ボディシェイプ リンパブラシ」
著/余慶尚子
ボディを専用ブラシでブラッシングするだけで、毛細リンパと毛細血管を刺激して巡りのいいスッキリボディに! 頑固な冷え、むくみも解消。 ミランダ・カーなどハリウッドセレブも実践する「ボディブラッシング」が簡単に実践できる付録付き美容ムックです。
書籍では、リンパと血液の流れにそって効果的に巡りを高めるためのブラッシング術をパーツごとに掲載。悩み別テクなども。
【特別付録の「リンパブラシ」】
上質な天然馬毛100%に徹底的にこだわって開発した肌に優しい設計。
毛細リンパと毛細血管を気持ちよく刺激できつつ、痛くない絶妙な肌触りになるよう、なんども試作を繰り返しました。背中もしっかりブラッシングできるよう、柄つきの形状なのもポイントです。
柄の部分は、ひとつひとつ手で削りだした、かっさ機能、ツボ押し機能もついています。
1本で3役のリンパブラシです。
【ママそら×角川マガジンズコラボ企画第2弾】
ママ美活☆ドライスキンブラッシング講座
11月29日(金)10:00-12:00
詳細&お申込はこちらをクリックしてください↓↓
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余慶尚子(よけい・なおこ)
広告代理店、外資系企業にて勤務当時に自身が重い体調の不調に悩んだことから、心と体の両面をケアする「巡り」に着目。2007年よりリンパドレナージュサロン「Flow」を主宰。2011年に“気・血・水”をベースにした東洋医学的視点と、リンパや静脈の流れに着目した西洋医学的視点を組み合わせた余慶式「美巡メソッド」を発表。様々なメディア媒体やトリートメントなどを通して、より魅力的なライフスタイルを提案し続けている。また、生活総合情報サイトAll About(オールアバウト)にて記事執筆や美容・健康に関わる商品やサービスなどの企画プロデュースも手掛けるなど、幅広く活動中。
著書に『美巡ブラシエステ』(中央公論新社)がある。
【連載】 All About ボディケアガイド http://allabout.co.jp/gm/gp/1392/
LBR ~Life & Beauty Report http://lbr-japan.com/author/yokei/
【ブログ】 http://blogs.glam.jp/yokeinaoko/
【HP】http://yokeinaoko.manna-heart.jp/
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